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生きるぼくら の商品レビュー

4.2

737件のお客様レビュー

  1. 5つ

    299

  2. 4つ

    253

  3. 3つ

    119

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/01/27

朝起きて通勤し、働き、友達と遊んで、帰宅する。 日常を送っているとつい忘れてしまう生きているということを改めて感じさせてくれる作品でした。 多くの人に支えられながら生きている。 ついつい忘れてしまう周りの人への感謝、また親への感謝を大切にしていきたい、携帯ばかりじゃなくて心のふれ...

朝起きて通勤し、働き、友達と遊んで、帰宅する。 日常を送っているとつい忘れてしまう生きているということを改めて感じさせてくれる作品でした。 多くの人に支えられながら生きている。 ついつい忘れてしまう周りの人への感謝、また親への感謝を大切にしていきたい、携帯ばかりじゃなくて心のふれあいを大切にしたい、そう思って過ごしていきたいと感じました。

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2024/01/26

もちろん面白かったけど、マハさんはやっぱり芸術系が好きだなぁ。 本日はお日柄もよくが好きだったので同じように読めるかなと思ったけども、なんだかうまく行きすぎなお話のように見えて、実際はそんなことないよなぁと思いながら読んでしまった。認知症になりつつある祖母を持つ立場として。でも確...

もちろん面白かったけど、マハさんはやっぱり芸術系が好きだなぁ。 本日はお日柄もよくが好きだったので同じように読めるかなと思ったけども、なんだかうまく行きすぎなお話のように見えて、実際はそんなことないよなぁと思いながら読んでしまった。認知症になりつつある祖母を持つ立場として。でも確かに、昨日は私のことを覚えてなかったのに、今日は名前を呼んで話してくれたりする日もあるから、ふっと何かを思い出して、生きるちからを取り戻すこともあるんよね。 「僕と頭の中の落書きたち」という映画を見た後だったので、若い子達の近くにいかに「いい大人」がいるかは本人たちの人生をとても左右すると思った。わたしはその大人側に明らかに近づきつつある。たくさんの知見を持って、そうなれるよう努めたい

Posted byブクログ

2024/01/24
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人生も辛かったんだろうけど、まずはその人生をほっぽり出した母ちゃんに拍手を送りたいよ。よくそんな決断を下した、普通出来ない。重傷を負った愛する我が子の何もかもをほっぽり出して出ていくなんて。すぐ志乃さんに甘えられたことや、勝ち気で癖アリのつぼみにも打ち解けていくことが出来た人生は潜在的にコミュニケーションスキルが高かったんだろう。ベテランや匠にも必ず最初の日があった。背中を押すおばあちゃんはおおらかで強く優しかった。

Posted byブクログ

2024/01/23
  • ネタバレ

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教採の過去問で出題されたあと、ずっと気になってたから読めてよかった お米作りには手間と真心がたくさん込められていることが改めてわかった

Posted byブクログ

2024/01/21

カフェで涙を堪えながら読み終えました。 おばあちゃんに会いたくなった。会えるうちに沢山会いに行って一緒にご飯を食べたい。そしてお母さんの作った美味しいおにぎりが食べたい。

Posted byブクログ

2024/01/15
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感想 面白かった。続編書いて欲しいくらい続きが気になる。 色々な人に支えられて、生きているということがヒシヒシと伝わってくる。農村部における問題、介護色々なテーマについて読みながら考える。 お母さんは米が出来るまで連絡しないのはちょっと引っ張りすぎじゃない? あらすじ 麻生人生はいじめが原因で引きこもりになった24歳。ある日、母親が人生を支えることに疲れたと言って、家出する。母親の残した手紙に同封されていた手紙に、離婚した父方のマーサばあちゃんからの手紙を発見する。そこには余命いくばくもないと書かれており、人生は蓼科のマーサばあちゃんに会いに行く決意をする。 ばあちゃんの家に着いた人生はばあちゃんが認知症になっていたことにショックを受ける。また、そこにはマーサばあちゃんの孫というつぼみがいた。彼女は父親が再婚した相手の連れ子で、人生のどん底にあるところで、ばあちゃんから手紙を受け取り、駆けつけて、それ以来一緒に暮らしているという。 人生は気持ちを入れ替えてばあちゃんと一緒に暮らすことにする。清掃会社でバイトをしながら、つぼみと一緒にばあちゃんが諦めていた自然農法の米作りをすることに。米作りを決断した日、ばあちゃんの認知症が急激に進み、呆けてしまうように。人生とつぼみは役割分担を決めて、必死にばあちゃんを支える。 米作りが進むにつれて、作業は大変になったが、周りの人の支えもありなんとかこなしていく。ある日、ばあちゃんが行方不明になり、思い出の湖でばあちゃんを発見する。その後、認知症の症状が回復する。 いよいよ米の刈り入れを行い、みんなで新米を食す。米作りを成し遂げたことで自信を取り戻し、母親に連絡する。久しぶりの母親に自分が作った米を食べてもらうために東京の家へと帰る。

Posted byブクログ

2024/01/14
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米作り体験したい ふかふかの炊き立てご飯食べたい コンビニのおにぎり暫くいらない 田舎を持っていること 幼少期の祖父母に対する気持ちを自分と重ねた そうではない点でもこのストーリーの中に 誰しもが自分と重ねる部分があるのかなーとか思ったり 認知症や介護の現実、いざ当事者になったとき 今の自分が保てるかなーも考えた 誰しも初めてがあるから、今が初めてになればいい って言葉がすごく好き 自分を奮い立たせる、もしくは誰かを後押ししてあげられる良い言葉!

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2024/01/14

人生にはマイナスも、プラスもある。ですけど、逆に言えば、その人の行動次第で、プラスに変えていける素敵さが人生にあるということを教えてくれるんですよね。  ここには痴呆症のおばあさんが出てきますし、引きこもりの青年も出てきます。皆、何かしら抱えているものがあって、それが互いに出会...

人生にはマイナスも、プラスもある。ですけど、逆に言えば、その人の行動次第で、プラスに変えていける素敵さが人生にあるということを教えてくれるんですよね。  ここには痴呆症のおばあさんが出てきますし、引きこもりの青年も出てきます。皆、何かしら抱えているものがあって、それが互いに出会い、思いやりを持つことで、お互いがプラスの作用をもたらして、絶望的に暗くなった人生を明るくしていくんです。  不思議なことなんだけど、それを教えてくれるのはその主人公たちに愛情を注いだ親の存在です。でも、それはステレオタイプで語られる家族の姿ではなく、複雑な関係性があります。  でも、何が子供の心を救ったかといえば、愛情。それに尽きるのであり、好転させていくんです。  だから思うんですよ。たとえどんな状況に置かれても、大事な人への思いを忘れずにいよう。それは必ず、その人自身にとってもいい巡り合わせや、幸せと思える人生を引き寄せるのだなと。

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2024/01/08

自然と、米と、人間と。みんなひっくるめて、生きるぼくら。 自然に備わっている生き物としての本能、その力を信じること。 生きる力、生きることをやめない力を信じること。 だから、文明の利器はできるだけ使わずに、お米につき合う。使うのは、人の手だけ。 なぜなら、人の手は生き物の手。 人...

自然と、米と、人間と。みんなひっくるめて、生きるぼくら。 自然に備わっている生き物としての本能、その力を信じること。 生きる力、生きることをやめない力を信じること。 だから、文明の利器はできるだけ使わずに、お米につき合う。使うのは、人の手だけ。 なぜなら、人の手は生き物の手。 人の力は、自然の力の一部だから。 米作りを通しての心温まるストーリーと思って読んでみた。 それは間違いなかったけれど、いじめ、引きこもり、介護など社会の様々な問題が取り上げられていた。 自分が介護する側になったときに、もう一回読もう。 「ショックなのはわかるけど、うつむくのは今、この瞬間で終わりにしなさい。まず、とにかく顔をあげなさい」 志乃さんが主人公人生にかけたこの言葉が刺さった。

Posted byブクログ

2024/01/07

心がほっこりとした イジメの描写は切なかったが、その後の家族の温かみが余計感じられた 美味しいお米が食べたくなった

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