舟を編む の商品レビュー
登場人物全員、本当にいるような気が読んでてした。思ってること上手く伝えられないもどかしさとか、相手のこと好きだけど羨ましく、嫉妬しちゃう部分があったりするとことか、全員人だった。本を読んでるけど映像化できるような、、。辞書の言葉はたくさんの人が考え、選択し、作られてるんだな思った...
登場人物全員、本当にいるような気が読んでてした。思ってること上手く伝えられないもどかしさとか、相手のこと好きだけど羨ましく、嫉妬しちゃう部分があったりするとことか、全員人だった。本を読んでるけど映像化できるような、、。辞書の言葉はたくさんの人が考え、選択し、作られてるんだな思ったし日本語の難しさと美しさを再認識した。
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辞書を作る話のなかでの人間模様 登場人物が特徴的ですが、実在してるのでは思ってしまって、感情移入してしまいました。 辞書を手に取って眺めようと思いました。 馬締の恋文は、笑ってしまった。 楽しめる本です。
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言葉があるから他人に想いを伝えたり、何かを分かち合ったりできるんだなあと、当たり前のことをしみじみ感じました。であれば意味を正しく理解したり、より的確でセンスのあるものを使えるようにならた方がステキなので、日々自分の言葉を見つめたり、新しい言葉を学ぶ機会を得たいと思いました。
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辞書も本と同じように人が考えぬいた言葉で出来ているんだなぁってあらためて思った。今はなんでもスマホで調べちゃうので普段辞書のことなど考えてもいなかったし。 久々に家にある辞書でも手に取ってみようかなという気持ちになった。
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辞書なんて今まで意識した事がなかった。 読み終わった後から、目に見える一つ一つの物が本作の辞書のように誰かの願い. 情熱. 無念. 繋がりが詰まっていると思うと目に見えぬ温もりを感じる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
辞書を作る大変さ、色々な人の想いが詰まっていてとても面白かった。 辞書完成させるのに何年もかかるし、完成しても改定作業がある。辞書作りに終わりはない。 大渡海という辞書を本当に買おうと思って探したら存在しないことを知って少し残念。 辞書によって個性があるから自分に合った辞書を見つけるのも面白そう。 辞書編集部の人の解説もよかった。
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辞書作り楽しそうだなぁ。 言葉にどう枠組みを与え、どの分類に置くかを考える、こういうのたまらない。 冒頭、馬締さんが「右」の説明を求められたとき、方向か思想かの確認、さらには左心臓まで考慮して答えるシーンは、これが辞書作りの醍醐味なのだろうというのが一発で伝わる名場面ですよね。 ...
辞書作り楽しそうだなぁ。 言葉にどう枠組みを与え、どの分類に置くかを考える、こういうのたまらない。 冒頭、馬締さんが「右」の説明を求められたとき、方向か思想かの確認、さらには左心臓まで考慮して答えるシーンは、これが辞書作りの醍醐味なのだろうというのが一発で伝わる名場面ですよね。 また、辞書は完成しない、どこかで折り合いをつけて世に問わなければならないという、仕事の現実も垣間見え、共感と納得の連続です。
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試験も終わったから久々の読書解禁 星5つけちゃう 展開が淡々とし過ぎてるって感じるところもあったけどそれが良かったんかもしれん 「言葉」に向き合うその姿 辞書作りなんてだれも知らない世界どうやってあんな作品作れるんやと感服 難しい言葉使ってみたくなる笑
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さすが本屋大賞、とても良かった! 1つの辞書の編纂に臨む、15年の月日の物語。 辞書編集に携わる4人の目線でストーリーが語られる。 それぞれに不安定で不完全なキャラクターが、 情熱や誇りを持って辞書編纂に向き合っていく。 それぞれが不器用ながら等身大で優しく、愛おしい。 読...
さすが本屋大賞、とても良かった! 1つの辞書の編纂に臨む、15年の月日の物語。 辞書編集に携わる4人の目線でストーリーが語られる。 それぞれに不安定で不完全なキャラクターが、 情熱や誇りを持って辞書編纂に向き合っていく。 それぞれが不器用ながら等身大で優しく、愛おしい。 読者は、自然とその誰かに自分を投影するだろう。 そして、読了する頃には、 あたかも辞書編纂の一員になったように、 達成感や虚脱感を覚えている。 それが、この本の魅力であり不思議なのだと感じた。 心温まる一冊であるとともに、 仕事への熱量を受け取ることができる。 仕事へのプライド、没頭感、「まじめ」に打ち込むことっていいなと感じた一冊。
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辞書編纂を通じて成長していく編集部員の姿や、辞書にかける熱い想いに感動した。 登場人物のキャラクターがみんな魅力的。 こんな人たちと仕事をしたら楽しいだろうと思った。 子どもの頃は知らない言葉に出会うと、ワクワクしながら辞書で調べていたのに、最近では「だいたいこんな意味だろう」...
辞書編纂を通じて成長していく編集部員の姿や、辞書にかける熱い想いに感動した。 登場人物のキャラクターがみんな魅力的。 こんな人たちと仕事をしたら楽しいだろうと思った。 子どもの頃は知らない言葉に出会うと、ワクワクしながら辞書で調べていたのに、最近では「だいたいこんな意味だろう」と推測するだけで調べることが少なくなっていることに気付いた。 似たような言葉でも、言葉の持つ意味はそれぞれニュアンスが異なる。 自分の気持ちを正しく伝えたり、相手と分かり合うために、言葉をもっと理解し大切にしたいと思った。
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