「言葉にできる」は武器になる。 の商品レビュー
言葉にできないは、言葉にできるほど考えていない事と同義である。この問題を解決するための思考法とテクニックを示した本。前半は結局、デザイン思考の話だったので新たな学びが少なく、物足りなさを感じた。一方後半は、コピーライターという職に就く筆者ならではの視点が多く面白かった。本でも語ら...
言葉にできないは、言葉にできるほど考えていない事と同義である。この問題を解決するための思考法とテクニックを示した本。前半は結局、デザイン思考の話だったので新たな学びが少なく、物足りなさを感じた。一方後半は、コピーライターという職に就く筆者ならではの視点が多く面白かった。本でも語られていたように、一般的・抽象的な言葉や事柄に触れた時ではなく、その人ならではのこだわりに触れられた時こそ、心は動くものである。
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考え抜かれた言葉は、人々を導く旗になる 気持ちをはっきりと認識できた時、言葉は自然と強くなる 他者に思いを伝えるのであれば、それだけ本気で考え、信じていなければならない 重みがあって深い言葉を放つ人は 言葉を外に出す前に 言葉を内に向けていて思考が深い 私はよく考えずとりあえ...
考え抜かれた言葉は、人々を導く旗になる 気持ちをはっきりと認識できた時、言葉は自然と強くなる 他者に思いを伝えるのであれば、それだけ本気で考え、信じていなければならない 重みがあって深い言葉を放つ人は 言葉を外に出す前に 言葉を内に向けていて思考が深い 私はよく考えずとりあえずなんか言うクセ あるから必要な時しっかり頭で考えてから言葉を放ちたい 断定する人は強い 自分が行いたいことや、やらせたいことを命令するのではなく、人の心をワクワクさせたり、ときめかせるしかない
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「内なる言葉の解像度を上げる」というのは、現代社会において非常に大事な視点であると感じました。 読んでいて、「本をダシにして、自分の勝手な考えを開発し、育てていく」という梅棹忠夫先生の言葉にも通ずるところがあるなぁと思いました。
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「内なる言葉」と向き合う。頭ではわかっているけどこれがなかなか難しい。何度か読み返して、自分の力にしていきたい一冊。
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誰もが知るCMのキャッチフレーズを作ってる人が書いた作品。 中盤は難しかったので、序盤と終盤を読みました。自分も実践したいと思える取り組みが紹介されていました。
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言葉は思考の上澄み、言葉は道具。意見を育てる 第一章→内なる言葉の存在に気づく 第二章→内なる言葉を磨く 書き出す、把握し、解像度を上げていく 第三章→テクニック 小手先(口先)のテクニックではなく、あくまで第二章までの内なる言葉をいかに効果的に伝えるか、のテクニック 他書にはここだけ書かれた本も多い 考えを広げることと深めることは、似ているように感じるが方向性が真逆である。 広げる→俯瞰的に全体を見渡す 深める→一点に集中する 同じようなことを言っている文章も多いが、それだけ「内なる言葉の解像度をあげる」ことが「思いを伝えること」に繋がるという確信に満ちた本だった。 私は本を書きたいわけではないので、テクニックは参考程度にするが 気持ちを伝えられない、ありきたりな言葉しか浮かばないのは解像度が低い→自分の気持ちを正確に把握できていないためだと分かった。 せっかく浮かんだ内なる言葉を見逃さないように、定期的にメモしたり人と話したりしていきたい。
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とにかく内なる言葉を書き出すと頭がすっきりして、余裕が生まれ、思考を進めることが出来る。A4用紙や付箋が良い。付箋の場合グループ分け出来る。 文章を読むときは、誰もが内なる言葉を使い、音読している。つまり、文章を書いた時は自分の口で読んで違和感がないか、読みやすいかを確認することが大事。 確かにな、と思い流し読み。期待して読み始めたが個人的にあまり新しく得られる情報はなかった。
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「内なる言葉」を高めるために自分の思考を整理することが必要。方法論ではなく、丁寧に自分と向き合うことが必要か。「人を動かす」のではなく「人が動く」
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確かに、という内容。 同じことの繰り返しが多かったので冗長に感じたが、知見があまりない人には良い書き方となっている。
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▼内なる言葉とは、物事を考えたり、感じたりする時に、無意識のうちに頭の中で発している言葉。 人の心を動かすのは、話している人の本気度や使命感。そして、生きる上で感じてきた気持ちが総動員された「体温ある言葉」。 ▼人を動かすためには、この内なる言葉を磨いていかなければならない。鍛...
▼内なる言葉とは、物事を考えたり、感じたりする時に、無意識のうちに頭の中で発している言葉。 人の心を動かすのは、話している人の本気度や使命感。そして、生きる上で感じてきた気持ちが総動員された「体温ある言葉」。 ▼人を動かすためには、この内なる言葉を磨いていかなければならない。鍛えるためには、自分が何を感じたのかを、しっかりと捉えて言葉にしてみること。
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