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太陽の棘 の商品レビュー

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143件のお客様レビュー

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    33

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/09/11

原田マハと行く秋の芸術読書ツアー ひまわりメロリン隊長の激推しの「太陽の棘」 最高だった! ゴッホ、ゴーギャン、ルソー…色々とツアーしてきたけどコレ一番好きかも\(//∇//)\ 戦後の沖縄も実は詳しくなかったし ましてや「ニシムイの画家」ははじめてで 多分今までの読書で最高...

原田マハと行く秋の芸術読書ツアー ひまわりメロリン隊長の激推しの「太陽の棘」 最高だった! ゴッホ、ゴーギャン、ルソー…色々とツアーしてきたけどコレ一番好きかも\(//∇//)\ 戦後の沖縄も実は詳しくなかったし ましてや「ニシムイの画家」ははじめてで 多分今までの読書で最高ググりまくりでした。 スタインバーグ最高! タイラ…玉那覇正吉最高だ‼︎ ヒガの絵が見たかったです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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2022/07/30

沖縄が昔はアメリカ領だった、くらいの知識しかなかったので…沖縄戦の凄惨さや戦後の沖縄人の辛苦を知り、なんだか胸を締め付けられる思いがする。 巻末の謝辞でニシムイが実在したことやエドやタイラもモデルが居たんだと分かり、いっそういろんな人に読んでもらいたいと思う。 沖縄返還50年で今...

沖縄が昔はアメリカ領だった、くらいの知識しかなかったので…沖縄戦の凄惨さや戦後の沖縄人の辛苦を知り、なんだか胸を締め付けられる思いがする。 巻末の謝辞でニシムイが実在したことやエドやタイラもモデルが居たんだと分かり、いっそういろんな人に読んでもらいたいと思う。 沖縄返還50年で今期の朝ドラは沖縄が舞台だけれど…なんだか薄っぺらいなぁーと思っていたところなので。 この作品がドラマになったら良かったのにと心から思った。 作者の取材力と文章の巧さによる素晴らしい作品。

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2022/07/09

ニシムイアートヴィレッジ。 沖縄の絵をぜひみてみたいと思いました。 原田マハの中では異色でありながら得意分野や過去作とリンクする遊びもありファンであればより読みやすい

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2022/05/19

以前他の作品のレビューでも触れましたが、図書館で借りた本に前の人の貸出票が残っていることがあり今回もそれが挟まれていたのですが その名も知らぬ読書人は本作と一緒にアートの専門書やガイドを何冊も一緒に借りてはりました そうか正しい原田マハさんファンはやはりちゃんとアートのお勉強もす...

以前他の作品のレビューでも触れましたが、図書館で借りた本に前の人の貸出票が残っていることがあり今回もそれが挟まれていたのですが その名も知らぬ読書人は本作と一緒にアートの専門書やガイドを何冊も一緒に借りてはりました そうか正しい原田マハさんファンはやはりちゃんとアートのお勉強もするのか(あるいはアートの方が主なのかも) しかしながらアートの知識なんて一番楽そうだと選んだ高校の選択科目の美術で止まっている正しくない原田マハさんファンの自分でもとっても面白く読了しました なんか勝った気分(なんそれ!) ノンフィクションを元にしたお話しですが原田マハさんといえばアート!原田マハさんといえば沖縄!がダブルで詰め込まれた傑作でした 丁寧な心理描写でどっぷりと作品に浸かり最後はホロリとさせられました うん、勝ったな(だからなんそれ!)

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2022/03/01

「カフーを待ちわびて」を読んだ。綺麗で穏やかでまさに楽園のような沖縄が書かれていた。読み終わった後、同じ沖縄をテーマにした作品があると知り読み始めた。 癒しの国である沖縄、その一方で歴史としては多くの市民が巻き込まれた戦争の舞台となりその後アメリカ支配下となった。そして今もなお...

「カフーを待ちわびて」を読んだ。綺麗で穏やかでまさに楽園のような沖縄が書かれていた。読み終わった後、同じ沖縄をテーマにした作品があると知り読み始めた。 癒しの国である沖縄、その一方で歴史としては多くの市民が巻き込まれた戦争の舞台となりその後アメリカ支配下となった。そして今もなおその基地問題を抱えている、そんな地であるのだ。 本作はそんな戦後間もない沖縄でアメリカ人医師とニシムイの画家たちとの交流を描いた作品。 ニシムイのアートの中には力強さと生命力があると思った。日本とアメリカ、敵国同士ではあったが、アートには関係ない。アートを通した友情があった。

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2021/10/14

読みながら泣きそうになった。 勝手な原田マハさんのイメージで読んで、ちょっと変化球投げられた感じがした。 昭和の、戦時中の時代背景で、抗えない状況での諦め、憎しみ、別れ。 その中にある友情が素晴らしく素敵に感じました。

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2021/09/26

終戦後の沖縄での日本人画家とアメリカ人医師の交流を描く作品。じんわりと心が温かくなる読後感です。オススメ!

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2021/07/11

終戦記念日を迎える前にこの本に出会えて よかったと思えたよ。 今年は少し違う気持ちで、8月15日を迎えそうだなー。 終戦後の沖縄を舞台に、アメリカの精神科Dr.と ニシムイアートビレッジの画家との話。 どこまでが本当の話か分からないけど、 きっとそうだったんだな…って思えたよ。...

終戦記念日を迎える前にこの本に出会えて よかったと思えたよ。 今年は少し違う気持ちで、8月15日を迎えそうだなー。 終戦後の沖縄を舞台に、アメリカの精神科Dr.と ニシムイアートビレッジの画家との話。 どこまでが本当の話か分からないけど、 きっとそうだったんだな…って思えたよ。 何よりも戦後の沖縄について、考えさせられた。 沖縄に行ったことがなくて、「暑い」「ゴーヤチャンプル」 っと言ったイメージしかなかったけど、 戦時中の沖縄について、もっと日本人として 知りたいと思えた。 いや、むしろ知っとかないといかんね!!!! 最後のシーンは想像できたけど、 できたのに、泣けてしまったー。 分かっているのに、泣かせるマハさん、スゴすぎですー!!

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2020/10/03

沖縄のいつまでも残る心の底からの悲しみという言葉では表せない。地獄の苦しみ、死んだことは無いけれど、それに近い苦しさを感じる一冊です。読みたくなかった。

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2020/01/22

読みながら、何度もこみ上げるものがあった。 歴史上は、「戦後」とされる時代だが、現実には「戦争」は終わっていなかった沖縄と、沖縄人と、アメリカ人のお話。 芸術が結びつけたエドとタイラの友情を描きつつ、 垣間見える沖縄とそのなかを生きた力強い人々の現実に 引き込まれた。 何より...

読みながら、何度もこみ上げるものがあった。 歴史上は、「戦後」とされる時代だが、現実には「戦争」は終わっていなかった沖縄と、沖縄人と、アメリカ人のお話。 芸術が結びつけたエドとタイラの友情を描きつつ、 垣間見える沖縄とそのなかを生きた力強い人々の現実に 引き込まれた。 何よりも気がかりなのは、ヒガさんのこと。 どうかあんな理不尽な目に遭った人はいないでくれ、と思いつつきっとあの当時沖縄で現実に起こったことなのだろう、と読了後に現れた参考文献の数々から悟った。 きっとヒガさんもメグミさんも…多くの人の、出来事の、代名詞なのだろうと思った。 原田マハさんの作品は大好きで、片っ端から読んでいるが、 その中でも特に読んで良かった本。

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