明日の子供たち の商品レビュー
感動した やぁ~ 出来すぎた話しだけど こうきたかって (ノ_・、)グスン としてしまった。 ドラマとか観たことなかったけど この本から児童養護施設って どんな物なのかを知る事ができたよ。 この本を読んで改めて本を読むという事が 素敵な事だなと感じました。
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自分が持っていた偏見を主人公と一緒に覆され、気づけば聴衆の一人となってまんまと企みにはまってしまいました。 重い現実をさらりと描きながら希望と願いを込めた爽やかな読後感でした。
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少々長い感はあるが児童養護施設を舞台にしたお話。 何人かの登場人物の視点で進んでいくので誰が主役?ってところに若干の違和感。軽く恋愛も絡ませたりして文章も読みやすいなど流石は有川先生ッて感じ。 明日ママがいないに批判的で文中にもちょいと名前を弄って出てくるんだけど、数年後に読んだ...
少々長い感はあるが児童養護施設を舞台にしたお話。 何人かの登場人物の視点で進んでいくので誰が主役?ってところに若干の違和感。軽く恋愛も絡ませたりして文章も読みやすいなど流石は有川先生ッて感じ。 明日ママがいないに批判的で文中にもちょいと名前を弄って出てくるんだけど、数年後に読んだ人は???ってなりそう。ちょいと厳し目の★3つで。
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だんだん有川さんが苦手になってきたな・・・とは思っていたのだが、今回も同じ印象だった。 雰囲気的には「県庁おもてなし課」のようなお仕事小説に近い。 ただ、主人公があまり好きなタイプではなかったので、感情移入しにくかった。 これで、さらに恋愛ごとが絡んで来たりしようものなら・・・と...
だんだん有川さんが苦手になってきたな・・・とは思っていたのだが、今回も同じ印象だった。 雰囲気的には「県庁おもてなし課」のようなお仕事小説に近い。 ただ、主人公があまり好きなタイプではなかったので、感情移入しにくかった。 これで、さらに恋愛ごとが絡んで来たりしようものなら・・・と思っていたが、薄くちらっとあるくらいだったのでホッとした。 テーマとしては興味を持てる内容だったので、施設について色々と知ることができてよかったのだが、もっとさらっと書いてくれたらよかったのになぁ・・・と思った。 内容の「濃い」ならいいのだが、おまけというか、ふりかけが必要以上にふりかけられているような感覚というか・・・。 施設の職員から見た話ではなく、子どもたちの目線からの話の方が、個人的には楽しめたのでは、と思う。 「問題のない子」の2人は好きだったので。
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いつものパターンではあるが それでもなおその職業の知らなかった部分に 興味しんしん。 軽いタッチがうまいな。
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親のネグレクトや暴力から保護された子供たちが生活する児童養護施設『あしたの家』。そこへ新人職員として採用された三田村が、先輩職員や子供たちから学び、逆に影響を与えていく。 テーマがテーマなのでつい重い内容を想像しがちだけれど、いつもの有川浩らしい、笑いと嬉し涙とかわいらしい恋愛...
親のネグレクトや暴力から保護された子供たちが生活する児童養護施設『あしたの家』。そこへ新人職員として採用された三田村が、先輩職員や子供たちから学び、逆に影響を与えていく。 テーマがテーマなのでつい重い内容を想像しがちだけれど、いつもの有川浩らしい、笑いと嬉し涙とかわいらしい恋愛模様が織り込まれつつ、児童養護施設の実態と市民が抱くイメージの落差がすんなり理解できる内容だった。 私は子供を持つことができなかったので、あしなが育英会の募金が街頭に立つと必ず寄付をしているのだけど、この本で語られる一般市民と同じく私も施設で育つ子供たちを心のどこかで「かわいそう」だと思っていた。大勢の子供を少人数の職員で世話をするのだから甘えるわけにもいかないだろうし、不自由も多いのではないかと。でもこの本を読んで自分の勝手な思い込みを恥ずかしく感じた。作中、園長先生が語る「本は知らない世界のことを教えてくれる」という言葉はそのままこの本を示している。読まなかったら知らないままだったし、自分の思い込みを信じて真実を知ろうとも思わなかっただろう。 ラストに登場する手紙はもしかしたら実際に有川浩に宛てられたものではないかと想像したが、巻末に手紙の文面協力者の名前があったので確信した。調べてみるとやはり、実際に施設で生活する少女からの手紙が執筆のきっかけになったそうだ。
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認識を改めさせられました。一読者として、有川先生が取り組み届けてくださった作品に敬意を表したい思いです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
虐待を受けている高校生がいて、「自相に相談すると、施設に入れられてしまうから嫌だ」という話を聴き、施設について知りたくて。施設のイメージはNTV系列で放映された「明日、ママがいない」などの影響によるところも多い。2ちゃんねるを見ていてもそんな書き込みが多い。でも、そんなことはないと言いたくて読んだ。やられた、よかった、ちょっと涙。施設の現状、課題、喜びなどがよくわかる。著者はよく、依頼をうけて小説を書くが、これも高校生からの依頼で書かれた作品だろう。最後に協力がでていて、名前もあり、検索すると登場する舞台になった施設がでてくる。この高校生も大学生になっているで、想いが実現できてよかったと思う。
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某ドラマに対しての有川浩氏なりの見解かなあといった感じ。 一般受けしやすく実際の児童養護施設の上辺をさらっと説明した感じの仕上がり。フィクションだし、さらっとしてるので泣き所はありませんでしたが広く多くの人に読んでもらうにはこのくらいがちょうどよいのかも。 かわいそうかどうかは周...
某ドラマに対しての有川浩氏なりの見解かなあといった感じ。 一般受けしやすく実際の児童養護施設の上辺をさらっと説明した感じの仕上がり。フィクションだし、さらっとしてるので泣き所はありませんでしたが広く多くの人に読んでもらうにはこのくらいがちょうどよいのかも。 かわいそうかどうかは周りが決めるのではなく、自分で決めることというのは私も以前から感じていたことでした。
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素敵だった。 さすが期待を裏切らない有川浩小説。 今作は、小説の題材にはあまり選ばれない『児童養護』を舞台にした話。 少し前には、あまりにもデフォルメされた内容に非難が集中した児童養護施設のドラマがあったが(笑)、それとは違い、施設のありふれた日常などがそれぞれの過去を交えて描...
素敵だった。 さすが期待を裏切らない有川浩小説。 今作は、小説の題材にはあまり選ばれない『児童養護』を舞台にした話。 少し前には、あまりにもデフォルメされた内容に非難が集中した児童養護施設のドラマがあったが(笑)、それとは違い、施設のありふれた日常などがそれぞれの過去を交えて描かれていた。 施設の子供は「可哀想」では無い。 そのことがこの作品の1本の軸になっていたのだと思う。 そして思うことは、本を読むことはその人の人生の財産になるということ。
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