ラストレシピ の商品レビュー
随分前に購入して本棚に眠っていた一冊です。 最近はビジネス書やエッセイ等しか読んでおらず、 久しぶりの小説でした。 もうとてつもなく面白い! 早く次を読みたいだけど、読み進めると終わってしまうという葛藤に何度陥ったことか! ラストシーンは3回以上読みました。 この本は売らずに大切...
随分前に購入して本棚に眠っていた一冊です。 最近はビジネス書やエッセイ等しか読んでおらず、 久しぶりの小説でした。 もうとてつもなく面白い! 早く次を読みたいだけど、読み進めると終わってしまうという葛藤に何度陥ったことか! ラストシーンは3回以上読みました。 この本は売らずに大切に保管したいと思います。 最後のページに書かれてある大日本帝国食菜全席のメニューは圧巻です。 私の中では2024年のナンバーワンです!
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佐々木充は大戦中につくられたレシピを探して欲しいと依頼された。このレシピは天皇を満洲に受け入れる際に使う予定だった究極の料理のためのもので、終戦の際に行方不明となっているものだった。 レシピを探すというストーリーとレシピをつくった山形直太朗、依頼した楊晴明、充のストーリーがからみ...
佐々木充は大戦中につくられたレシピを探して欲しいと依頼された。このレシピは天皇を満洲に受け入れる際に使う予定だった究極の料理のためのもので、終戦の際に行方不明となっているものだった。 レシピを探すというストーリーとレシピをつくった山形直太朗、依頼した楊晴明、充のストーリーがからみあい、単なるミステリーではない楽しみがあった。
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物語の展開にテンポ感があり、一気に読み込んでしまうぐらい没頭できる作品だった。悲しみ、優しさ、情熱…色んな感情が蠢き、場面展開も多いので、頭を使うストーリーで読み応えがあった。 過去と現在が繋がる所では鳥肌がたった。 また少し時間空けてから読みたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった。料理をどう捉えて、作り振る舞っているのかという描写があたたかく、心地よい気持ちになれる作品だった。 ただ、幸と満が親子なのはくどいと思ってしまった。
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戦時の歴史の知識もつくし、最後の最後に明かされる真実がびっくりの連続で、最後まで飽きることなくずっと面白い!!
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舞台は満洲。中国名が頻繁に出てくるので最初は文字が頭に入ってこず苦戦。 ただ中盤から少しずつ謎が紐解けていき、ページを捲る手が止まらない。ラストは想像以上の真実があり、時代に対する憤りを感じ心が痛んだ。と同時に感動もあり非常に上手くまとまっている。最後一行がとてもカッコよく物語を...
舞台は満洲。中国名が頻繁に出てくるので最初は文字が頭に入ってこず苦戦。 ただ中盤から少しずつ謎が紐解けていき、ページを捲る手が止まらない。ラストは想像以上の真実があり、時代に対する憤りを感じ心が痛んだ。と同時に感動もあり非常に上手くまとまっている。最後一行がとてもカッコよく物語を締めくくっている。
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料理・食べる事が好き、ミステリーが好きどちらにも自分が属するという方は楽しく読めると思う。どちらかだけという人にはちょっと物足りないかも。 いくつか詳しく書かれたレシピは想像するだけで美味しそう!並んだ料理のタイトルは想像をかき立てる。 ミステリーとしてはちょっとご都合主義な感じ...
料理・食べる事が好き、ミステリーが好きどちらにも自分が属するという方は楽しく読めると思う。どちらかだけという人にはちょっと物足りないかも。 いくつか詳しく書かれたレシピは想像するだけで美味しそう!並んだ料理のタイトルは想像をかき立てる。 ミステリーとしてはちょっとご都合主義な感じがある。 冒頭にある言葉はとてもいいと思ったなぁ。
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久しぶりに面白い本に出会えた。料理人や戦争といったテーマに隠れて、愛情や友情の話が上手く織り込まれていて、とても読み応えがあった。別の作品も読んでみるつもりです。
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ニノが映画出る言うけ読んだやつ。面白い。主人公の考え方が変わって成長する様など、感動するところが多かった。
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満州事変直後の時代と現在を行き来するスケールの大きな小説。軍の事情に振り回されながら素晴らしい料理のレシピを作り上げた直太郎。彼の血が後世に繋がって良かった。
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