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明日の子供たち の商品レビュー

4.2

509件のお客様レビュー

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2015/01/04

電子書籍で読了。 最後のスピーチのくだりでは、思わず涙が。 こういうのを無条件で信じるのは危険だと思うんだけど、それでも書き方とか展開とか、内容がすばらしい。 本を読む意味だとか、そういったことも考えさせられる。 学校とは違うけど、自分も教育に関わる者として、まねできるところはま...

電子書籍で読了。 最後のスピーチのくだりでは、思わず涙が。 こういうのを無条件で信じるのは危険だと思うんだけど、それでも書き方とか展開とか、内容がすばらしい。 本を読む意味だとか、そういったことも考えさせられる。 学校とは違うけど、自分も教育に関わる者として、まねできるところはまねをして、見直すところは見直していきたいと思える作品だった。 読んだ後もすっきりする、だれにでもおすすめできる作品だと感じた。

Posted byブクログ

2015/01/02

世の中にはわたしの知らないことがこんなにたくさんあるんだなと思いました。 そして知らないことが罪であるわけではなく、これから知っていけばいいのだと、有川先生の作品を読むといつもそう言われているような気がします。 また、有川先生の作品はマイノリティーを丁寧に描いてくれるところが大...

世の中にはわたしの知らないことがこんなにたくさんあるんだなと思いました。 そして知らないことが罪であるわけではなく、これから知っていけばいいのだと、有川先生の作品を読むといつもそう言われているような気がします。 また、有川先生の作品はマイノリティーを丁寧に描いてくれるところが大好きです。自分はずっとマイノリティーだと思っていたけど、ある面ではそうでも別の面ではマジョリティーだったり…。「かわいそう」という言葉は、自分のためにあるんだなあとしみじみ思いました。 常に視点を変えてみることを大切にしたいです。

Posted byブクログ

2015/01/01

児童養護施設を舞台にした有川浩さんの小説。 一時期某ドラマで話題になった児童養護施設という舞台で描く小説でフィクションとはいえ、中には心に来るものがあるいろいろと考えさせられる作品。 われわれはどうしても彼らのことをかわいそうと感じてしまうが、それは一方的な感情でしかなく本当に理...

児童養護施設を舞台にした有川浩さんの小説。 一時期某ドラマで話題になった児童養護施設という舞台で描く小説でフィクションとはいえ、中には心に来るものがあるいろいろと考えさせられる作品。 われわれはどうしても彼らのことをかわいそうと感じてしまうが、それは一方的な感情でしかなく本当に理解しているわけではないからこその誤解だ。 特に有川浩さんの作品は非常に読みやすく、話もキャッチーなので是非多くの人に読んでもらいたい

Posted byブクログ

2015/01/01

児童養護施設のこどもたちと、職員さんの物語 。 わたし自身、小学生の頃に、友達が施設に住んでいたので、少し懐かしい気持ちにもなりました。 ですが、その当時を振り返ってみると、施設の深いところまではわかっていませんでした。 2人でひとつの部屋を使っていること。 掃除当番があること...

児童養護施設のこどもたちと、職員さんの物語 。 わたし自身、小学生の頃に、友達が施設に住んでいたので、少し懐かしい気持ちにもなりました。 ですが、その当時を振り返ってみると、施設の深いところまではわかっていませんでした。 2人でひとつの部屋を使っていること。 掃除当番があること。 食堂があること。 先生がいること。 高校を卒業したら、施設をでなくてはいけないこと。 集団生活のルールがあること。 一般家庭とはちょっと違う、けどひとつの家庭の形。 一気に、気持ちよく読みました。

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2014/12/30

有川さんの作品はどれも読みやすく、読了後もスッキリ。児童施設という重たいテーマにもかかわらず、読み手に希望を持たせるところは、さすが有川浩さん。

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2014/12/29

ひょろひょろした先生が、悩みながら自分の守るものさしを持って子どもたちにあたっている。門限破りをしたいのではなく、にきびの薬が買いたかっただけ。何でもかんでもだめではない。そして子どもたち、決してかわいそうではありません。ここで普通に生活できることが幸せなのです。みんなに知らせる...

ひょろひょろした先生が、悩みながら自分の守るものさしを持って子どもたちにあたっている。門限破りをしたいのではなく、にきびの薬が買いたかっただけ。何でもかんでもだめではない。そして子どもたち、決してかわいそうではありません。ここで普通に生活できることが幸せなのです。みんなに知らせるために有川浩は書いたのだろう。

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2014/12/29

最初は暗い内容かと思ったけれど、読み終わってとてもすっきりした。 養護施設やそこにいる子どもたちへの見方やかわいそうという言葉で片付けてはいけない気がした。

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2014/12/29

さすが有川浩さん!児童養護施設新人職員の三田村、指導役の和泉、ベテランの猪俣、高校生のカナとヒサ。カナの言葉「かわいそうだと思ってほしくありません」が心に残った。私を含め、施設について知らない人が多すぎる。退所後のことをもっと手厚くしていく必要がある。

Posted byブクログ

2014/12/28

児童養護のプロとして、それぞれの愛情と責任を持って働く大人たちの姿が垣間見れて、はってしたり、そうなんだよと思うことがあった。けど、なんとなく物足りなさも感じた。もっといろいろあるんだろうな、と。同じプロとして。 でも、とっかかりとしてやラストへの伏線としては、とても読みやすく...

児童養護のプロとして、それぞれの愛情と責任を持って働く大人たちの姿が垣間見れて、はってしたり、そうなんだよと思うことがあった。けど、なんとなく物足りなさも感じた。もっといろいろあるんだろうな、と。同じプロとして。 でも、とっかかりとしてやラストへの伏線としては、とても読みやすくわかりやすく感じやすく。いろんな人が楽しめるこの世界の物語だろうなとは思う。子どもの視点と大人の視点と。 そして、有川浩さんらしい男性たちの姿がここにもあって、それがとてもすんなりと溶け込んでて良かった。

Posted byブクログ

2014/12/28

児童養護施設を舞台にした話。現状をそのまま書き記した感じ。児童養護施設についてはあまり知らなかったけど、少し知ることができる。そういった意味では良い本なのでしょう。

Posted byブクログ