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土漠の花 の商品レビュー

3.9

220件のお客様レビュー

  1. 5つ

    52

  2. 4つ

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  3. 3つ

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    6

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2014/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

土漠では夜明けを待つ勇気のある者だけが明日を迎える 自衛隊の実践小説は初?謎の回収とベタなエンディングは雑ではあったが、エンタメ感炸裂。寝る間を惜しんで、めくるページを惜しんで読んだのは久々だ。下手な映像化は観たくないな。

Posted byブクログ

2014/10/14

止まらずに一気に読んでしまった。 ソマリアの紛争地帯での任務に就く自衛隊の話。 男たちの勇ましさに心打たれるというより、バーチャルな感覚に酔いしれた作品。 昔やったバイオハザードなんかを彷彿させた。(こういう言い方はあんまりよくないのかもしれないが)

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2014/10/13

ブクログの献本企画に当選して贈られてきました。 展開が早く一気に最後まで読み通すことができたものの、帯の宣伝文にあるような「超弩級」とまではいかないと思います。 自衛官たちは完全に巻き込まれただけなのに、後半のランボーもかくやというぐらいの大活躍。これはちょっとご都合主義的で、冷...

ブクログの献本企画に当選して贈られてきました。 展開が早く一気に最後まで読み通すことができたものの、帯の宣伝文にあるような「超弩級」とまではいかないと思います。 自衛官たちは完全に巻き込まれただけなのに、後半のランボーもかくやというぐらいの大活躍。これはちょっとご都合主義的で、冷めてしまいました。残念。

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2014/10/10

パピルス2014年2月から8月連載の穫れ立て。献本でいただきました。ソマリアには行ったことがなく、自衛隊の活動は新聞で知るだけで、深く調べようとしたことがなかった。有川浩の自衛隊ものが題材として広く小説として取り上げられる中、海外活動を語る物として貴重。参考文献がしっかりしていて...

パピルス2014年2月から8月連載の穫れ立て。献本でいただきました。ソマリアには行ったことがなく、自衛隊の活動は新聞で知るだけで、深く調べようとしたことがなかった。有川浩の自衛隊ものが題材として広く小説として取り上げられる中、海外活動を語る物として貴重。参考文献がしっかりしていて、ソマリアと自衛隊の海外活動について勉強してみようという気になった。

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2016/12/31

ソマリアでの治安維持活動の最中に民兵の襲撃を受け、圧倒的不利な中でのサバイバル・・・。 生々しい戦闘シーンの数々や主人公達の崇高さに本を読む手が止まらず、睡眠不足必至の1冊です。 憲法9条が足枷となり海外での活動で悔しい思いを続けてきたと思われる自衛隊の皆様に対する賛美的な内容...

ソマリアでの治安維持活動の最中に民兵の襲撃を受け、圧倒的不利な中でのサバイバル・・・。 生々しい戦闘シーンの数々や主人公達の崇高さに本を読む手が止まらず、睡眠不足必至の1冊です。 憲法9条が足枷となり海外での活動で悔しい思いを続けてきたと思われる自衛隊の皆様に対する賛美的な内容である一方、暗部にも触れている点が素晴らしいと感じました。 設定は映画だと、ヘリ墜落をきっかけに激しい戦闘へ発展するあたり「ブラックホークダウン」を彷彿させます。武器の特徴をより詳しく理解する為にも事前に観て置くと良いかもしれません。 ソマリアの海賊問題を理解する為には「キャプテンフィリップス」 同じくアフリカでダイヤモンド紛争として有名なシエラレオネのお話「ブラッドダイヤモンド」 民族間抗争という名の虐殺で有名な「ホテルルワンダ」 この4作を観てから読むと本書は数倍楽しめると思います。 世界が平和だった事なんて一度たりとも無いのに、支持を得るために戦争反対を唱え続ける左寄りの国会議員には是非とも読んで欲しいと思いました。 何よりも主人公がその事に途中で気づき、印象的なセリフがあります。 「多くの仲間を失いながら、まだ心のどこかで思っていた。拠点にさえ辿り着けばこれまで通りの生活が待っていると。こんな地獄は本来自分達とは無縁のはずだと」 ■中国との尖閣問題 ■韓国との竹島問題 ■ロシアとの北方領土問題 ■北朝鮮との拉致被害者問題 これだけ多くの外交問題を抱えている日本は、もう少し真剣に国防について考える必要があると気づかせてくれる1冊です。

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2014/09/28

東京からの帰りの新幹線で一気読み。 急展開からの急展開に手に汗握りながらの読了でした。もう応援が来てもいいだろう?!とハラハラしながら、ああ~でもまだ半分以上もページが残ってる…!と絶望したり… キャラクタもそれぞれに皆魅力的で、スピード感溢れるエンタメ小説でした。 最後に、これ...

東京からの帰りの新幹線で一気読み。 急展開からの急展開に手に汗握りながらの読了でした。もう応援が来てもいいだろう?!とハラハラしながら、ああ~でもまだ半分以上もページが残ってる…!と絶望したり… キャラクタもそれぞれに皆魅力的で、スピード感溢れるエンタメ小説でした。 最後に、これは本当にフィクション、でいいんだよね?と背筋が寒くなる感じ。似たようなことが現実に起こらないとも言い切れない現代に、どうか…と願うばかりです。

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2014/09/27

ソマリアの海賊対処行動に派遣中の自衛隊から即席で編成された救助部隊が、現地の氏族間の抗争へと巻き込まれ、過酷極まるアフリカの自然の猛威と苛烈極まる民兵の攻撃に晒されながらも強く生き、あるいは落命しながらも基地への生還を目指すという凄惨な物語ですが、作中に登場する砂塵嵐以上に熱くも...

ソマリアの海賊対処行動に派遣中の自衛隊から即席で編成された救助部隊が、現地の氏族間の抗争へと巻き込まれ、過酷極まるアフリカの自然の猛威と苛烈極まる民兵の攻撃に晒されながらも強く生き、あるいは落命しながらも基地への生還を目指すという凄惨な物語ですが、作中に登場する砂塵嵐以上に熱くも気高い人間讃歌によって貫かれていました。絶望的状況下にあって、ようやく見つけ出した希望がその都度に悉く打ち砕かれ、絶えず逆境に放り込まれながらも決して歩みを止めることのない彼らの姿は正しく冒険小説的でもあります。著者の代表作『機忍兵零牙』『機龍警察』シリーズと合わせて試してみてはいかがでしょうか。

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2014/09/23

ソマリアで海賊対処行動中の自衛隊に墜落したヘリの捜索救助要請。編成された救助隊が向かった先で、武装勢力に追われる女を保護する事に。 女の命を狙い次々と襲いかかってくる武装勢力との壮絶な戦闘。 死闘の連続。圧倒的な数と装備で迫ってくる武装勢力との攻防は、息つく暇も無い。 ダレずに一...

ソマリアで海賊対処行動中の自衛隊に墜落したヘリの捜索救助要請。編成された救助隊が向かった先で、武装勢力に追われる女を保護する事に。 女の命を狙い次々と襲いかかってくる武装勢力との壮絶な戦闘。 死闘の連続。圧倒的な数と装備で迫ってくる武装勢力との攻防は、息つく暇も無い。 ダレずに一気に読ませる。

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2014/09/22

もっと小難しい話を期待してたけど、かなり痛快な戦闘アクションだった。 違うんだよ、スカッとしたいんじゃなくて、理不尽と悲惨さに胸潰したかったんだよ。 帯の文句、もしかして集団的自衛権賛成論者?この本を読むと、実弾飛び交う戦地は最高にハードでスリリングだぜ!っていう気になるんだけど...

もっと小難しい話を期待してたけど、かなり痛快な戦闘アクションだった。 違うんだよ、スカッとしたいんじゃなくて、理不尽と悲惨さに胸潰したかったんだよ。 帯の文句、もしかして集団的自衛権賛成論者?この本を読むと、実弾飛び交う戦地は最高にハードでスリリングだぜ!っていう気になるんだけど。 思ってたのと違うけど、冒険アクション小説としては一気読みできる速度感ありました。 キャラだけでも萌え要素あったけど、萌えスイッチは入らなかったな。

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2014/09/18

これはフィクションだ、こんなこと起こるはずがない。そう言って欲しい。 冒頭十数ページでのけ反りました。なんの躊躇もなく人を撃ち殺す。その首をはねる。日本にもそういう時代があったことは知っている。 が、自分の生きているこの時代に、世界のどこかで今この瞬間にも誰かの命が軽く失われてい...

これはフィクションだ、こんなこと起こるはずがない。そう言って欲しい。 冒頭十数ページでのけ反りました。なんの躊躇もなく人を撃ち殺す。その首をはねる。日本にもそういう時代があったことは知っている。 が、自分の生きているこの時代に、世界のどこかで今この瞬間にも誰かの命が軽く失われているという事実を、すぐに忘れてしまう。「平和」と言われる日本に生きていると、忘れてしまう。 遠くアフリカのソマリアでのこの「事件」は日本が今向かおうとしている未来なのか。いや、未来なんかじゃない。これはもしかすると既に起こっていることなのかもしれない。 今、日本を動かそうとしている人たちにすぐにでも読んで欲しい。これを、こういう未来をあなた方は目指してるのですか?と聞きたい。

Posted byブクログ