明日の子供たち の商品レビュー
夜中3時まで一気読み。二人の関係に胸がキュッとなりつつ、もろもろエピソードにもひきこまれた。 2016.01.7
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テレビ番組で、可愛そうな児童養護施設で暮らす子供を見て、児童指導員として『あしたの家』に赴任した、三田村慎平。 希望にあふれて着任した、三田村を待っていたものは・・・ 世間で考えられている児童養護施設と、現実の児童養護施設とのギャップが登場人物を通して丁寧に語られていく。 知的障害者が身近にいて、その人が親元にいるより、良い環境なのを実際に知っているので、児童養護施設にいるからかわいそうじゃない、という事が良く分かった。 すごく良いっていう評価が多くて、期待し過ぎたせいもあるかもしれないけど、良かった程度の評価になってしまった。 でも、だんだん三田村が良い指導員になっていくのが、とっても嬉しかった。
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難しい問題を取り上げていましたが、とても分かりやすく読めました。 新人の三田村先生と一緒に、共感しながら、反省しながら読み進められました。 確かに、これまでの生活の中で、関わりのない話でした。改めて、色々な人が生活をしているんだなと言う思いになりました。
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2015.12 有川さんにはいつも知らない世界を教わる。今回は児童養護施設。子どもは大人にたくさん愛されて育って欲しい。こういう場所をちゃんと整えてほしい。わたしにできることは?自分の周りに存在する子どもに笑顔をむけること。店に来る子どもたちが楽しめるいい絵本をおくこと。子どもが...
2015.12 有川さんにはいつも知らない世界を教わる。今回は児童養護施設。子どもは大人にたくさん愛されて育って欲しい。こういう場所をちゃんと整えてほしい。わたしにできることは?自分の周りに存在する子どもに笑顔をむけること。店に来る子どもたちが楽しめるいい絵本をおくこと。子どもが楽しいおはなし会をすること。みんなが安心してこれるあたたかい場所にすること。
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児童養護施設について、そこに住む子供たちの気持ちについて、初めて知ることができたのは良かった。 2015年12月16日
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児童養護施設に暮らしている子とそこで働いている職員の方たちの話です。まず、施設で暮らしている子達は可哀想なんかじゃない、施設で生活できる事を幸せという子達に目から鱗でした。可哀想って一言で、片付けてしまったら見えなかった現実がこの本の中に描かれていました。どんなドラマや本よりも施...
児童養護施設に暮らしている子とそこで働いている職員の方たちの話です。まず、施設で暮らしている子達は可哀想なんかじゃない、施設で生活できる事を幸せという子達に目から鱗でした。可哀想って一言で、片付けてしまったら見えなかった現実がこの本の中に描かれていました。どんなドラマや本よりも施設の、リアルを描いている本なのかなと思うと同時に有川さんの調査力・取材力に、脱帽です。施設長の福原先生の仰る通り、読書は素晴らしいんですね。人生はたった一つですけど、読書でたくさんの人生を感じ、相手の立場に立てる。素敵な本でした。
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2015/12/7 913.6||アリ (3階日本の小説類) 様々な事情で児童養護施設に暮らす子供たち。 18歳になれば施設を出なければならずその後の彼らの生活は厳しいものがあり、大学進学もままならない。 新任職員の三田村が子供たちに信頼を得ていく過程と、子供たちのそれぞれ...
2015/12/7 913.6||アリ (3階日本の小説類) 様々な事情で児童養護施設に暮らす子供たち。 18歳になれば施設を出なければならずその後の彼らの生活は厳しいものがあり、大学進学もままならない。 新任職員の三田村が子供たちに信頼を得ていく過程と、子供たちのそれぞれの成長過程が面白い。 児童養護施設の知識が全くない方にはぜひ読んでほしい一冊。
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児童養護施設「あしたの家」での半年間。 猪俣先生が魅力的だったなぁ。頑なに進学を推奨しない先生の、過去と現在の救済が泣けた。 90人入所という大所帯でも、登場人物がかなり限定されていた印象。その分、一人ひとりの過去を挟みながらのシビアであったかい作品になってた。 大きな事件とかはおきないゆるやかなお話だけど、それぞれの事情や想いがあふれた作品。
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諦める前に、踏み出せ。 思い込みの壁を打ち砕け! 児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。 愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれ...
諦める前に、踏み出せ。 思い込みの壁を打ち砕け! 児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。 愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれて繰り広げられる。
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保育の大学に通っていて将来は施設に就職したいと思っています。 いまハマっている有川浩作品に児童養護施設をテーマにしたものがあるなら読まない手はない!と 図書館で借りて一気に読んでしまいました。 ことばのひとつひとつに、目から鱗、でした。 理想と現実の落差、子どもに寄り添うことの...
保育の大学に通っていて将来は施設に就職したいと思っています。 いまハマっている有川浩作品に児童養護施設をテーマにしたものがあるなら読まない手はない!と 図書館で借りて一気に読んでしまいました。 ことばのひとつひとつに、目から鱗、でした。 理想と現実の落差、子どもに寄り添うことの難しさ、退所後の支援の難しさ、などなど 日頃からぼんやりと思っていることを改めて突きつけられたように感じました。 揺るがないことは どんなに大切で、どんなに難しいだろう。 文庫になったらきっと買います。
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