ラストレシピ の商品レビュー
読み終わってからだいぶ経ってる。 感動の物語。やけどその種類のありきたり感は否めないかも。そういう部分で、テレビマンが書いた小説やってことを聞いて納得してしまったのは失礼なことなのかどうなのか。 とはいえあんまりそんなつもりで読んでなかったからか予想はついてなかった。全然。 不意...
読み終わってからだいぶ経ってる。 感動の物語。やけどその種類のありきたり感は否めないかも。そういう部分で、テレビマンが書いた小説やってことを聞いて納得してしまったのは失礼なことなのかどうなのか。 とはいえあんまりそんなつもりで読んでなかったからか予想はついてなかった。全然。 不意打ちやったから感動できたのもあるかも。 あー映画観たかったのに観てないことを思い出した。
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・きっかけ ホリエモンのメルマガで知った ・好きな言葉 それは人生と一緒です。色んな人と出会った方が人生はより豊かになります。できれば、自分となるべくかけ離れた人と出会った方がいい。その分発見や驚きが広がりますからね。料理も同じことなのです。 包丁は父。鍋は母。食材は友。レシ...
・きっかけ ホリエモンのメルマガで知った ・好きな言葉 それは人生と一緒です。色んな人と出会った方が人生はより豊かになります。できれば、自分となるべくかけ離れた人と出会った方がいい。その分発見や驚きが広がりますからね。料理も同じことなのです。 包丁は父。鍋は母。食材は友。レシピーは哲学。湯気は生きる誇り。できた料理は、君そのもの。それを食すは、君想う人。 ・評価 期待以上。 ・展開 過去の人物と現代を生きる主人公の話しが交差しながらテンポ良く進む。良いところで主人公が変わる。読むのが止まらない。 ・感想 正直予想出来ない展開過ぎた。思わずまじか!!って叫びながら読んでた。どんどん真相が明らかになっていく、ピースが繋がっていく、全く関係ない第三者の登場人物だと思ってたらまさか過ぎて、でも話しはブレてなくて度肝抜かれた。 冒頭の格言が繋がるのか!!
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先に映画観てしまってまだ読んでいない。 プロ意識、絶対に譲れないもの、大切なもの。 何かを得るには何か代償を支払うということ。
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2018/6/7 不穏な感じだったのでまさかそんな美しい結末になるとは思わなかった。 物語ではありそうすぎるサプライズやったのに1mmも考えてなかったよ。そこの親子関係は。 謎の鍋も最後そこに繋げるか!と。 とてもよくできていて驚きました。 中国とか満州国とか大日本帝国とかのキナ臭い話かと思ってたのでいい意味で予想を裏切られて爽快。
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レシピに隠された国家を揺るがす陰謀とは!?みたいな話だと思って読んでしまっていたので、そういう意味では物足りなかった。 謎解きだけじゃない、とてもハートフルなお話で、家族とか人と関わりを誠実にもち生きることの暖かさが描かれている。 最後の方はほんとうに感動して久しぶりに堪えられず...
レシピに隠された国家を揺るがす陰謀とは!?みたいな話だと思って読んでしまっていたので、そういう意味では物足りなかった。 謎解きだけじゃない、とてもハートフルなお話で、家族とか人と関わりを誠実にもち生きることの暖かさが描かれている。 最後の方はほんとうに感動して久しぶりに堪えられず込み上げるような泣き方をした。 映画も見てみたいな。
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最後の最後でそれぞれの善意の思いが伝わって、すべての繋がりが見えてくる。人間、捨てたもんじゃないなって思える物語。誰のために生きるのか、国のためってことは、より多くの人のためってことであって、より多くの人が普通に、欲を言えば少しでもより良くなることを目指すってことで、決して特定の権力者のためではないってことを第二次世界大戦で学んだはず。あやまった戦争の中でも、自分の信じる道を貫いた結果が、今の善意にも繋がったのかな。
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はじめての作家さん。あらすじを読んで、歴史物苦手なんだよなぁと思ったけど、あっという間に物語に入り込んでしまい、スラスラ読めた。 何より登場人物たちが好きだった。レシピで愛情を示した家族。満も続きますように。 最後はちょっと出来過ぎ感あったけど、でも良い結末だった。こんなにスラス...
はじめての作家さん。あらすじを読んで、歴史物苦手なんだよなぁと思ったけど、あっという間に物語に入り込んでしまい、スラスラ読めた。 何より登場人物たちが好きだった。レシピで愛情を示した家族。満も続きますように。 最後はちょっと出来過ぎ感あったけど、でも良い結末だった。こんなにスラスラ読めたの久しぶり。映画も見てみようかな。
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ぁらー! まさかの、すごい良かった。 タイトルやあらすじからは、ほんわかハートフルストーリー的な物を想像していたのに、料理人の一人生というソフトの話なのに、手に汗握るハードボイルド感! 時代設定が秀一だゎ。 実は息子ネタ、嘘ついて逃がしたネタは想像しえた範囲内だったけど、もはやそのレベルでは収まってなかったし。。 しかも、あとがき(解説)読むと、この作者、料理の鉄人のディレクターだったらしい(笑)。いろいろ驚き。
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尾行される主人公、怪しい中国人…過去だけでなく現代でもどこかで血が流れるのではないかとハラハラしましたが、読後感は一変して暖かいものでした。 レシピーという形で愛情を示した不器用な祖父や母の様に、満もまたレシピーという形で「君想う人」に繋いでいってほしいと思います。 そういえ...
尾行される主人公、怪しい中国人…過去だけでなく現代でもどこかで血が流れるのではないかとハラハラしましたが、読後感は一変して暖かいものでした。 レシピーという形で愛情を示した不器用な祖父や母の様に、満もまたレシピーという形で「君想う人」に繋いでいってほしいと思います。 そういえば劉さんの存在が最後薄らいでしまったのが少し残念でした。 お互いの板挟みが終わりましたね、というような会話があっても良かったかな、と思います。
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第二次大戦中、満州の国で生まれた究極の料理レシピを蘇らせるよう依頼を受ける主人公「最期の料理請負人」。 料理ネタの作品になると、グルメそのものの薀蓄に寄ったり、食べ方の描写に寄るものが多いが、かつて一斉を風靡した『料理の鉄人』のテレビディレクターでもあった著者のなせる技により...
第二次大戦中、満州の国で生まれた究極の料理レシピを蘇らせるよう依頼を受ける主人公「最期の料理請負人」。 料理ネタの作品になると、グルメそのものの薀蓄に寄ったり、食べ方の描写に寄るものが多いが、かつて一斉を風靡した『料理の鉄人』のテレビディレクターでもあった著者のなせる技により、おそるべきドラマ性や精神性を帯びた一冊に昇華させている。 使い古された言葉だが、時代に翻弄されたという表現がまさしく。 学生の頃に授業じゃ、この辺りの歴史なんて眠気しかなかったが、満州国のこの時代、実に深い。 華僑、ユダヤ。ビジネス業界を牛耳る二大巨頭はここにも現れる。 読み終わった後、タイトルの意味が非常に味わい深い。 映画にもなっているようだが、観るのはやめよう。 この作品のままで、記憶に留めたい一冊でした。
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