ラストレシピ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
題名から、もう少しフワフワした軽い雰囲気の小説かと思っていたが、なかなかどうしてバランスの良い小説だった。ほどよく史実を追っていて、ほどよく大きな事件が起きて小説然としている。直太朗の失墜ぶりも痛ましかったし、暴力を振るわれていた幸が別れ際にコックの格好をして、愛情を表現した場面なんて、涙が出るくらいいじらしい。95%はうまく収まっているが、湯木の一件だけは「仕方なかった」じゃなく、もう一工夫加えて完全に楊の責任外にしてほしかったなあ。幸と佐々木の親子関係が最後に暴露されるのも、必然性が伴っているところが、ご都合主義っぽくなくてストンと落ちた。単純に、ずっと舞台が満洲だとしても面白そうだったな。
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面白かった。 とても読みやすく、序盤から引き込まれました。 最後の展開は予想していましたが、読みごたえがありました。読後の余韻もよく、とてもうまく展開が描かれている と思います。ほかの作品もぜひ読みたいです。
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映画化されたお話だったのね、知らなかった! 歴史が本当に苦手で歴史物の小説は避けて通って来ていたけれども、これはギリギリセーフ。 麒麟の舌、私も欲しい!
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絶対音感のような舌を持つ、最期の料理請負人の佐々木。がレシピを探すお話。 歴史的な要素も含みながらも 読みやすく、関心を持てた。 クライマックスに向けて明かされる真実は温かくも切なかった、、 謎解きのような展開の中でも やはり戦時の不自由さが悲しいが 読後感はよかった。
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舞台は現在の日本と、それから太平洋戦争前の満州。むかし料理人として活躍した痕跡を、現代の料理人がたどって行こうとする物語。そういう意味ではいつだったかに読んだ「日輪の遺産」に似ているかもしれない。でも話がやや冗長な気もする。
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うおー面白れー。 構成が素晴らしい。よく考えられてるなーと唸ることしきり。 テンポよくて、展開が見事で、焦らせて、ハラハラさせて これぞ小説ってかんじ。 上手いっ。 謎が解き明かされるに従って、本閉じれなくなるの必至。 そしてラストの隠し玉も決まっちゃうし、 もー久々に周りが見...
うおー面白れー。 構成が素晴らしい。よく考えられてるなーと唸ることしきり。 テンポよくて、展開が見事で、焦らせて、ハラハラさせて これぞ小説ってかんじ。 上手いっ。 謎が解き明かされるに従って、本閉じれなくなるの必至。 そしてラストの隠し玉も決まっちゃうし、 もー久々に周りが見えなくなる本でした。 電車内で読むと乗り過ごすので注意。
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原作は面白い!最後は思わず声をあげてしまった! 映画も公開されてましたが、限られた時間に押し込んだ感があり残念でした。
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戦前と現在の絶対味覚をもった料理人。残したものと引き継いだもの。満漢全席を超えるレシピとは。料理への情熱と愛情。素敵な物語でした。
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料理を再現する依頼に応えるために中国満州時代に遡って真実をつきとめる話。ちょうど中国に行って中国料理をいっぱい食べたからより臨場感があった。 戦争と陰謀と料理と再生が絡んだエンターテーメント小説。
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歴史的要素もあっておもしろかったです。 学生時代、社会だとか歴史だとか全然おもしろくなくて大嫌いだったのに。。 こうして物語に織り込まれてくると俄然歴史背景が気になってくるっていう・・(笑) ただダラダラと歴史を伝えるのをやめにして。 物語があって、ではこの時代の背景みたいに教えてくれたらよかったのに、なんて無茶苦茶なことを思ってます(笑) このお話にでてくる満州という国のことだって、知ってるのは『満州事変』というそれが何なのかもわかんない単語だけでしたけど。 本を読んでて気になって自分で調べてみたり。読み進めて行くとその時代背景を垣間見たりできました。 ただ『美味しそう』が伝わる料理小説ではなくて、もっと重たくて歴史を感じる本でした。 時代に翻弄された料理人たちの物語。終盤になって怒涛のように紐解かれて行ったわけですが、終わり方が都合よすぎる気がして☆4評価。 でも充分楽しめる作品でした^^ あとがきもおすすめです♪
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