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明日の子供たち の商品レビュー

4.2

509件のお客様レビュー

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    182

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2015/11/23

諦める前に、踏み出せ。 思い込みの壁を打ち砕け! 児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。 愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれ...

諦める前に、踏み出せ。 思い込みの壁を打ち砕け! 児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。 愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれて繰り広げられる。

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2015/11/22

保育の大学に通っていて将来は施設に就職したいと思っています。 いまハマっている有川浩作品に児童養護施設をテーマにしたものがあるなら読まない手はない!と 図書館で借りて一気に読んでしまいました。 ことばのひとつひとつに、目から鱗、でした。 理想と現実の落差、子どもに寄り添うことの...

保育の大学に通っていて将来は施設に就職したいと思っています。 いまハマっている有川浩作品に児童養護施設をテーマにしたものがあるなら読まない手はない!と 図書館で借りて一気に読んでしまいました。 ことばのひとつひとつに、目から鱗、でした。 理想と現実の落差、子どもに寄り添うことの難しさ、退所後の支援の難しさ、などなど 日頃からぼんやりと思っていることを改めて突きつけられたように感じました。 揺るがないことは どんなに大切で、どんなに難しいだろう。 文庫になったらきっと買います。

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2015/11/19

児童養護施設の暮らしをそのまま描いたような本。 特に心を打たれるところがある訳ではなく、最近Twitterやブログで発言するようになった作者のいろいろな思惑を感じずにはいられないけど、でもそんな作者のやり方が嫌いではないので、図書館で借りたけどハードカバーで買い直そうかな、と思う...

児童養護施設の暮らしをそのまま描いたような本。 特に心を打たれるところがある訳ではなく、最近Twitterやブログで発言するようになった作者のいろいろな思惑を感じずにはいられないけど、でもそんな作者のやり方が嫌いではないので、図書館で借りたけどハードカバーで買い直そうかな、と思う1冊。 参考図書として挙げられていた何冊かも読んでみたい。(こっちは図書館で借りて。)

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2015/11/21

有川浩のピュアな小説。子供なのにしっかりした考え方で大人顔負けの発言や大人同士の会話のやり取りも粋で心が温かくなる感じ。「福祉と奉仕は違う。応援団のようにいつも自衛隊の話が詳しく語られている。応援しているんだ福祉は職能であるべき。 久志と奏子のメールのやりとり。久志からタイトルに...

有川浩のピュアな小説。子供なのにしっかりした考え方で大人顔負けの発言や大人同士の会話のやり取りも粋で心が温かくなる感じ。「福祉と奉仕は違う。応援団のようにいつも自衛隊の話が詳しく語られている。応援しているんだ福祉は職能であるべき。 久志と奏子のメールのやりとり。久志からタイトルには「おかえり」、本文は「ごめん」と一言。奏子からの返信。タイトルは「ただいま」、本文は「ごめん」。 いじましいといじらしいは、一文字しか変わらない。きっと、すべての恋はいじましさといじらしさがより合わさって出来ている。

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2015/11/17

児童養護施設で生活するこどもたちと、働いている指導さんの話。少しだけ現実を知っている身としては、描かれる大人もこどもも美しすぎるのでは?と思うことがある。小説としては面白く読める。 2015/11/17

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2015/11/14

児童養護施設の概念を根底から覆すような かなりコアな物語だった。 あたし的には目から鱗の連続。 可哀想の一括りで憐れみや同情というのは上から目線だったのかも。 そこで暮らしている子供たちや先生方が真摯に向き合っている姿や成長を本をとおしてだけど一緒に見守っていけたことがとても良...

児童養護施設の概念を根底から覆すような かなりコアな物語だった。 あたし的には目から鱗の連続。 可哀想の一括りで憐れみや同情というのは上から目線だったのかも。 そこで暮らしている子供たちや先生方が真摯に向き合っている姿や成長を本をとおしてだけど一緒に見守っていけたことがとても良かった。 有川さんがこういった切り口もっていたのも。さすが。 自衛隊を良い場面でスポット的に盛り込んでくるのもなかなか。

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2015/12/03

児童養護施設は身近なものではなかったので、色々目から鱗なことが多かった。 私もきっとすぐに靴箱を直しちゃって怒られるんだろうなぁ… 有川作品では自分では体験できない世界を覗かせてもらえることが多く、きっかけになることが多い。 【本を読むことでいいなと思うことがあれば、それはすべて...

児童養護施設は身近なものではなかったので、色々目から鱗なことが多かった。 私もきっとすぐに靴箱を直しちゃって怒られるんだろうなぁ… 有川作品では自分では体験できない世界を覗かせてもらえることが多く、きっかけになることが多い。 【本を読むことでいいなと思うことがあれば、それはすべて正解なのよ】という福原の言葉は心に染みた。 ヒサとカナちゃんの関係もいいなと思うし、幸せになってほしいなぁ。

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2015/10/31

有川さんの本は読み終わった後にその地域や職業が身近に感じることが多くて、今回の児童福祉施設も前よりは少し近くに感じた。 小学校の校区には施設があった気がするし、その子達が比較的浮いていた記憶もある。身なりや雰囲気を感じとる子供にとって、差別する気はなくても異質とは捉えられてた空気...

有川さんの本は読み終わった後にその地域や職業が身近に感じることが多くて、今回の児童福祉施設も前よりは少し近くに感じた。 小学校の校区には施設があった気がするし、その子達が比較的浮いていた記憶もある。身なりや雰囲気を感じとる子供にとって、差別する気はなくても異質とは捉えられてた空気があった。

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2015/10/21

どんな内容か知らぬまま、有川浩作品ということで、読み始めて衝撃を受けました。 児童養護施設を舞台にした物語。 母として子育てと我が子を振り返ると、いろいろに痛むところも。 登場人物の心の機敏がとてもよく描かれていて、過酷な環境は変えられないけれど、今とこれから子どもたちの人格を尊...

どんな内容か知らぬまま、有川浩作品ということで、読み始めて衝撃を受けました。 児童養護施設を舞台にした物語。 母として子育てと我が子を振り返ると、いろいろに痛むところも。 登場人物の心の機敏がとてもよく描かれていて、過酷な環境は変えられないけれど、今とこれから子どもたちの人格を尊重して大人になっていく希望を感じる作品です。 子育てすら能力のない親、こればかりはなってみないとわからない悲劇と、そうなってしまった当事者の育つ場所と、目的のはっきりしない場所……家庭の在り方を考えさせられます。

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2015/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Kindle化されない有川浩なのでまたも図書館本。 人気があるので次に予約している人がいるようなのでなるべく急いで読む。 泣きました。前半はそうでもないのだが最後のところで号泣しました。 有川作品はやっぱり泣けるよねえ。 ただ気をつけなきゃならんのは、これで知ったような気になることだな。 なりたい気持ちもあるんだけどね。 あくまでもエンターテインメント小説であることは忘れてはならん。 自衛隊も、聴力障害者も、児童養護施設も、図書館も。 わかったような気になっちゃいかん。あくまで娯楽作品。 そこだけは気をつけないとと思ってるけど、わかった気になっちゃうような気にさせるのは有川浩の力のすごさというところであろうな。 だから引き込まれてしまう。 イノッチの過去の話がかなり好きだったな。 アッコちゃんよかったねえ。 そしてイノッチも良かったねえ。

Posted byブクログ