1,800円以上の注文で送料無料

土漠の花 の商品レビュー

3.9

219件のお客様レビュー

  1. 5つ

    51

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2024/11/20

はて? なんでこれが日本推理作家協会賞? ま、いいけど いややっぱ良くない だってどう考えてもこれ推理小説じゃないもの 自衛隊がソマリアでドッカンドッカン戦うんだもの いやぁ、なんていうか四股?あれだな 正直あれよストーリーとしてはあれよ あれがあれであれがあれよ だけど...

はて? なんでこれが日本推理作家協会賞? ま、いいけど いややっぱ良くない だってどう考えてもこれ推理小説じゃないもの 自衛隊がソマリアでドッカンドッカン戦うんだもの いやぁ、なんていうか四股?あれだな 正直あれよストーリーとしてはあれよ あれがあれであれがあれよ だけどアクションシーンはめちゃくちゃ磨かれているのよ 元々月村了衛さんのアクションシーンはエグいんだけど、さらに足腰強なってるな〜と、そういう基礎練習みたいな いやもちろん本人そんなつもりで書いてないだろうけど あと戦い方がいかにも日本人で、怖かった 自分を犠牲に仲間を助ける 聞こえはいいけどやっぱりその感覚はあまりに先鋭化しちゃうと間違った方向に行ったりしちゃいそうで怖いのよ はい!一番なんかぐわ〜んと来たのは巻末の謝辞でした 「本書の執筆に当たりましては、諸事情によりお名前を記すことのできない方に多大なご協力を賜りました。 ここに深く感謝の意を表します。」 なんか凄そう

Posted byブクログ

2024/08/02

著者、月村了衛さんは、ウィキペディアに、次のように書かれています。 ---引用開始 月村 了衛(つきむら りょうえ、1963年3月18日 - )は、日本の小説家。予備校講師、脚本家を経て小説家となる。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 ...

著者、月村了衛さんは、ウィキペディアに、次のように書かれています。 ---引用開始 月村 了衛(つきむら りょうえ、1963年3月18日 - )は、日本の小説家。予備校講師、脚本家を経て小説家となる。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 男たちは、命を賭けて女を守ったーー。 なぜここまで激しく攻撃されるのか? なぜ救援が来ないのか? 自衛官は人を殺せるのか? ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を向く。最悪の状況のなか、ついには仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか? なぜ救援が来ないのか? 自衛官は人を殺せるのか? 最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。 ---引用終了 ソマリアの状況を少々調べておきました。 少し古いのですが、2009年時の雑誌によると、ソマリアには主要な氏族が五つあるそうです。 それは、 ダロド ディル イサク ハウィエ ラハンウェイン 以下、2009年刊行の雑誌の引用です。 ---引用開始 ソマリアの人々を一つにまとめる一方で、ときには分断する要因にもなってきたのは、複雑な氏族制度だ。主要な五つの氏族、ダロド、ディル、イサク(ディルの小氏族との見方もある)、ハウィエ、ラハンウェインが、特定の地域を長く支配してきた。これらの氏族の下にはさまざまな小氏族があり、それらがまたいくつもの集団に枝分かれしている。氏族集団同士が平和的に共存することもあれば、散発的に戦闘を繰り返すこともあった。 ---引用終了

Posted byブクログ

2024/08/01

ソマリアでの自衛隊の活動中に、現地民の紛争に巻き込まれ、イスラム系過激派組織のアルシャハブとも戦闘することに。 果たして自衛隊は生きて帰れるのか?確かに一気読みしてしまった。

Posted byブクログ

2024/07/20

壮絶な戦闘と絶望に絶望を重ねる展開でしたが、一気に読んでしまいました。 信じたくはないけれど、これに近い思いをしている人たちがこの世の中にいるということを突きつけられます。 例え、今は無力だと思えることでも、歴史を変えるきっかけになるのかもしれない。 信念をもつ人の強さを感じま...

壮絶な戦闘と絶望に絶望を重ねる展開でしたが、一気に読んでしまいました。 信じたくはないけれど、これに近い思いをしている人たちがこの世の中にいるということを突きつけられます。 例え、今は無力だと思えることでも、歴史を変えるきっかけになるのかもしれない。 信念をもつ人の強さを感じました。

Posted byブクログ

2024/02/07

異国で運悪く民族争いに巻き込まれ戦闘シーンから目を離せない程、リアリティーある戦闘員の動きと熾烈な戦いに一気に読まずにはいられない、そんな気持ちになる。上官や先輩の命令は絶対で必死に戦う自衛隊員の姿勢には感服する。この小説は日本の自衛隊の姿勢や日本・米国における戦争への考えについ...

異国で運悪く民族争いに巻き込まれ戦闘シーンから目を離せない程、リアリティーある戦闘員の動きと熾烈な戦いに一気に読まずにはいられない、そんな気持ちになる。上官や先輩の命令は絶対で必死に戦う自衛隊員の姿勢には感服する。この小説は日本の自衛隊の姿勢や日本・米国における戦争への考えについて考慮すべき点がある。平和な日本で戦争が起きた場合、国に命をかけてまで戦える人はいるだろうか。今の政局ではまずないと確信を持てる。巻末にある、日米の「自国を守る」距離感覚は相当あると感じ、緊急時に米国は自国保守を優先し日本を見捨てるのではないだろうか。

Posted byブクログ

2023/10/08

はぁー、疲れた。ちゃんと終わりがきてよかったー。 ジェットコースターのように話しが進んでいって ページをめくるのがドキドキだった。 辛いけど色々と悲しい別れがありすぎて 辛いけど、終わりが来てよかったー

Posted byブクログ

2023/09/06

ソマリアの氏族間抗争で命を狙われた士族長の娘が、墜落ヘリの捜索救助にあたる陸上自衛隊第一空挺団の野営地に駆け込んできた。 アフリカの角と呼ばれる荒漠たるソマリアの自然の猛威の中で、土地鑑も武器もなく、圧倒的不利な極限状態に追い込まれていく自衛官たちの、壮絶な戦いが展開する超弩級エ...

ソマリアの氏族間抗争で命を狙われた士族長の娘が、墜落ヘリの捜索救助にあたる陸上自衛隊第一空挺団の野営地に駆け込んできた。 アフリカの角と呼ばれる荒漠たるソマリアの自然の猛威の中で、土地鑑も武器もなく、圧倒的不利な極限状態に追い込まれていく自衛官たちの、壮絶な戦いが展開する超弩級エンタ-テインメント小説。「土漠では夜明けを待つ勇気のある者だけが明日を迎える」・・・衝撃と混乱、疲労、そして海外派遣部隊の殉職者たち、生き延びた者たちの声なき慟哭の叫び・・・圧倒的大興奮の日本推理作家協会賞受賞作!

Posted byブクログ

2023/08/03

映画を観ているような作品だった。やるかやられるか…そんな状況で、覚悟を決め必死に生きる。散っていった命も…。「誰のせいでもない。皆のせいだ。人間もせいだ。」というセリフが印象に残りました。そして最後。きっと私たち民間人には知らされていない真実は沢山あるのでしょう。

Posted byブクログ

2023/07/29

リアリティありあり。実際の自衛隊もこんな危険と向かいあっていると思うと安易に、防衛費のアップとは、ならない。情勢分析は、欠かせない。

Posted byブクログ

2023/04/17

何気に読み始めたが、面白かった最初から最後までノンストップのアクション、戦闘の連続。 自衛隊員が不幸に見舞われながらも必死に生き残るために頑張る姿に引き込まれていく どんな状況でも仲間を見捨てないという、軍人魂にホッとした感じがしました

Posted byブクログ