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太陽の棘
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太陽の棘

原田マハ(著者)

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太陽の棘

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/04/19
JAN 9784163900537

太陽の棘

¥220

商品レビュー

4

143件のお客様レビュー

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2024/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

軍の精神科医として沖縄に派遣されたエド。ニシムイアートビレッジでタイラ、ヒガと出会う。沖縄と米国、立場は違うが絵を通じてお互いが心を通わせて大切なものを見つける。ヒガにもようやく救いが、と思ったところで悲しい事件に巻き込まれてしまい、エドとタイラ、ヒガは最後に顔を合わせることなく送還されてしまうことになる。その後ニシムイの人々がどうしたのか本での描写はないが、力強く生きたに違いない。大戦直後の米軍による沖縄駐在という難しい題材ながらも、人との魂の交流を美しく描いていてよかった。 (読書メーターからの転記)

Posted by ブクログ

2024/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの原田さん、いい仕事してます! これまでの有名作家さんの真実を暴く!というような内容ではなかったし、作者もこの本を読むまでは知らなかったし、沖縄にそんな芸術村があったことすら知らなかったので、そういう意味では戦後の沖縄の芸術の真実を見たって感じがした。沖縄はもともと琉球王国で”ヤマト”に乗っ取られ、日本の犠牲としてアメリカと戦った唯一の本土決戦場となり、その悲惨さは登場人物ヒガに集約されている。この人物が本当に存在したのかも誰がモデルになったかもわからないが、戦後の激動を若き精神科医と沖縄芸術を先導した画家、そしてその妻の熱い物語を読ませてもらった。 つくづく芸術繋がりとはいえ、よくこんなマイナーな話を戦後のセンシティブな内容を盛り付けて綺麗にまとめた一冊の本に出来るなぁと感心した。

Posted by ブクログ

2024/01/20

インフルが流行ってるみたいじゃが、わしはマハ熱に侵されてますw ってな事で原田マハの『太陽の棘』 戦後間もない沖縄に琉球米軍医療局士官の精神科軍医として赴任して来たエドワード・ウィルソン 赴任早々に同僚達とドライブへ出掛けるが迷子になり、山道を走っていると『NISHIMUI...

インフルが流行ってるみたいじゃが、わしはマハ熱に侵されてますw ってな事で原田マハの『太陽の棘』 戦後間もない沖縄に琉球米軍医療局士官の精神科軍医として赴任して来たエドワード・ウィルソン 赴任早々に同僚達とドライブへ出掛けるが迷子になり、山道を走っていると『NISHIMUI ART VILLAGE』なる村を発見し行く事に……。 その村はセイキチ・タイラを中心に沖縄の芸術家達が集まる貧しいがアートに満ち溢れた村だった それからエドとタイラを中心に沖縄とアメリカ、戦争と平和、芸術には国境や差別は無く皆平等と戦勝国、敗戦国関係無くアートを愛する気持で繋がっていくが、取り巻く環境は容赦ない……。 ニシムイアートを観に行きたい! マハさんの本はホントにグッと来る♪ 装丁のカバーは勿論、タイラこと玉那覇正吉が描いた、エドことスタインバーグ博士の肖像画。 この裏カバーには玉那覇正吉の自画像も有るんで見て欲しいな♪ 読む前からカバーの肖像画に魅せられて早く読みたいってウズウズしてたけど、読み終わって改めて見ると何だか涙が出てくるw 2016年11冊目

Posted by ブクログ

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