山女日記 の商品レビュー
登山と人生を柔らかく織り交ぜた話。どちらにも偏っていないから、どちらかを強く求めると不満かもしれないけれど、こんな小説もいいと思う。
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- ネタバレ
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多分色んなところでいっぱい繋がってたと思います笑 さらっと読んだため、繋ぎきれてないところがあります笑 山を登る人たちの話しで、それぞれにストーリーがあって、読んでいて楽しかったです。 ただ、私は山に登りたいタイプの人間じゃないので、自分が登りたいとは思わなかったのですが、金太郎の山には登ってみてもいいかなと思えたのがびっくりです。 バナナを買おうとしてる彼にやめなよと言っても、これは譲れないとゴリラ顔で言われると折れないといけなかったっていうところで、笑いました。 湊かなえさんのやまおんな日記、良かったです。
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30年前には友人とちょくちょく登山した。と言っても日帰りで。頂上で作ったインスタントラーメンが美味かった。 富士山を初めて登ったのは家族と。8月初旬だったが、山頂は真冬のような寒さ。風があったので、ダウンを持っていかなかったことが悔やまれた。そんな日々が思い出された。
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7つの山に登るそれぞれの人たちの物語。結婚ってなんだろう、人生ってうまくいってなくても結構大丈夫かもと思える。湊かなえさんの作品を初めて読んだが、すきでした
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湊かなえは山ガールらしい。体験を生かした小説。最後のニュージーランドのトンガリロに行ってみたいと思う。 ぜんぜん知らなかったけど、NHKでドラマ化もされてる。見てみようっと。
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山に登りたくなる本。短編ですが所々で少し繋がっていて、最後の章はそれまでとは違って切ない感じでしたが楽しめました。黙々と登り頂上まで到達する行為が人生と通ずるものがあり、それを小説を通して共感できたのでなんだか高揚してしまった。それぞれの人から見た印象などが、他人の目から見たもの...
山に登りたくなる本。短編ですが所々で少し繋がっていて、最後の章はそれまでとは違って切ない感じでしたが楽しめました。黙々と登り頂上まで到達する行為が人生と通ずるものがあり、それを小説を通して共感できたのでなんだか高揚してしまった。それぞれの人から見た印象などが、他人の目から見たものと違って映るのが感慨深い。
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湊さんの本だけど、身構えずに読めるよ~と、教えてもらって。 登山のシチュエーションに、ゆるい連作短編集。 主人公は全て女性。 山や自然や登山そのものが主人公ではなく、女性たちの家族やパートナーや友だちとの節目がテーマに描かれている。 登頂したときや、登っているときのキリリと...
湊さんの本だけど、身構えずに読めるよ~と、教えてもらって。 登山のシチュエーションに、ゆるい連作短編集。 主人公は全て女性。 山や自然や登山そのものが主人公ではなく、女性たちの家族やパートナーや友だちとの節目がテーマに描かれている。 登頂したときや、登っているときのキリリとした気持ちを思い出した。 近所の小一時間で登れる山しか行ったことないけど。 森村桂さんの名前を懐かしく。 また、読んでみよう。ケーキがホントにおいしそうだったのよね。
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湊かなえさんといえば、 イヤミスが印象的ですが、 今回はその要素がなくスッキリ爽快な山登りのお話です。 山ガールたちの年齢はそれぞれですが、 「山を登る」という目的と人生を 照らし合わせた物語なんですよね。 みんな悩み事があるんですけど 山登りがその悩みを緩和してくれるんです...
湊かなえさんといえば、 イヤミスが印象的ですが、 今回はその要素がなくスッキリ爽快な山登りのお話です。 山ガールたちの年齢はそれぞれですが、 「山を登る」という目的と人生を 照らし合わせた物語なんですよね。 みんな悩み事があるんですけど 山登りがその悩みを緩和してくれるんですよね。 山登りって不思議ですね(^^) こんなん読んだら山登ってる人みんなに 話しかけたくなりますねー。笑 たしかに山登りは頂上に行くという目的があるから達成感も味わえるし おすすめですよ! 日本百名山の2つしか制覇していない僕ですが、まだまだ山登りしたいですね。
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めちゃくちゃ山に行きたくなりました。 礼文利尻ニュージーランドはいつか行きたいな。 登山を通して人間関係、悩みに向き合う。
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湊かなえのある意味での衝撃作。 なんと、今回はミステリーとイヤミスを完全封印しています。 各章の登場人物が絡まり合いながらたどり着くゴールはスッキリとしています。 シンプルに山の良さと、著者の質のいい文章と、山頂にたどり着いたような読後感が味わえます。 著者が登山好きというだ...
湊かなえのある意味での衝撃作。 なんと、今回はミステリーとイヤミスを完全封印しています。 各章の登場人物が絡まり合いながらたどり着くゴールはスッキリとしています。 シンプルに山の良さと、著者の質のいい文章と、山頂にたどり着いたような読後感が味わえます。 著者が登山好きというだけあって、登山工程の描写が非常に忠実に再現されていて、山を登る魅力がじゅうぶんに伝わった一冊でした。
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