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ジャッジメント の商品レビュー

3.6

109件のお客様レビュー

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2018/05/26

母親を殺された女性が、後々母親の生きる真の姿と想いに気づくシーンがとても良かった。自分も自分の母親になぞらえて涙がこぼれてきた。

Posted byブクログ

2018/04/14

設定は有り得ないが、単なる復讐を煽るような話しかと思ったが、それぞれの話に人間の心情か語られ、復讐法を受け入れた経緯がよく表現されていた

Posted byブクログ

2018/04/11

連作短編5編 事件事態はありふれたものながら、復讐するかどうかの心理葛藤を描いていて,読みながら考えさせられた.怖い問題提議です.特に子供が自分の心の闇を見つめて自らを裁くのにはただ悲しいだけでなくやりきれない気持ちになりました.

Posted byブクログ

2018/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 少しネタバレ。  目には目を、歯には歯を。ハンムラビ法典のように、加害者を、被害者と同じ方法で、被害者の遺族が加害者を殺すことができる、復讐法。  占い師の章はモヤモヤ。勧善懲悪とは言わたいけど言ったもん勝ちじゃん……。占い師生きてるし……そこは遺族の別の人にスライドして、とか、なってほしかったなあ。それなら、もう、絶望しかないじゃない?w

Posted byブクログ

2018/03/15

ドーーーーーーーーーーーン!!! やられた…ずっと読みながらずっと考えさせらる… 嫁さんのオススメですが、こんなの読んでたんだ…嫁深い 大切な人が殺された時あなたは『復讐法』を選びますか? 大切な人を殺されたいものは言う。 「復讐してやりたい」と 凶悪なら事件が起きると人は言...

ドーーーーーーーーーーーン!!! やられた…ずっと読みながらずっと考えさせらる… 嫁さんのオススメですが、こんなの読んでたんだ…嫁深い 大切な人が殺された時あなたは『復讐法』を選びますか? 大切な人を殺されたいものは言う。 「復讐してやりたい」と 凶悪なら事件が起きると人は言う。 「同じ目にあわせてやりたい」と 時折出てくる「復讐法」反対派のデモのシーンがいつも「大切な人を殺されても、反対と声高に叫べますか?」と問いかけるように出てくるのが、わざとなのかずっと頭にリフレインされる。 おススメです!!

Posted byブクログ

2018/02/17

誰かの悪意が何かを壊し、壊された者はその怒りを他の誰かに向ける。この世界は皆どこかで繋がっているのかもしれない。ひとつのジャッジが遠くの誰かに及ぼす影響。計り知れない影響。世の中を危ういバランスで動かしているのは、そんな冷静で弱々しいジャッジの積み重ね。そんな気がした。

Posted byブクログ

2018/02/12

大切な人を殺されたら・・・ きっと「復讐したい」「同じ目にあわせてやりたい」と思うに違いない。 その連鎖の悲惨さを知っていたとしても。。。 犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。 目には目を歯には歯をという―「復讐法」 この法律は果たして被害者とその家族を救えるのか...

大切な人を殺されたら・・・ きっと「復讐したい」「同じ目にあわせてやりたい」と思うに違いない。 その連鎖の悲惨さを知っていたとしても。。。 犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。 目には目を歯には歯をという―「復讐法」 この法律は果たして被害者とその家族を救えるのか? たいして期待しないで読んでみたのですが(失礼な奴!)、非常に良かったです。 心理描写など、もっともっと突っ込んで書いて欲しかった感はあるけれど、また別のかたちで鳥谷文乃と出会いたいなぁ。。。

Posted byブクログ

2018/01/23

内容(「BOOK」データベースより) 大切な人を殺された者は言う。「復讐してやりたい」と。凶悪な事件が起きると人は言う。「同じ目にあわせてやりたい」と。犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。目には目を歯には歯を―。この法律は果たして被害者とその家族を救えるのだろうか!...

内容(「BOOK」データベースより) 大切な人を殺された者は言う。「復讐してやりたい」と。凶悪な事件が起きると人は言う。「同じ目にあわせてやりたい」と。犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。目には目を歯には歯を―。この法律は果たして被害者とその家族を救えるのだろうか!?第33回小説推理新人賞受賞。大型新人が世に問う、衝撃のデビュー作!! もしも自分の家族が残忍な殺され方をしたらどうするか。それはいつの時代も変わらず大きなテーマです。昔は仇討や復讐はそれほど特殊ではなかったと思いますが、今のこの法治国家時代ではそんなことしたら殺人者として裁かれて、親類縁者に迄迷惑掛ける事を考えると、とてもじゃないけれど出来ないというのが実情でしょう。事件があるそのたびに何故被害者がやり返してはいけないのかという怒りが沸くのを感じます。 この本はそんな復讐を国家が法として認める本です。かなり荒唐無稽だし、復讐者を実名報道したり、復讐者の安全が蔑ろだったりするので、実際にこんな法律が有ったとしてももうちょっとがっちりしたものになるのではないかと思います。無いですけどね。 皆復讐を選ぶか既存の法で裁いてもらうか悩みます。そりゃそうですよ自分が人を殺さなければならないんですから。でももし自分の家族が殺されて自分にその権利が有るなら必ず復讐すると思います。 ちなみに本としてはぼちぼちです。

Posted byブクログ

2018/01/11

気になってた作品だった。 復讐を合法的に認める世の中になると、この本の世界のようになるのか… 大切な人を無慈悲になくしたことがない私には、想像できない部分もあった。 心情的には復讐を果たしたいと思うのだろうが、自分の手で、本当に復讐できるものなのだろうか…

Posted byブクログ

2018/01/01

『復讐法』は犯罪者から受けた被害内容と同じ事を合法的に刑罰として執行できる法律をしかし、自らの手で行う! その時は憎しみを抱いたとしても、その後どうなるのだろう…複雑

Posted byブクログ