太陽の棘 の商品レビュー
美しい史実に基づく。 ニシムイ・コレクション。 沖縄は難しいが故に、物語が産まれる。 最後のゲートでのやり取りと鏡での見送りが圧巻。
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戦争に関する心痛むところもありますが、芸術に取り組むパワーに勇気をもらえます 信頼と友情!いい話でした
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2014.5/27 絵画の表紙の原田作品は大好きだーーー!しかも今回は実話に基づく終戦直後の沖縄が舞台で、でも主人公はアメリカ人軍医で...と身近に感じさせつつドラマチック♪軍医のエドと画家のタイラたちとの交流が素敵で悲しい(T_T)タイラの描いたエド像の院長評はそのまま原田さん...
2014.5/27 絵画の表紙の原田作品は大好きだーーー!しかも今回は実話に基づく終戦直後の沖縄が舞台で、でも主人公はアメリカ人軍医で...と身近に感じさせつつドラマチック♪軍医のエドと画家のタイラたちとの交流が素敵で悲しい(T_T)タイラの描いたエド像の院長評はそのまま原田さんの評なんだろう。
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アメリカに占領された沖縄に終戦直後から実在したアートヴィレッジ、ニシムイと米軍医師との交流の物語。アートは人を人に立ち返らせてくれる・・・と思った。沖縄に行きたくなる。
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終戦直後アメリカの支配下にあった沖縄で、エネルギーにあふれた芸術家たちと米軍精神科医たちの触れ合いを書いた小説。 実在の人物・出来事を主に書かれたもので、非常に面白かった。 表紙と背表紙の自画像が小説内に出てくる自画像ということで興味をもった
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まさかの実話だったとは・・ 戦後の沖縄。 知られざる美術村があったとは・・ そこでのアメリカ人軍医と芸術家たちの交流の話。 いつか沖縄へ行ったら美術館へ行ってみたい。
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2017/7/18 最近の原田マハさん 凄いと思う! これは戦後、沖縄駐屯を軍から任命されたアメリカ軍医たちと沖縄の画家仲間の友情を描いた物語です。 あの悲惨な戦争があった島で偶然出会い、絵画を通して友情を深めあい お互いを思い合いながら故郷へ帰っていく。 男同士の友情に涙がで...
2017/7/18 最近の原田マハさん 凄いと思う! これは戦後、沖縄駐屯を軍から任命されたアメリカ軍医たちと沖縄の画家仲間の友情を描いた物語です。 あの悲惨な戦争があった島で偶然出会い、絵画を通して友情を深めあい お互いを思い合いながら故郷へ帰っていく。 男同士の友情に涙がでました。 あの沖縄にも、こんな素晴らしい出会いがあったなんて、少し救われました。 一気読みするほど素晴らしい作品でした!
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沖縄軍に派遣された精神科医師と「ニシムイ」に暮らす芸術家達との人種を超えた心温まる交流…と、雑にまとめるとそういう話。 いまひとつ盛り上がらず淡々と終わる感が否めないけれど、もうそれも筆者の味かと。あと主人公の性格がピュアすぎるからかなぁ…?? 遠く異国で働いてる息子から次々とその地のアーティストの作品が贈られてくる日々というのも楽しいかも、と不謹慎ながら思ったり。こういう経緯だと美術品を集めるのも自然と生活の一部になるんだろうなぁ。 米軍兵士による近隣住民への「悪さ」は最低を極めるけれど、戦争で100人・1000人単位で殺した後ではなぜ1人殺めるのがいけないんだという錯乱状態になっていても…おかしくはないのかもしれないと思ってしまった…。
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楽園のカンヴァスを読んで以来、好きな作家のひとり。実話をもとに書かれているとのことで、手に取りました。第二次世界大戦後の沖縄の歴史は、恥ずかしながら学校教育、軍事問題等ニュースレベルの知識しかない。小説を通じて沖縄の心に触れる体験を得ることは、とても貴重であり、日本人として大切な...
楽園のカンヴァスを読んで以来、好きな作家のひとり。実話をもとに書かれているとのことで、手に取りました。第二次世界大戦後の沖縄の歴史は、恥ずかしながら学校教育、軍事問題等ニュースレベルの知識しかない。小説を通じて沖縄の心に触れる体験を得ることは、とても貴重であり、日本人として大切なことだと思いました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
エドとニシムイの画家たちが友情を結ぶ様子に感動した。タイラやヒガなどのニシムイの画家たちの生命力の強さや、絵を描くことに命を捧げる芸術家としての誇りが強く伝わってきた。この物語の舞台が、戦後の沖縄であり、アメリカから派遣された絵画好きの精神科医と、沖縄の芸術家が集まって暮らす特別な場所で生きている画家たちを中心に繰り広げられていることに、深い意味を感じた。表紙の絵もインパクトがあって好きだ。
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