「言葉にできる」は武器になる。 の商品レビュー
書くことについて真面目に考えている人に読んで欲しい そっか!がある サクッと読めてアウトプット力を高める 集中読書術 宇都出 雅巳 参考文献より、気になったので図書館で借りて読んでみました。 私は現在、Web運用に興味がありSEOについて調べています。 最小の構成で最大の情報...
書くことについて真面目に考えている人に読んで欲しい そっか!がある サクッと読めてアウトプット力を高める 集中読書術 宇都出 雅巳 参考文献より、気になったので図書館で借りて読んでみました。 私は現在、Web運用に興味がありSEOについて調べています。 最小の構成で最大の情報提供で社会に貢献したい。 Webでの情報公開とSEOを適切に使うことで、それが可能だと考えています。 自分なりにコンテンツを作ってWeb上に公開しても全く検索されないことに、課題だと感じSEOのキーワードを絞ることに重点を置いて考えています。 そうなると文章術や文芸のような、学術や芸術の領域まで移動して捉え直す必要があるなと、感覚的に気づきました。 技術や小手先の便利さに偏っていては、情報としてバランスを崩している感じがどうも気持ち悪くて、芸術の域まで視点や感覚を移動させてようやく腑に落ちました。 私にとってP201こそが、ブレイクスルーのきっかけになった。 『金持ち父さん、貧乏父さん』 著者のローバート・キヨサキさんの例 「話すように書く」ことが有効である。 彼の本はどこか自分に語りかけられているようなやさしい文体で書かれており、本を読んでいると言う感覚よりも、大事なことを教えてもらっているきすらする。 まさにおっしゃる通りだと共感がブワッと湧いた! そっか、小説の中で二人の人が対話している時にこそ、想像が醸造されていくイメージが浮かぶ。 お互いがお互いの存在を認め、想像や考えを重ね合って、対立意見や、別の視点からの見え方、欲望の動機や、向かう方向性、明確にしたり抽象的にして全体から考え直したりして、成長していく。 そういう会話、対話がありありと想像が浮かんでくる。 そっか、私が書きたかった文体、文脈って、対話の中で醸造されていく様を描きたかったんだと気づきました。 おしゃべりするのも好きで、教えるのも好きだった。 誰かに何か教えている時や場面ををイメージすると、それだけで楽しくて想像が浮かんでくる感覚を何度も感じたことがあって、これだ!と感じました。 ----- なんで?それで? と抽象度を高くしたり低くしたりして、考えを行き来できる様にする。 素晴らしい。 ----- そうか、話すように書くと相手を意識しやすいよね。 ぼーっとしてる時に、必ず話を聞いてくれる相手と会話してるイメージに没入してる。 そう、何か教えてるイメージだ。 教えるのが好きなんだ。 そしてそれはフィクションであり小説だ。 芸術つまりartの領域から転用した方法なんだ。 つまりアートの領域にこそ、
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「内なる言葉」と「外に向かう言葉」を区別して、考えているつもり、から脱却する。 上手く話そうとしてスキル偏重になったタイミングの今の自分にとって、示唆がある内容だった。
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「言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないのと同じである。」 めちゃ同意。 話すことにとても苦手意識がある。 大勢の前で感想を不意に求められて、何も話せなくて恥ずかしい思いをしたことから言葉を出す訓練をしている。別の本(ゼロ秒思考)を参考に、毎日、この本でい...
「言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないのと同じである。」 めちゃ同意。 話すことにとても苦手意識がある。 大勢の前で感想を不意に求められて、何も話せなくて恥ずかしい思いをしたことから言葉を出す訓練をしている。別の本(ゼロ秒思考)を参考に、毎日、この本でいう内なる言葉を出すことをしているのだけど、言葉を出すだけで終わっていて、発展、深掘りができずに行き詰まっていた。 それの解決策として参考になりそうなのが、この本の、T字型思考法、視点の拡張、客観的にみる、逆転の発想、複眼思考。 今日から使ってみよう。
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考えることが好きで人と話すことが好きだ。 ずっとそう思っていたが、先日「集中力はいらない」を拝読して、あれ、私なにも考えられてないかも、と思うようになった。考えるとは、そのことでただ単に頭をいっぱいにさせることではなくて、理屈を組み立てたり仮説をたてたりすることだと。本書では、...
考えることが好きで人と話すことが好きだ。 ずっとそう思っていたが、先日「集中力はいらない」を拝読して、あれ、私なにも考えられてないかも、と思うようになった。考えるとは、そのことでただ単に頭をいっぱいにさせることではなくて、理屈を組み立てたり仮説をたてたりすることだと。本書では、著者なりのその方法とそれを以って目的を達成することの大切さが語られていた。 私の、人と話すことが好きというのは、この作品の中に記載されている、「思考を深める作業」を人の手を借りて行っていて、その結果頭に溢れているものを吐き出し、相手に伝わることが嬉しいということなのだと思う。 その作業が1人でできるようになったら、より多くのことを自分の意志だと認識して決断し、行動に移せる、あるいは協力者を得られるようになるような気がした。 自分は1人では何もできないし、ひとが共感してくれるとうれしいし、協働したいと思っている。 言葉にすることは目的ではないが、言葉として発することができることは確かに必須アイテムだなー
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思考の深化なくして、言葉だけを発展させることはできない。 不理解→理解→納得→共感・共鳴 この理解度の差を生み出しているものは何だろうか。 そこには内なる言葉の存在がある。この内なる言葉に、幅や奥行きを持たせることによって得られる言葉の重みがある。 内なる言葉とは、日常のコミュニケーションで用いている言葉とは別ものであり、無意識のうちに頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話することで考えを深めているために用いていることばである。 しかもその言葉とは、論理的な文章であるというわけではなく、単語や文節であり、頭の中で勝手に文脈が保管されているので一貫性があると誤解されている。考えていることを、いざ言葉にして相手に伝えようとするとうまく表現できないことがある。考えているときには、それは理路整然とつながり、説得力のある言葉だと思っているが、いざ言葉にしてみるとうまく伝わらない。 内なる言葉、自分の内なる思いを育てるためには 悲しいことが起きたとき、何を感じているのか。 楽しいことが起きたとき、何を感じているのか。 過去を振り返るとき、何を感じているのか。 未来を思うとき、何を感じているのか。 困難に直面したとき、何を感じているのか。 成功をおさめたとき、何を感じているのか。 仲間が困っているとき、何を感じているのか。 仲間が成功をおさめたとき、何を感じているのか。 人を動かすことはできない。人が動きたくなるようにしたり、自ら進んで動いてしまう空気を創ることしかできない。 そのためには「なにをするのか?」「なぜするのか?」といった基本的な内容だけではなく、「なぜ本気でそう思うのか?」「その結果、どうしたいか?」「なぜあなたを誘うのか?」より具体的な自分の価値観にまで踏み込んでいく必要がある。 まず自分の中にある言葉・考えを書き出してみる。 1)自分の頭の中にある混沌としたうちあんる言葉を一旦頭の外に出す=書き出す。 2)その思考の断片を材料として、考えをさらに拡張させる。 3)あえて逆を考える。他の人だとどう考えるかを想定する。そこに化学反応をもたらせる。 7つのプロセス 1.頭の中にあるものを書き出す。 2.T字型思考法で考えを進める。なぜ?それで?本当に? 3.同じ仲間を分類する。グルーピング 4.足りない箇所に気づき、埋める。 視点の拡張 5.時間をおいて、きちんと寝かせる。客観性の確保 6.真逆を考える。 7.違う人の視点から考える。 複眼思考 内なる言葉は、外に向かう言葉のタネである。 大切なのは、内なる言葉の存在をはっきりと認識し、内なる言葉の語彙力と解像度を上げることである。その上で、外に向かう言葉を鍛える方法を知ることにこそ意味がある。 話すべき内容である自分の思いがあるからこそ、言葉は人の心に響いたり、人の気持ちを動かすことができるようになる。どう書くか、どう言うかではなく、自分の気持ちを把握した上で、自分の意見をどう伝えるか、どう書くか、でなければならない。
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ちゃんと脳内で言語化すればおのずと話すちからはついてくるという話。それまでは概念でしか考えていなかったところがあるので、この視点は有意義であった。でも日常での実践は結構大変。
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コピーライターならではの、心を惹きつける言葉が表紙に書かれてある。筆者曰く、頭の中に浮かぶ「内なる言葉」の断片を紙に書き出してアウトプットする。その後、グルーピングして、浮かんだ言葉を基に「T字型思考法」でなぜ、ほんとうに、それで?と連想と深化させて考えを進める。
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美辞麗句ではなく本能から思ったことをさらけだす。 これが伝わる文章の秘訣。そのためには色んな実体験をして言葉化する習慣を持つ。 具体的なライティングアプローチ方法も書かれていて、実践したい内容だった。 読んで終わりではなく、実践したい。
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“考えたつもり”から脱却する。 図書館で見つけたとき、そのフレーズに惹かれて借りた。 最近、自分の気持ちや考えを相手に正しく伝える事が難しく感じる。 こう言ったらアホだと思われる、とか、 空気読めない発言しちゃったかな、とか そういう自意識過剰な思い込みもあるけど、 それとは別に、立場のある人と話すようになると、ニュースなどの話について、自分の意見がイマイチ薄い…と感じることが多くなった。 自分の意見を育てるための予備知識の積み立てと、自分の感じ方、というものをもっと掘り下げたい。 言葉は思考の上澄みに過ぎない。 →内なる言葉、「伝えたい思い」が根底にないと、口は達者だが内容がない人、考えの浅い人になる。もしくは相手の言葉に反応するように返事をすることしかできず、「この人何も考えてないな」というレッテルを貼られる。 まず ①意見を育てる ★内なる言葉を育てるには? 「こんな時こんな風に感じるのか」 「自分はこういう人間だったのか」 と気づいたこと、感じたことに幅と奥行きを与えること →頭の中から出し、目に見える形にすることができるようにする ★具体的に文字や言葉にできない →「カワイイ」「ヤバい」は便利だが、端的な言葉は自分の心の琴線を鈍らせる。 どういう意味で使ったのか答える、もしくは使わない 映画や本の感想を伝えるとき、どこから話せばいいかわからない。また、ダラダラ話してしまった。 →全体像を完全に理解していない。 →つまりどういうことか、を要約できない。 ②意見を言葉に変換する 「嬉しい」「楽しい」「悲しい」で留めることなく、感情の根源へ踏み込んでいく →アウトプットする。書くことで以下を防ぐ ⇒頭が一杯でよく考えたと誤解する ⇒思考が進んで、最初のことを忘れる ⇒断片的で脈絡もなく、考え散らしている ●T字思考法…「なぜ?」「それで?」「本当に?」を、繰り返す。 「なぜ?」…自分の価値観に迫る質問。 「それで?」…どんな効果があるか、何が言いたいか、本来の目的を思い出し、正しい方向へ考えを進める 「本当に?」…建前だけで考えていないか?本音かを問う。行き詰まった時に試すのが良い。
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文学部出身の人間からすると退屈な内容。著者のように理系出身だったり、言語についてほとんど知識のない人間ならば楽しめるかも。
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