舟を編む の商品レビュー
辞書を作る。まったく考えたことのない世界。 ひたすら真面目に、ひたすらじっくりと、ひたすら地道に生きる人々。生きざまがすごく、キラキラしていた!こんな仕事をしてみたいと思った! あとでドラマも見た。なおさら、また読み直したくなった。
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この本がきっかけで私は小説を読むようになりました。 登場人物それぞれに魅力があり、悩みがあり、、、 何か一つのことに人生を捧げる者たちのお話、元気をもらう部分もありました。 自分のことを必要としている人もいるかもしれないと考えさせてくれる作品でした。
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まじめさんこと馬締光也は辞書編集部の荒木に見出され、新しい辞書「大渡海」の完成に向け、同僚たちととともに、辞書の編纂に邁進して行く。 言葉はいろんな意味がある。 「愛」という意味や「男」「女」の説明などすごく奥が深いと感じた。 たくさんの辞書が各出版社から出されているが、独自性を...
まじめさんこと馬締光也は辞書編集部の荒木に見出され、新しい辞書「大渡海」の完成に向け、同僚たちととともに、辞書の編纂に邁進して行く。 言葉はいろんな意味がある。 「愛」という意味や「男」「女」の説明などすごく奥が深いと感じた。 たくさんの辞書が各出版社から出されているが、独自性を持って言葉の意味を比較して独自性を出す。ページ数も考え字数の削減も必要。どの言葉を載せてどの言葉は載せないなどの判断や葛藤など10年以上の歳月を掛けて編纂に携わる主人公や同僚が描かれ読み出したらその世界にはまり込んでしまった。 2024年9月15日読了。
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死んだ後も残る言葉を紡ぐこと、それに一心に情熱を傾ける人の生き様に熱い気持ちになった。 たぶん、私は西岡さんの生き方しかできないが、途中から真摯な努力をする人を敵わないと思いつつ、陰ながら応援している姿も感銘を覚えてた。
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紙の辞書ならではの厚みや大きさ、印刷された文字の宇宙の全てが愛おしくなる本でした。 思い入れのある「日本国語大辞典」が何度か登場したのも嬉しかったです。
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普通に過ごしていたら多分一生知りえない辞書がどうやって作られているかを知れて、やっぱり本は知らない世界を知れるから良いなぁと思った
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私が読書を好きな理由が詰まってた。普通に生きてたら多分辞書自体にも、辞書を作る過程にも興味を示すことはなかったと思う。こうやって本を通して異文化に触れる、新しい領域を知る瞬間が好き。辞書に興味をもったし、あんな何年もかかるなんて、一種の尊敬さえ生まれた。作家さんが長い間かけてイン...
私が読書を好きな理由が詰まってた。普通に生きてたら多分辞書自体にも、辞書を作る過程にも興味を示すことはなかったと思う。こうやって本を通して異文化に触れる、新しい領域を知る瞬間が好き。辞書に興味をもったし、あんな何年もかかるなんて、一種の尊敬さえ生まれた。作家さんが長い間かけてインタビューや探求したであろう内容を共有させてもらって、楽しい物語に変えてもらって、いろんなことを学べた!
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辞書ってこんなに奥が深いんだ。そう思うと同時に、登場人物各々の辞書への情熱を描く文章でありながら読みやすいのがすごいと思った。 また、恋愛の部分も私の好きな内容だった。 努力を怠ってはいけない、目先のことに囚われてはいけない、長い目で物事を捉えなければと思わされた本でした。ただ、...
辞書ってこんなに奥が深いんだ。そう思うと同時に、登場人物各々の辞書への情熱を描く文章でありながら読みやすいのがすごいと思った。 また、恋愛の部分も私の好きな内容だった。 努力を怠ってはいけない、目先のことに囚われてはいけない、長い目で物事を捉えなければと思わされた本でした。ただ、2回目は読まなくてもいいかなと個人的には思ったので星4つにしました。
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一気に読んでしまう没入感が高い小説でした。様々な人が関わり合って作られていく辞書。その作成の中での人間模様を垣間見ることができました。
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こんなに没頭して打ち込めることがあるのは羨ましい。「言葉を正しく使うと相手に伝わる」これがなかなか難しい… 淡々としていて静かにストーリーが流れていく感じでした。辞書作りについても興味をひかれました。
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