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ジヴェルニーの食卓 の商品レビュー

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418件のお客様レビュー

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2022/05/30

ひとつひとつの物語が丁寧で、本当に分かりやすい。まるで、自分がその世界にいるような感じになれます。もっともっとモネが大好きになりました◎読み行ってしまうくらい素敵な作品でした。

Posted byブクログ

2022/05/15

読書好きの人にオススメしたら、「お上品すぎて合わなかった」と言われてしまいました。 稀代の画家たちの葛藤や苦悩、人間らしさが垣間見えて、まるで自分がその空間に居合わせたような感覚を覚えました。 リアリティ溢れるこの作品、私は好きです。

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2022/06/09

この眼差しを持った者は有名、無名さまざまだが、皆芸術を愛し、また「巨匠たち」のそばにいてその奥深さやあるときは恐ろしさも知っている。しかし彼らは「巨匠たち」に比べれば平凡なので、彼らを知りつくしてはいない。この眼差したちは、運命によっては私たちと替わり得たかもしれない立場にあって...

この眼差しを持った者は有名、無名さまざまだが、皆芸術を愛し、また「巨匠たち」のそばにいてその奥深さやあるときは恐ろしさも知っている。しかし彼らは「巨匠たち」に比べれば平凡なので、彼らを知りつくしてはいない。この眼差したちは、運命によっては私たちと替わり得たかもしれない立場にあって、強い憧れをもって芸術家を眺めている。彼らは私たちにわかる言葉で語り、語ることで芸術とは何かを伝えようとする。

Posted byブクログ

2022/05/02

隅々まで言葉が綺麗すぎて圧巻。フィクションだとしても、この本の中で間違いなく登場人物たちは生きていて、本当にマティスやセザンヌの人生を傍らで見た気分になった。短編とは思えないくらいのリアルさと立体感で、めちゃくちゃ満ち足りた気持ち。

Posted byブクログ

2022/04/25

マハさんの美術小説はいつも私をその時代に連れて行ってくれる。マティスやモネたちと同じ時間を過ごしているような気持ちになる。 学生時代にこんな小説を読んでいたら、美術の授業や社会学習の美術館めぐりももっと楽しめたのかな〜

Posted byブクログ

2022/04/15

アートに興味を持ち始めたので、まずは馴染みのある作家さんの巨匠たちを題材にした小説を。 天才と言われた芸術家たちの生活をイメージすることができた。私たち一般人と共通する部分もあるんだなぁと。

Posted byブクログ

2022/04/13

原田マハさんの作品でモネの庭へ行くシーンを何かの本を読んだんだけど、記憶にない。『楽園のカンバス』あたりではないかと推測するが、記憶にない。モネの庭が素晴らしいのをまた読むことになるとは。これじゃあ、どうしようか迷っていた『モネの足跡』も予約いれないとなぁ笑 さて、この本では著名...

原田マハさんの作品でモネの庭へ行くシーンを何かの本を読んだんだけど、記憶にない。『楽園のカンバス』あたりではないかと推測するが、記憶にない。モネの庭が素晴らしいのをまた読むことになるとは。これじゃあ、どうしようか迷っていた『モネの足跡』も予約いれないとなぁ笑 さて、この本では著名の画家よりはその周りの人々にスポットが当てられており、巨匠のそばに仕えた人たちの軌跡の物語が綴られている。原田マハさんらしい本当かどうかはさておき実にうまい解釈で当時の様子を細かく書かれているのは読んでいて楽しい。手紙調やインタビュー調で語られているので小説としてはどうかというのはあるが美術好きなら読んでも興味深いと思う。単なる小説好きの人には物足りなさを感じるだろう。この人の本は、本に出てくるタイトルをネットで調べながら読むと絵画展に行ってきたような感覚になれるので自宅で絵画鑑賞を楽しむつもりで読んでみてください。

Posted byブクログ

2022/04/09

何回もその光景を想像したいような、今まで感じた瞬間をこうやって言葉にしたかったんだ、って思えるような出逢えて良かった言葉が溢れていた。

Posted byブクログ

2022/04/05

マティス、ドガ、セザンヌ、モネの4人の巨匠を、身近な周囲の人物の視点で描く4つの物語の短編集。 周囲の人々の物語が、そのそばにいる巨匠を浮かび上がらせるような小説。 権威ある成功者としてだけ描かれるのではない。借金に苦しみ、気力の衰えを感じ、喧嘩もする。芸術家といえども1人の人間...

マティス、ドガ、セザンヌ、モネの4人の巨匠を、身近な周囲の人物の視点で描く4つの物語の短編集。 周囲の人々の物語が、そのそばにいる巨匠を浮かび上がらせるような小説。 権威ある成功者としてだけ描かれるのではない。借金に苦しみ、気力の衰えを感じ、喧嘩もする。芸術家といえども1人の人間であることを感じ、親しみが持てる物語が多かった。 単に作品だけでなく、その時代や芸術家の人物像を知りたい方におすすめ。この物語を読んだ後には、作中に登場する作品の見え方が必ず変わると思う。美術専門書の解説だけではなく、このような小説も、芸術作品の深みを出すのだと思う。

Posted byブクログ

2022/04/02

美術系すぎてちょっとついていけなかった〜 マハさんの本のわりには、ちょっと微妙だったな どこまで事実でどこまで物語なのかがわかんない

Posted byブクログ