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ジヴェルニーの食卓 の商品レビュー

4

418件のお客様レビュー

  1. 5つ

    98

  2. 4つ

    181

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/11/30

短編小説 印象派の画家たちの過ごした日々が目に浮かぶような作品でした 作品の良さを引き立ててくれる本です またマティスの教会行きたいな

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2020/11/28

実在する作家の夢小説だと感じた(オタク) 美術にはそこそこ詳しいけど名前と年代の一致が難しいな〜と思っていたのでなかなか痒い所に手が届くいい本だと思う。 絵しか知りえない作家の人生の部分を近しく感じられるという点で、こういう小説もいいなぁ。

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2020/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集なのがもったない!もっともっと深く深く知りたいと思ってしまい芸術家達を自分で調べればいいものをやっぱり原田マハさんの視点で自分の中に芸術家達の想いや情熱を感じたくなる。 フィクションとは思えない 1うつくしい墓 アンリ・マティス 親愛なるマダム あなたが私に贈ってくださったのは、マグノリアですか、それともマリアですか? 欲張りな私は両方いただくことにしましょう                 H.Matisse

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2020/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うつくしい墓  マティスとピカソをお手伝いさんが エトワール  ドガのお話だけど思い出せない ダンギー爺さん  セザンヌとダンギー爺さんの交流をダンギー爺さんの娘が ジルヴェルニーの食卓  モネの生活を義理の娘が 女性の視点で描いたお話し。

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2020/11/14

文章がまるで印象派の絵画のようで、鮮やかで暖かくて心地よかった!巨匠たちの傑作の裏に色んな人の支えや苦悩があったことを、リアルに想像するのを助けてくれる感じ。次に印象派の絵画見るときに感じ方が深まりそう。

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2020/11/12

原田先生の感性の豊かさによって目に映るようなお邸や食事の温かさの情景、気概に満ちた画廊と画家。そして敬愛の想いが伝わってくるような小説でした✨ 色彩が目に浮かぶような表現に心踊らされました

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2020/10/29

2020.10.29 マティス、ドガ、セザンヌ、モネを間近で支える(見守る)女性たちの短編集。 全編好きだけど、表題のジヴェルニーの食卓が特に好き。すごく暖かい気持ちになる。 そしてアリスやブランシュの作る料理のいい香りが読んでいても伝わってくる。笑 モネの作品を観る目が変わ...

2020.10.29 マティス、ドガ、セザンヌ、モネを間近で支える(見守る)女性たちの短編集。 全編好きだけど、表題のジヴェルニーの食卓が特に好き。すごく暖かい気持ちになる。 そしてアリスやブランシュの作る料理のいい香りが読んでいても伝わってくる。笑 モネの作品を観る目が変わる。 大変素敵な作品でした。

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2020/10/25

また良い本を読了しました。 "たゆたえども沈まず"ではゴッホや周りの人々の心情を想い、愛しくて悔しくて号泣し、 "ジヴェルニーの食卓"では幾つかの静かな温かさに包まれてほんわかと泣きました。 短編集なので、とても読みやすい...

また良い本を読了しました。 "たゆたえども沈まず"ではゴッホや周りの人々の心情を想い、愛しくて悔しくて号泣し、 "ジヴェルニーの食卓"では幾つかの静かな温かさに包まれてほんわかと泣きました。 短編集なので、とても読みやすいと思います。

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2020/10/25

印象派の画家を傍で見守ってきた女性たちの短編集。画家本人に焦点は当たらず、ただ傍らから見守ってきた女性たちが語る印象によってくっきりとその姿を立ち昇る描写は、印象派絵画的。温かい視線で綴られる芸術への崇拝と画家への深い敬愛が伝わってきて気持ちが温かくなった。

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2020/10/18

マティス、エドガー、セザンヌ、モネ。 印象派の巨匠である4人の画家たちの4つの物語。 語り手は、使用人であったり、付き合いのあった画商の娘だったり、同士である女流画家だったり、義理の娘だったり。 それぞれの画家が芸術と向き合う姿が、彼女たちの視点を通して...

マティス、エドガー、セザンヌ、モネ。 印象派の巨匠である4人の画家たちの4つの物語。 語り手は、使用人であったり、付き合いのあった画商の娘だったり、同士である女流画家だったり、義理の娘だったり。 それぞれの画家が芸術と向き合う姿が、彼女たちの視点を通して描かれる。 私は「ジヴェルニーの食卓」が好きだな。 モネが生涯のテーマとして描き続けた「睡蓮」の広がるあの庭園を私も見てみたい、と思った。 息を呑むほどの美しさなんだろうな。 「ジヴェルニーの食卓」の語り手は、モネと同居する彼の義理の娘が務める。 55歳となった彼女が、子供の頃にモネと出会い、小さな助手として彼の絵を見続け、そして自分の母親と恋に落ちて再婚する、といった回想シーンも描かれる。 wikiで調べたところ、こちらはどうやら事実のようだ。 マハさんは、様々な文献を読み解いて、フィクションの物語を紡ぎだしたのだろう。 文章なんだけど、それぞれの絵の描写も丁寧で、また庭園やセーヌ川、芸術家たちが暮らしたその風景も美しく頭の中でイメージできた。 マハさんの真骨頂だね。 本当にアートが好きなんだな。 芸術が好きで、芸術家たちへの尊敬の念が伝わって来る一冊でした。 久々に私も美術館に行きたくなった。 平日に有休を取り、空いている時間に行こう。 美術って良いよね。

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