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山女日記 の商品レビュー

3.8

285件のお客様レビュー

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    45

  2. 4つ

    118

  3. 3つ

    88

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2021/11/14

ずっと前に一度読んでいたのだが、最近BSでドラマ化されたものを見て、『あれ?こんな内容だったっけ?』と思い再読。 記憶では、いろんな事情を抱えて山に登る人達の話がオムニバス形式で繋がっていたはず…だったが、やはり記憶は間違っておらず、ドラマに出てくるツアーガイドが主人公ということ...

ずっと前に一度読んでいたのだが、最近BSでドラマ化されたものを見て、『あれ?こんな内容だったっけ?』と思い再読。 記憶では、いろんな事情を抱えて山に登る人達の話がオムニバス形式で繋がっていたはず…だったが、やはり記憶は間違っておらず、ドラマに出てくるツアーガイドが主人公ということはない。 ただ少し設定が似た人が最後の方の話に出てくるだけだ。決まった人を真ん中においた方がドラマ化しやすかったのだろう。 "イヤミスの女王"と評される湊かなえさんの作品だが、これはイヤミスではない。 悩みを抱えた人が山に登ることで自分を見つめ直したり、気付きを得たり、新しい一歩を踏み出す話だ。 山に登る人は、キツい大変だといいながら、また登る。それだけの魅力が山にはあるのだろう。 迷ったとき山に登る。そんな選択肢があってもいい。体力に全く自信はないので、私には無理かなw

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2021/12/15

山登りをする女性の物語、短編集。 それぞれの話が少しずつ関係をもち繋がっている。 がっつり登山はしたことないけど、 そんなに人生を見つめ直せるなら 行ってみたいと思った。

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2021/10/31

日常の暮らしの中で、小さく傷ついたり残念だったりを誰でも抱えている。でも、山の自然の中で非日常の景色を見ることが、自分の周りの世界の見方を変えることにつながっていく…。そして普段会わない人に出会うことも、価値観を少し変えてくれるのかな。 ニュージーランドにまた行きたいなと思った。

Posted byブクログ

2021/04/29

湊かなえさんの作品を読むのは、初めて。 ブクログのレビューで良く見かけるので、著者に興味をもちました。 ウィキペディアを見ると、湊かなえさんは、次のように紹介されています。 湊 かなえ(みなと かなえ、1973年1月 -)は、日本の小説家。広島県因島市中庄町(現・尾道市因島中...

湊かなえさんの作品を読むのは、初めて。 ブクログのレビューで良く見かけるので、著者に興味をもちました。 ウィキペディアを見ると、湊かなえさんは、次のように紹介されています。 湊 かなえ(みなと かなえ、1973年1月 -)は、日本の小説家。広島県因島市中庄町(現・尾道市因島中庄町)生まれ。武庫川女子大学家政学部被服学科卒業。2007年には金戸 美苗(かなと みなえ)の名義で第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞した。 現在、兵庫県洲本市在住。 趣味は登山。大学時代はサイクリング同好会に所属して自転車旅行で日本各地を旅し、社会人になっても続けられるアウトドアスポーツとして登山を勧められ、大学4年の時に登った妙高山で登山の魅力の虜になる。1999年夏から12年間のブランクを経て2010年に登山を再開。家庭、仕事、趣味を自らの三本柱としている。 で、作品の構成は、GINGER L.(ジンジャーエール)という幻冬舎発行の季刊文芸誌に、2012~2013年にかけて書かれた作品群をまとめたものになっています。 なお、GINGER L.(ジンジャーエール)という雑誌は、休刊になっています。 作品群は、 ・妙高山 ・火打山 ・槍ヶ岳 ・利尻山 ・白馬岳 ・金時山 ・トンガリロ 山好きの方には、興味深い内容と思われますが、私のように不活発な人間には、面白味がなく、20頁まで読んで終了。

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2021/03/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

良い意味で湊かなえさんらしくない作品。独特の嫌な言い回しは健在ですが(笑)、とっても山登りがしたくなりました☆ 計7話の短編集ですが、前の話で出てきた登場人物の誰かがさりげなく別の話でも登場してきて楽しく読む事が出来ました♪湊かなえさんが余り好きじゃない人こそ読んで欲しい作品。

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2021/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幻冬舎発行の季刊文芸誌 GINGER L.(ジンジャーエール)の連載作品。妙高山、火打山、槍ヶ岳、利尻山、白馬岳、金時山、トンガリロの7つの登山を、それぞれ別の人の視点で語る。7人の語り部は、お互いにゆる〜く繋がっていて、登山の中で、各々の人生や悩みが詳らかにされる。登山の描写のみならず、全体を一つの小説として見たときの構成の素晴らしさに感動!

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2021/03/14

山女日記 湊かなえさんらしくない題名だと 勝手に思い込んで 手に取った1冊 山ガールいいなぁと思いつつ 読み進める どうして 山女日記なのかわかった 楽しめる1冊になりました。

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2021/03/02

登山と人生を柔らかく織り交ぜた話。どちらにも偏っていないから、どちらかを強く求めると不満かもしれないけれど、こんな小説もいいと思う。

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2021/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

多分色んなところでいっぱい繋がってたと思います笑 さらっと読んだため、繋ぎきれてないところがあります笑 山を登る人たちの話しで、それぞれにストーリーがあって、読んでいて楽しかったです。 ただ、私は山に登りたいタイプの人間じゃないので、自分が登りたいとは思わなかったのですが、金太郎の山には登ってみてもいいかなと思えたのがびっくりです。 バナナを買おうとしてる彼にやめなよと言っても、これは譲れないとゴリラ顔で言われると折れないといけなかったっていうところで、笑いました。 湊かなえさんのやまおんな日記、良かったです。

Posted byブクログ

2021/02/11

30年前には友人とちょくちょく登山した。と言っても日帰りで。頂上で作ったインスタントラーメンが美味かった。 富士山を初めて登ったのは家族と。8月初旬だったが、山頂は真冬のような寒さ。風があったので、ダウンを持っていかなかったことが悔やまれた。そんな日々が思い出された。

Posted byブクログ