明日の子供たち の商品レビュー
児童養護施設が舞台。 馴染みがないから想像もしにくいけれど……。 妙にやる気のある新任職員の慎平くん。希望やヤル気が溢れている感じが憎めない。 ちょっととっつきにくそうなんだけど、実は熱い先輩たちも素敵。人物に特徴があってそこは想像が膨らむ。 そんな世界もあると考えるきっかけに。...
児童養護施設が舞台。 馴染みがないから想像もしにくいけれど……。 妙にやる気のある新任職員の慎平くん。希望やヤル気が溢れている感じが憎めない。 ちょっととっつきにくそうなんだけど、実は熱い先輩たちも素敵。人物に特徴があってそこは想像が膨らむ。 そんな世界もあると考えるきっかけに。 その場しのぎではなく、先々のことも考えられるようになりたいな。
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児童養護は社会的な負担ではなく、未来への投資。 始まりは1通の手紙。 「かわいそうだと思われるのが1番嫌い。」 正直私は三田村先生みたいな考え方を持っていた。 今何を必要としてるのか? タイガーマスクも善意なんだけど目線を変えれば考えもの。 そのさじ加減。 重すぎる訳でもなく、か...
児童養護は社会的な負担ではなく、未来への投資。 始まりは1通の手紙。 「かわいそうだと思われるのが1番嫌い。」 正直私は三田村先生みたいな考え方を持っていた。 今何を必要としてるのか? タイガーマスクも善意なんだけど目線を変えれば考えもの。 そのさじ加減。 重すぎる訳でもなく、かと言って軽すぎる訳でもない話の流れ。 「攻めに転じて価値観を転倒する。」あぁ、確かにこの考え方はなかった。 久々に本を読んで目から鱗が落ちる様な感覚に陥った。
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図書館で遭遇したので借りてしまったけど、こういう題材は苦手。読み始めて2~3ページ過ぎても「やっぱり読むの、やめようかな」と思ってしまった。 が、読んでよかった。知る事は大事だわ。 爽やかな読後だったし。 三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3...
図書館で遭遇したので借りてしまったけど、こういう題材は苦手。読み始めて2~3ページ過ぎても「やっぱり読むの、やめようかな」と思ってしまった。 が、読んでよかった。知る事は大事だわ。 爽やかな読後だったし。 三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている!児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。
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児童養護施設のお話。興味深い。やっぱり有川さん好きや!最後もうちょっと恋が進展してくれたらもっとよかったな
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児童養護施設に転職した新米職員と先輩職員、施設で暮らす子ども達の物語。この本を読まなければ、主人公同様、施設で暮らす子ども達は親に捨てられた『かわいそうな』子ども達だという誤った先入観を持ち続けただろう。児童養護施設という日常では関わることがないものをこの本を読むことで少しは分か...
児童養護施設に転職した新米職員と先輩職員、施設で暮らす子ども達の物語。この本を読まなければ、主人公同様、施設で暮らす子ども達は親に捨てられた『かわいそうな』子ども達だという誤った先入観を持ち続けただろう。児童養護施設という日常では関わることがないものをこの本を読むことで少しは分かった気になれた。文中にあったが、知らなかったことや普段の生活では経験できないことを、読書を通して知ったり体験したりできる。読書って素晴らしいなぁ。もっと前から読書の素晴らしさに気付いていれば良かったなぁ。
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児童養護施設が舞台だが、読んでいて辛くなるような場面は少ない。 若手職員のちょっと軽めな?ベタな会話に違和感を覚えた。 これは敢えて、なのか? 勉強が特に好きじゃなくても大学進学が当然のことになりつつある現代だが、やはり頼れる人がいるのといないのとでは違う。 奨学金制度を利用して...
児童養護施設が舞台だが、読んでいて辛くなるような場面は少ない。 若手職員のちょっと軽めな?ベタな会話に違和感を覚えた。 これは敢えて、なのか? 勉強が特に好きじゃなくても大学進学が当然のことになりつつある現代だが、やはり頼れる人がいるのといないのとでは違う。 奨学金制度を利用して、というのもやはり道は険しそう。 やる気のある子には行政の力で進学の道が開けないものなのか? また、「ひだまり」のような施設は実際あるのかないのかさえわからないが、もしも少ないのだとしたら増やして欲しいと思った。 いろいろ勉強になった。
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姉が 「面白かったよ」 と、いうていたので、図書館でリクエストしました。 リクエストした日は3月末で、手元に届いたのが12月末。70人くらい待ったよ。笑 そしていざ手元にきてみれば久しぶりの分厚いハードカバーに 「おお」 と、思ったけど、ちょうど冬休みに入るし、イケるやろうと...
姉が 「面白かったよ」 と、いうていたので、図書館でリクエストしました。 リクエストした日は3月末で、手元に届いたのが12月末。70人くらい待ったよ。笑 そしていざ手元にきてみれば久しぶりの分厚いハードカバーに 「おお」 と、思ったけど、ちょうど冬休みに入るし、イケるやろうとタカをくくっていたところ・・・。 いろいろあって、ようやくページをめくれたのが1月8日初出の日のバスの車内で御座いました。笑 通勤に、重くても持っていくよハードカバー。 (五七五?) 著者の本はわりとさらさらと読めるけれど、さらさらとは読みたくない。 ひとつひとつの文章をかみしめて読みたいくらい好きなんやけど、そこはやっぱり有川氏・・・。 一度読み始めたらもうイッキに。 イッキにどわーっと読んでしまいました。 こんなに幸せな本があるやろうか! ちゅう具合。 こんなにハッピーエンドな本はないよ。 ひつこいけど、著者の本は全部好きやけどそれでも今回はテーマが重いかもなあ、と、ちょっと構えていた部分はあるねん。 でも、読んでよかった、すごく幸せな内容やった、と、思えたんやから、著者と、それから、お手紙を送った彼女の思いは私にも届いたんちゃうやろうか。 ある意味私なんかも「砕かれた」んやもの、もっともっと行政の偉い人が砕かれていればいいよ。 読み進めながら、正直 「ああ・・・」 と、肩身が狭くなることは多かった。 私も二児の母やけれども、母親ということに甘えてはいないかとこのところとみに思っていたので、余計に。 生んだからって自分を「母親だ」と、いって、しつけと称して(手はあげないけれど)傷付けるようなことを言ったりしていないやろうか。 それでも自分は「母親だから」と、勝手な免罪符にして、罪悪感を持たないようになってはきていないだろうか。 「この子のために」をていのいい呪文にして、なんもかもを大人にとって都合のいいように捻じ曲げてはいないやろうか。 とはいえ、不器用やけれどもまじめな私は、そこまで押し付けられるほど強気でもない。 長女が生まれてからずっと、 「私とこの子は別の人間」 と、思っているし、だから私の価値観が必ずしも子どもたちのそれになるとも思っていない。 ただ私は、社会的な常識を子どもたちへ教えてあげようと、あとは私は私なりに生きる跡を、子どもたちがそれぞれの形で感じてくれればいいと思っている。 なので、まあ、どちらかというとびしっと感が足りない親なのかもしれないけども。(;^ω^) あっこちゃんと再会した話と、本を楽しく読むと糧になる話、それから、奏子ちゃんが「砕いた」ところは、気持ち的には号泣して読んだ。 ほんで、シンポジウム後の久志と奏子の会話が・・・。 「手紙を送る」 のくだりで、 「ああー、そういうことか」 と、またまたホロリと・・・。 どんでん返しとまではいわへんけれど、著者は事実を事実としてへんに捻じ曲げずに、そのくせものすごいエンタテイメント性を出すんちゃうやろうか。 だから、ものすごい引き込まれちゃうんだよなあ。 著者の作品はほんとうによく調べられているんやろうと思う。 私は当事者になったことがないのでそこまでは言い切れないけれども、自衛隊シリーズといいおもてなし課といい、当事者の方々が読んでも納得できるくらいの土台があるんちゃうかな。 この話も、ヒューマンドラマにしてほしいなあ! 流行の俳優やわかりやすいお涙頂戴にするんじゃなくて、この作品のままでドラマ化してもらえないかなあ。 (2016.01.09)
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最近続いているお仕事小説な感じという印象 図書館戦争のあの感じをいまだに期待してたから最初はあれっ?ってなった でも施設について知りたいとか考えたいと思うきっかけになったと思う
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敬遠してしまう題材ながら、読んでみると引き込まれた。最後は鼻にツンときた。今までと違い、甘い恋の話しではなく、世に問題提起し、考えさせる内容でした。 1.施設の子どもはかわいそうではない 2.子どもは選挙権がないため施設は行政のエアポケットに入ってしまう 3.相談する大人、何もせ...
敬遠してしまう題材ながら、読んでみると引き込まれた。最後は鼻にツンときた。今までと違い、甘い恋の話しではなく、世に問題提起し、考えさせる内容でした。 1.施設の子どもはかわいそうではない 2.子どもは選挙権がないため施設は行政のエアポケットに入ってしまう 3.相談する大人、何もせずのんびり出来る空間。当たり前の環境が施設の子どもにはない
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この本に出会えてよかった!そう心から思えた本だった。本を読むことは知識を増やすだけでなく、様々な人の価値観を知ることができる。児童養護施設のイメージを変えることができた。 また、先生としての立場に苦労する登場人物をみていて、ハッとした。自分がリーダーを務めた時、全部やってあげよう...
この本に出会えてよかった!そう心から思えた本だった。本を読むことは知識を増やすだけでなく、様々な人の価値観を知ることができる。児童養護施設のイメージを変えることができた。 また、先生としての立場に苦労する登場人物をみていて、ハッとした。自分がリーダーを務めた時、全部やってあげようとしてた。そうじゃないんだ、一人一人のきっかけを作って、相手の成長に任せる、頼れる時は頼るべきなんだって。そんな風に思えた。たっくさーーんのこと感じられた。
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