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山女日記 の商品レビュー

3.8

285件のお客様レビュー

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    45

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2016/10/19

帯に書いてあるような感動はないものの、山に登る者としては作中に出てきた山々に惹かれまくり。道民としては利尻山には一度登ってみたいなぁと思いました。

Posted byブクログ

2016/10/10

私がよんだ他の湊かなえさんの作品とは違い、人が死んだりしないのでソフトな内容なのですが…。 私には読みづらかったです。私自身も昔富士山は2回登り、登山経験者なのですが、アラサーの皆が登山することで考えを整理しようと思って登る訳ではないので、登場人物にあまり共感できませんでした。 ...

私がよんだ他の湊かなえさんの作品とは違い、人が死んだりしないのでソフトな内容なのですが…。 私には読みづらかったです。私自身も昔富士山は2回登り、登山経験者なのですが、アラサーの皆が登山することで考えを整理しようと思って登る訳ではないので、登場人物にあまり共感できませんでした。 普通の人達の普通のお話でした。 前編読んで、なんとか印象に残ったのは「妙高山」ですかね。「感動の連作」とか帯に書いてあるから何かを期待しすぎたのかもしれません…。

Posted byブクログ

2016/10/02

ミステリーじゃない湊かなえ。 山女の私にはドストライクな本だった。 湊かなえ、こんなストーリーも書くのかぁ〜(^^)。 行ったことある山、いつも持っていく持ち物、前から欲しい靴、やってみたくなる料理…こんなに詰まってたら面白くないわけがない♪ それぞれの思惑を抱えた女性たち。 こ...

ミステリーじゃない湊かなえ。 山女の私にはドストライクな本だった。 湊かなえ、こんなストーリーも書くのかぁ〜(^^)。 行ったことある山、いつも持っていく持ち物、前から欲しい靴、やってみたくなる料理…こんなに詰まってたら面白くないわけがない♪ それぞれの思惑を抱えた女性たち。 この歳になると、それぞれの悩みがよく分かる。 山友達にプレゼントしたくなった本。

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2016/10/01

変則的なグランドホテル形式で、登場人物全てがいくつかの山を一緒に登ったりすれ違ったりしながら、全員がなんらかの心のモヤモヤを山で浄化していくという、かなり健康的な山登りストーリー。山に登ることで結ばれるカップルや友情、結ばれないカップルや突然夫に離婚を願われて悩む主婦、心情描写や...

変則的なグランドホテル形式で、登場人物全てがいくつかの山を一緒に登ったりすれ違ったりしながら、全員がなんらかの心のモヤモヤを山で浄化していくという、かなり健康的な山登りストーリー。山に登ることで結ばれるカップルや友情、結ばれないカップルや突然夫に離婚を願われて悩む主婦、心情描写や物語に重きを置いているが、山の描写が良い量でちりばめられていて、要トレーニングなアイガーサンクションな話ではなくて、かなり薹が立った体力の無い中年でも山に登ろうかと思わせるタイプ。登場人物女性達は”山女日記”というウェブサイトで情報収集や交流をしているというのがちらほらと出てくる、そのオフにあるのが本作、というような設定なんやろかねぇ、エエ感じやと思います。  サポイチ味噌でつくる「みそやきそば」、めっちゃ美味しそうで、つい今日はサポイチ味噌買ってきてしまいました。もやしとソーセージを山盛り入れて作ってみます。

Posted byブクログ

2016/09/30

少しずつつながっている女性たちの物語が爽やかで、読み終わった後すーっと気持ちが澄んでいく気がした。けっこうハードルの高そうな山が出てきたけれど、登ってみたくなります。

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2016/09/21

湊かなえ作品の中で一番後味がよい作品 なのではないかな、と思う。 いろいろな悩みを抱えて女性達が 登山を終えた後、少しだけ軽い足取りで 前に進み始める姿は清々しい。 わたしは趣味で山に登っているが、 同じく山に登る女性達の頭の中を覗いて 改めて山に登る意味を考えさせられた。 ...

湊かなえ作品の中で一番後味がよい作品 なのではないかな、と思う。 いろいろな悩みを抱えて女性達が 登山を終えた後、少しだけ軽い足取りで 前に進み始める姿は清々しい。 わたしは趣味で山に登っているが、 同じく山に登る女性達の頭の中を覗いて 改めて山に登る意味を考えさせられた。 人と一緒に登ったことしかないのだが、 単独で登ることにも興味が湧いた。 逆に登山に興味の無い人でも、 登山中の情景が目の前に浮かび上がるような 文章であるため、登山に興味を持つのでは… と期待している。

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2016/09/16

(2016/9/15読了) つい先日、初登山を経験し、登山に対して少なからず魅力を感じていたので、書架でこの本を見つけ即借りること。 ハイキング程度に訪れた場所は思い出しながら、初めて聞く場所は興味津々で読んだ。 この作品の中の女性たちは私より少し年代が若いけど、自分も通ってき...

(2016/9/15読了) つい先日、初登山を経験し、登山に対して少なからず魅力を感じていたので、書架でこの本を見つけ即借りること。 ハイキング程度に訪れた場所は思い出しながら、初めて聞く場所は興味津々で読んだ。 この作品の中の女性たちは私より少し年代が若いけど、自分も通ってきた道、岐路ではそれなりに迷ってきた身なので、内容的にも楽しめた。 連作という形は好きな方。でも、最後の話を読むまで全てが繋がらなかったことは、ちょっとだけイラついてしまった。 星4はおまけ。白湊作品、まだ他にも読んでみたいと思う。 (内容) 私の選択は、間違っていたのですか。真面目に、正直に、懸命に生きてきたのに…。誰にも言えない苦い思いを抱いて、女たちは、一歩一歩、頂きを目指す。新しい景色が、小さな答えをくれる。感動の連作長篇。 (目次) 妙高山 … 新潟県 火打山 … 新潟県 槍ヶ岳 … 長野県・岐阜県 利尻山 … 北海道 白馬岳 … 長野県・富山県 金時山 … 神奈川県・ 静岡県 トンガリロ … ニュージーランド

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2016/09/07

イヤミスではない湊さんの作品! 短編集だけど、登場人物にどこか繋がりがある連作。とても爽やかで、登山したくなる。

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2016/09/05

最初の話を読み終わって、あれ?私誰の本を読んでたんだっけ?と思ってしまいました。 いつもの本も好きだけれど、良い意味で湊かなえっぽくなくて、でもこちらも好き。 独身の30代女性あたりが読むのに良さそうな本です。

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2016/08/25

様々な理由から山に登る女子たち。それぞれの背景を秘め絵山に登ることで、自分自身の解決を見つけていく。 祝山の日!

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