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悲嘆の門(下) の商品レビュー

3.6

170件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

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  3. 3つ

    51

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2015/11/19

どんなに恐ろしい姿をした魔物でもガラが悲しかった。。。 孝太郎がどんどん深みにはまって行ってこれまた悲しかった。。 でも無名の地から無事帰ってこられて、美香も健在で、ホントに良かった。 プロローグの少女真菜ちゃんは、キーパーソン。不幸のまっただ中から幸せを見つける。 孝太郎、がん...

どんなに恐ろしい姿をした魔物でもガラが悲しかった。。。 孝太郎がどんどん深みにはまって行ってこれまた悲しかった。。 でも無名の地から無事帰ってこられて、美香も健在で、ホントに良かった。 プロローグの少女真菜ちゃんは、キーパーソン。不幸のまっただ中から幸せを見つける。 孝太郎、がんばって、生きて。。。。 下巻を読む前に、英雄の書復習しといて良かったよ。

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2015/11/18

ファンタジー色が強すぎてメッセージ性が若干薄まってしまったかもしれない点が悔やまれる。 「書き込んだ言葉は、その人の内部にも残る。」 「誰も自分自身から逃げることはできないのよ」

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2015/11/14

う〜ん、現実と非現実と繋げてるところが… なんとか言っていいか… 面白かったがふさわしいのか、ふさわしくないのかわからないわ

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2015/11/10

少し難しいところはあったけれど、期待を裏切らない大変面白い一作だった。ハラハラドキドキだった! 言葉が積み重なってその人の影のようになる。それはその人の業である。というのが心に残った。 ネットで誰もが匿名で何でも言える、主張できる世の中。匿名だからこそその人の本質が出る気がして、...

少し難しいところはあったけれど、期待を裏切らない大変面白い一作だった。ハラハラドキドキだった! 言葉が積み重なってその人の影のようになる。それはその人の業である。というのが心に残った。 ネットで誰もが匿名で何でも言える、主張できる世の中。匿名だからこそその人の本質が出る気がして、たまに、コメントなどでもの凄い悪意をぶつける人に出くわすと、背中が冷えるような思いがする。他人にはわからずとも、自分の中にその悪意の言葉が溜まり、やがて自家中毒の状態になるというのは、納得ができる気がする。私自身は必要最低限しかネットを使わないのだけれど、ネットだけでなく、自分から発する言葉には気をつけないといけないと、改めて思った。 主人公の孝太郎や森永のような感覚も共感できる。普通にまっとうに人生を生きている人が、ひょんなことから他人の悪意を受けたり、とても悪いタイミングで悪意に出会ってしまったりして、悲惨な最期を迎えることも多いこの社会。身近な人がそんな事件で傷つけられたら、絶望し、怒り、暴走してしまう感覚。でも… 色々考えさせられる物語だった。

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2015/11/03

最初☆3にしてたけど、やっぱり☆2に。宮部みゆきじゃなかったら、最後まで読むのが辛かっただろうなぁ……ってくらい、好みじゃない。 同時期に読んでた「過ぎ去りし~」の方がスッキリ読めたから余計に。

Posted byブクログ

2015/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガラの目的と一連の殺人事件の真相。 都筑と孝太郎がどう対応していくかがポイントか。 連続殺人ではないですよ、つながりは何もないですよ、ということだったけど、思い込みを排除する難しさを都筑さんの旅(調査)を通して知る。 山科社長が孝太郎にのこしてくれた「言葉は蓄積する」ということを話を通して実感するとともに、自分や周りを振り返ってみて、確かにそうだなと思う今日このごろ。

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2015/10/13

悪くないんだけど・・・ 宮部みゆきだし、「英雄の書」の続編だとわかっていたのだけれど・・・ できれば異界の話にしないで書いてほしいなあ。 この物語の大事なところは現実世界で書けるはず、その中でそうだよなあと思わせてほしい。 そんなこと言っちゃいけないかな、そこが宮部みゆきだとも言...

悪くないんだけど・・・ 宮部みゆきだし、「英雄の書」の続編だとわかっていたのだけれど・・・ できれば異界の話にしないで書いてほしいなあ。 この物語の大事なところは現実世界で書けるはず、その中でそうだよなあと思わせてほしい。 そんなこと言っちゃいけないかな、そこが宮部みゆきだとも言えそうだからね。

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2015/10/11

「英雄の書」の続編。でも独立性は高い。 前作より現実社会での事件を追っていく展開で読みやすい。ネット監視のバイトをしている学生を主人公に、どっぷり現実社会の中に、あっさりファンタジーの側面を浸透させてるのがすごい。 でも、最期のシーン、やっぱりあちらの世界の描写になると...むむ...

「英雄の書」の続編。でも独立性は高い。 前作より現実社会での事件を追っていく展開で読みやすい。ネット監視のバイトをしている学生を主人公に、どっぷり現実社会の中に、あっさりファンタジーの側面を浸透させてるのがすごい。 でも、最期のシーン、やっぱりあちらの世界の描写になると...むむむ...頭の中にクリアに情景が浮かばず。想像力が付いていかなかった(^_^;) アニメ化してほしいな。

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2015/10/06

これは面白かった。 単に母の愛を語ったものではない。孝太郎が戻る縁になったのは家族でも母でもなく、彼に心を開いた少女真菜だし、彼の心に沁みた言葉は大人の男性である都築のものである。 人が人を裁くことの難しさもよく描かれていた。 そして最後の選択の方向がよかった。投げ出して逃げては...

これは面白かった。 単に母の愛を語ったものではない。孝太郎が戻る縁になったのは家族でも母でもなく、彼に心を開いた少女真菜だし、彼の心に沁みた言葉は大人の男性である都築のものである。 人が人を裁くことの難しさもよく描かれていた。 そして最後の選択の方向がよかった。投げ出して逃げてはいけないのだ。

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2015/09/24

指を切り取られた死体が発見され、連続殺人事件として騒がれる。 「英雄の書」続編と知らずにずっと待っていて、やっと読めました。 このしんどさ、でも読ませる。さすが宮部さん。 孝太郎と都築が交差するあたりは、やっぱりうまいなあと思います。

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