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舟を編む 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784334768805 |
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商品レビュー
4.3
1205件のお客様レビュー
電車の中でひとりクスッと笑ってしまうような小説はこれが初めてです! 言葉って使い方次第でこんなにユニークになるんだと思ったし、それぞれの立場から語られるストーリーは面白くて、気づいたら辞書作りの世界観のめり込んでいました。
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ゆる言語学ラジオの辞書回をかなり前に聴いていたので、辞書についての知識ゼロではない状態で読んだ。 辞書作りのあれこれも学べて、辞書編集業界の青春を感じられて、優しい気持ちになれる小説で、知名度に劣らない超名作だと思った。 辻村深月さんの作風が好きな人は間違いなく好きになれると思う...
ゆる言語学ラジオの辞書回をかなり前に聴いていたので、辞書についての知識ゼロではない状態で読んだ。 辞書作りのあれこれも学べて、辞書編集業界の青春を感じられて、優しい気持ちになれる小説で、知名度に劣らない超名作だと思った。 辻村深月さんの作風が好きな人は間違いなく好きになれると思うし、そうでない人もぜひ読んでほしい。 登場人物全員の個性がしっかりあるのに、身の回りにもいそうな感じがよい。 手元の国語辞典を開きたくなった。
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2012年本屋大賞を受賞した名作。Kindle書籍のセール中だったためこれを機にと購入。 私にとっては初めて読む三浦しをん氏の作品のため、読む前からとても楽しみだった。 舞台は玄武書房という出版社の辞書編集部。中型国語辞典『大渡海』の刊行計画を進めていたものの、定年を控え後継者...
2012年本屋大賞を受賞した名作。Kindle書籍のセール中だったためこれを機にと購入。 私にとっては初めて読む三浦しをん氏の作品のため、読む前からとても楽しみだった。 舞台は玄武書房という出版社の辞書編集部。中型国語辞典『大渡海』の刊行計画を進めていたものの、定年を控え後継者を探すことになった編集者・荒木公平によって別部署から引き抜かれた馬締光也。 馬締は言葉への執着心と類稀なるセンスによって、辞書づくりを進めていくことになる。 主人公である馬締は、自分が不器用であり、他者から見ると変人のように写ってしまうことを理解しており、そんな彼が新たな部署でやっていけるのだろうかと、読者も馬締と同じ不安を募らせるだろう。 自己評価が低く、自らを蔑んでしまうことも少なくない馬締だが、言葉への執着心は狂気ささえ感じるほどであり、名の通り「まじめ」すぎるほど仕事に勤しむ彼の姿に編集部のメンバーたちは感化されていき、『大渡海』は完成へと近づいていく。 作中に登場する人物で私が最も気に入ったのは、馬締の先輩である西岡正志だ。 言葉や辞書に対する関心は低く、絵に描いたように軽薄。しかして社交的で高い対人能力を持ち合わせたコミュ強で、馬締とは違った方向で有能な人材である。 辞書づくりにおいて非凡な才能を発揮する馬締を見て、彼ほど熱意を持ってなにかに入れ込んだことのない西岡は、他人と能力を比べては焦っている自分を嫌いになっていく。 馬締のように、不器用だが一芸に秀でていて代えの効かない人材ではなく、西岡のようにそつなく仕事をこなすが決して評価は高くない人の方が社会には多いだろう。だからこそ、彼の気持ちが痛いほど理解でき、彼を好きになった読者は多いだろうなと、私は想像する。 葛藤の中で答えを見出し吹っ切れた西岡を、私は同じ社会人として羨ましく思う。 また、登場人物の言葉選びが綺麗で読んでいて心地よく、日常の中で当たり前のように使ってきた「言葉」というものが、この本を読み終えてからとても崇高なものに思えてならない。 こうしていつものように何気なく書いている感想文でさえも、かけがえのないものであることを実感できたよい作品だった。
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