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土漠の花 の商品レビュー

3.9

220件のお客様レビュー

  1. 5つ

    52

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2018/12/22

 わかっていたけど、やっぱり読んでしまう暑い(アツい)話w。  プロットや構成は比較的オーソドックスなんだけど、映画を見ているかのような疾走感で読破してしまう。

Posted byブクログ

2018/11/18

自衛官たちが戦闘に巻き込まれるサバイバル小説。 第一章 ソマリア 第二章 土獏 第三章 血 第四章 花 ソマリアでの海賊対処行動に従事する自衛官たちが、ジブチの活動拠点からヘリ墜落救難事案のため出動する。 しかし、ヘリの乗員は死亡し、そこへイスラム過激派の氏族に...

自衛官たちが戦闘に巻き込まれるサバイバル小説。 第一章 ソマリア 第二章 土獏 第三章 血 第四章 花 ソマリアでの海賊対処行動に従事する自衛官たちが、ジブチの活動拠点からヘリ墜落救難事案のため出動する。 しかし、ヘリの乗員は死亡し、そこへイスラム過激派の氏族に追われた女性が逃げ込んでくる。 間もなくイスラム過激派からの攻撃を受け、数名の隊員は死亡し、海外での自衛官初の戦闘と戦死者を出す事態に。 何とか攻撃から逃れた自衛官たちだったが、追手に何度も襲撃されるも、援軍は来ない。 実戦経験のない自衛官たちは生き残れるのか!? 旬な話題ですね。 戦闘行為を行わないといっていても、こういう事態に巻き込まれる可能性は十分あり、日本の戦争に対する考えを改めさせられる気がします。

Posted byブクログ

2018/10/15

想像を絶する極限状態での戦いでした。第一空挺団の精鋭が1人の女を守り抜くために、残虐無比にして全員武装しているソマリア民兵を相手に自分犠牲にして戦い抜きます。究極の状態で人はどこまで人を想えるのか、壮絶な激闘の終焉は………ドキドキ、ハラハラしつつページをめくるスピードがあがります...

想像を絶する極限状態での戦いでした。第一空挺団の精鋭が1人の女を守り抜くために、残虐無比にして全員武装しているソマリア民兵を相手に自分犠牲にして戦い抜きます。究極の状態で人はどこまで人を想えるのか、壮絶な激闘の終焉は………ドキドキ、ハラハラしつつページをめくるスピードがあがります(笑)

Posted byブクログ

2018/10/06

さすが月村先生(^.^)読ませますねぇ〜 もう一気読みですよ(笑) 自衛隊員が海外で繰り広げる死闘の物語なんてありそうでないと思います。戦国自衛隊とかのSFならありますけど、本作のように現代の自衛隊だといつ巻き込まれてもおかしくない戦争や戦闘の話は思い当たるとこありませんね〜 で...

さすが月村先生(^.^)読ませますねぇ〜 もう一気読みですよ(笑) 自衛隊員が海外で繰り広げる死闘の物語なんてありそうでないと思います。戦国自衛隊とかのSFならありますけど、本作のように現代の自衛隊だといつ巻き込まれてもおかしくない戦争や戦闘の話は思い当たるとこありませんね〜 でももしかするともう既にこう言うことが起こっているんだけど国民には知らされてないだけなのかも… しかし戦闘に巻き込まれてから逃げ延びるまでの行動を見ていると仲間のために自己犠牲を厭わないある種のカミカゼ的な行動に感動も有りますが、大東亜戦争当時の日本軍にいたような勇猛果敢な兵士の皆さんのように腹を括った日本人の怖さみたいなものも感じました。 まぁ戦争物ってどこの国の物語でも自分の命を懸けて仲間を救う行為は頻繁にありますし人としての普遍的な行為なんだろうと思います。そう思うんですけど日本人特有の死生観といいますか、覚悟を決めた後の潔さそんな幻想のような、伝統や美学と言ったような良き面であり悪しき面であるようななんとも説明し難い感慨がありました。 ラストの米軍の対応、日本の対応も想像した通りの対応で苦笑いですよね… PKOなどの海外派遣されている自衛官の皆様の働きには感謝しかありませんが、我々国民には知らされていないご苦労や憤懣やるかたない思いが沢山ることだろうと思っています。私個人としては憲法改正を速やかに実施して自衛官の自衛隊の地位を確立し、この国の為、国民のために働く自衛官をすべての国民が敬意と感謝を持って接することができる社会を作りたいですね。 とにかく月村先生の作品はどれも鉄板です!超オススメ

Posted byブクログ

2018/09/29

とても良くできた冒険小説。 世界的に広まっても良さそうだけど、自衛隊員の迷いについてわかってもらえるかなぁ。 クライマックスの一連のシーケンスはとても日本人好みって感じですね。 この作者の小説は、これが最初だけど、他の作品もたのしみ。

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2018/07/02

月村さんは、好きな作家の一人ですが、機龍警察があまりに面白かったからなのか、期待感が大きすぎるのか。 テーマ設定は、非常に時にかなっているとは思うし、戦闘シーンはリアルですが、場面がリアルではないと感じました。こんな状況で助からないだろうと。救出される女性の凛とした姿勢のみが印象...

月村さんは、好きな作家の一人ですが、機龍警察があまりに面白かったからなのか、期待感が大きすぎるのか。 テーマ設定は、非常に時にかなっているとは思うし、戦闘シーンはリアルですが、場面がリアルではないと感じました。こんな状況で助からないだろうと。救出される女性の凛とした姿勢のみが印象に残りました。

Posted byブクログ

2018/03/11

最後まで息をつかせぬ展開だった。 アフリカでの戦闘シーンで「合気道」ネタが出てくるのが、面白くもあった。

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2018/02/14

ソマリアの乾いた大地。どこまでも青い空。子どもたちの頭の上では、竹とんぼが自由に空を飛ぶ。そう、竹とんぼが自由に空を飛ぶ景色を、ずっと守って行きたいものだ。超ド級のエンターテイメント。この使い古された言葉がバチっとはまる。序盤から一気に引き込まれ、そのテンションのまま読了。この感...

ソマリアの乾いた大地。どこまでも青い空。子どもたちの頭の上では、竹とんぼが自由に空を飛ぶ。そう、竹とんぼが自由に空を飛ぶ景色を、ずっと守って行きたいものだ。超ド級のエンターテイメント。この使い古された言葉がバチっとはまる。序盤から一気に引き込まれ、そのテンションのまま読了。この感覚は久しぶり。

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2018/02/11

最後が気に入らない。オチが微妙だったが、一気に読んでしまうほど緊迫感がある小説だった。 ソマリアに派遣された日本の自衛隊が、ある女性に助けを求められ、追われている女性を守る。 描写が細かく、一筋縄ではないストーリー展開が面白かった。 解説にも書いてあったが、「集団的自衛権」...

最後が気に入らない。オチが微妙だったが、一気に読んでしまうほど緊迫感がある小説だった。 ソマリアに派遣された日本の自衛隊が、ある女性に助けを求められ、追われている女性を守る。 描写が細かく、一筋縄ではないストーリー展開が面白かった。 解説にも書いてあったが、「集団的自衛権」の存在を問い直す話だったのではないだろうか。武力は守るものでありながら攻撃するものでもある。正当化されれば攻撃してもいいのか、非常事態であれば攻撃して良いのか…?と言いつつも、どんどん人が亡くなるが。。。 自衛隊とその背景にある闇も深いなと思った。2017.12.25読了

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2017/12/27

殺戮モノは得手じゃなく、読み始めてそれと知って、選書ミスと悔やんだ。戦闘に至る構成やら、隊員の人生の背景やら、すべてが弛いなぁと読み進める。これは読了まで長丁場だなと覚悟を決めるや、物語は凄惨な描写へと転じた。試練の連続に、駆け足でページをめくって行く。うわ、また味方が殺られた。...

殺戮モノは得手じゃなく、読み始めてそれと知って、選書ミスと悔やんだ。戦闘に至る構成やら、隊員の人生の背景やら、すべてが弛いなぁと読み進める。これは読了まで長丁場だなと覚悟を決めるや、物語は凄惨な描写へと転じた。試練の連続に、駆け足でページをめくって行く。うわ、また味方が殺られた。あんたが逝くにはまだ早いでしょうに。ぎゃ、今度こそ万事休す。と展開に身を任せるうち、一気に読み終えてしまった。幕も凡庸なんだけど、単純に楽しめたってことか。

Posted byブクログ