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太陽の棘 の商品レビュー

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145件のお客様レビュー

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2024/08/18

大好きな 原田マハ作品 今回も とても とてもよかった。。。 じんわりと。 静かで 荒々しくて 眩しくて とても切なくて 芸術でつながる和 言葉が不自由でも おなじ気持ちなら 思いは交わる 今とは違うからこそ もどかしい 遠く離れてしまえば 会えることは難しい こころに静...

大好きな 原田マハ作品 今回も とても とてもよかった。。。 じんわりと。 静かで 荒々しくて 眩しくて とても切なくて 芸術でつながる和 言葉が不自由でも おなじ気持ちなら 思いは交わる 今とは違うからこそ もどかしい 遠く離れてしまえば 会えることは難しい こころに静かにつもる 言葉にならない気持ちが 彼ら皆の幸せを こころから願うばかり

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2024/07/29

沖縄と画家とアメリカ人。 戦争とは異なる文脈としての芸術。 日本人とアメリカ人。 いろいろ思うところのある考えさせられた本でした。

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2024/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

軍の精神科医として沖縄に派遣されたエド。ニシムイアートビレッジでタイラ、ヒガと出会う。沖縄と米国、立場は違うが絵を通じてお互いが心を通わせて大切なものを見つける。ヒガにもようやく救いが、と思ったところで悲しい事件に巻き込まれてしまい、エドとタイラ、ヒガは最後に顔を合わせることなく送還されてしまうことになる。その後ニシムイの人々がどうしたのか本での描写はないが、力強く生きたに違いない。大戦直後の米軍による沖縄駐在という難しい題材ながらも、人との魂の交流を美しく描いていてよかった。 (読書メーターからの転記)

Posted byブクログ

2024/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの原田さん、いい仕事してます! これまでの有名作家さんの真実を暴く!というような内容ではなかったし、作者もこの本を読むまでは知らなかったし、沖縄にそんな芸術村があったことすら知らなかったので、そういう意味では戦後の沖縄の芸術の真実を見たって感じがした。沖縄はもともと琉球王国で”ヤマト”に乗っ取られ、日本の犠牲としてアメリカと戦った唯一の本土決戦場となり、その悲惨さは登場人物ヒガに集約されている。この人物が本当に存在したのかも誰がモデルになったかもわからないが、戦後の激動を若き精神科医と沖縄芸術を先導した画家、そしてその妻の熱い物語を読ませてもらった。 つくづく芸術繋がりとはいえ、よくこんなマイナーな話を戦後のセンシティブな内容を盛り付けて綺麗にまとめた一冊の本に出来るなぁと感心した。

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2024/02/12

インフルが流行ってるみたいじゃが、わしはマハ熱に侵されてますw ってな事で原田マハの『太陽の棘』 戦後間もない沖縄に琉球米軍医療局士官の精神科軍医として赴任して来たエドワード・ウィルソン 赴任早々に同僚達とドライブへ出掛けるが迷子になり、山道を走っていると『NISHIMUI...

インフルが流行ってるみたいじゃが、わしはマハ熱に侵されてますw ってな事で原田マハの『太陽の棘』 戦後間もない沖縄に琉球米軍医療局士官の精神科軍医として赴任して来たエドワード・ウィルソン 赴任早々に同僚達とドライブへ出掛けるが迷子になり、山道を走っていると『NISHIMUI ART VILLAGE』なる村を発見し行く事に……。 その村はセイキチ・タイラを中心に沖縄の芸術家達が集まる貧しいがアートに満ち溢れた村だった それからエドとタイラを中心に沖縄とアメリカ、戦争と平和、芸術には国境や差別は無く皆平等と戦勝国、敗戦国関係無くアートを愛する気持で繋がっていくが、取り巻く環境は容赦ない……。 ニシムイアートを観に行きたい! マハさんの本はホントにグッと来る♪ 装丁のカバーは勿論、タイラこと玉那覇正吉が描いた、エドことスタインバーグ博士の肖像画。 この裏カバーには玉那覇正吉の自画像も有るんで見て欲しいな♪ 読む前からカバーの肖像画に魅せられて早く読みたいってウズウズしてたけど、読み終わって改めて見ると何だか涙が出てくるw 2016年11冊目

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2023/09/29

やはり原田マハさん、はずれなし! 表紙の絵に惹かれて手にとりました。沖縄戦の直後、そんなアートビレッジあったとは全く知らず驚きました。沖縄人の苦しみ、米兵との交流。とても響きました。ヒガさんの抽象画、見てみたい…!

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2023/09/06

久しぶりにアートな本が読みたいと思い 原田マハさんを探しに。 短編集を読むつもりでしたが、表紙の絵に惚れてしまってこちらを。結果は文句なしの★5で。 『楽園のカンヴァス』でもすっかり魅力されましたが、こちらも大好きになりました。沖縄…1月に行ったばっかりなのに…!! 那覇市の牧志...

久しぶりにアートな本が読みたいと思い 原田マハさんを探しに。 短編集を読むつもりでしたが、表紙の絵に惚れてしまってこちらを。結果は文句なしの★5で。 『楽園のカンヴァス』でもすっかり魅力されましたが、こちらも大好きになりました。沖縄…1月に行ったばっかりなのに…!! 那覇市の牧志市場も通ったし、多分近くをウロウロしていたはず。もっと早く読んでいれば!! とてもとても良かったです。これだから原田さんは…! もう!!

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2023/05/14

マハさん得意の、実話を元にしたフィクション。そんなに長くはないので、惹き込まれてそのままイッキ読み。 終戦直後の沖縄。そんな貧しい時代に、命懸けでアートに取り組むタイラ達ニシムイ美術村の人達と、軍の精神科医の交流のお話。登場人物の力強い一途さに心を持って行かれます。 とにかく、戦...

マハさん得意の、実話を元にしたフィクション。そんなに長くはないので、惹き込まれてそのままイッキ読み。 終戦直後の沖縄。そんな貧しい時代に、命懸けでアートに取り組むタイラ達ニシムイ美術村の人達と、軍の精神科医の交流のお話。登場人物の力強い一途さに心を持って行かれます。 とにかく、戦争は良くない。絶対良くない。 こうして好きな本がたくさん読めるのも、平和だから。

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2023/03/06

終戦直後の沖縄、若いアメリカ軍医と沖縄ゲージツ家達の交流のお話。 いーお話でした。 ニシムイ・コレクション観てみたいですね ( ´∀`)

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2022/12/23

終戦後の沖縄に精神科の軍医として派遣されてた主人公。そんなニーズがあることが意外な気がしましたが序盤は気乗りしない邂逅シーンからの展開にこちらも寝落ちしそうだったのですが、場違いなオープンカーに乗ってニシムイを発見した辺りから面白く読めました。 それが実話に基づく話だと知って更に...

終戦後の沖縄に精神科の軍医として派遣されてた主人公。そんなニーズがあることが意外な気がしましたが序盤は気乗りしない邂逅シーンからの展開にこちらも寝落ちしそうだったのですが、場違いなオープンカーに乗ってニシムイを発見した辺りから面白く読めました。 それが実話に基づく話だと知って更に興味が湧きましたが終盤の展開がもう一押しかな、期待してた分、さらっとかわされたような拍子抜け感が重苦しさを払いのけてくれました。 占領下の沖縄、東アジア情勢も不穏な空気に包まれてゆく歴史背景の中、アメリカ人医師と日本人画家の友情を描いた物語、心残りが光の棘となってつき刺さりました。

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