GIVE & TAKE の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ずっと気になっていた一冊。ギブアンドテイクとよく言うが、著者アダムグラントはそれよりも与え続ける人=ギバーになる様に薦めている。人間関係が少なくなった今、今ある関係をより強固なものにするために本書を手に取った。 [before] とにかく自分はテイカーもしくはマッチャーの自覚があった。自分でも自分志向の感覚があったし、ギバーのメリットがわからなかった。しかし成功や、より良い人生にするためにはギバーである方が確率が高くなる(この時点でギバーではないが)。そんな自分を変えたかった。 [要約] 世界には3人の人がいる ギバー テイカー マッチャー 最も成功する人はギバーである一方で もっとも失敗する人もギバーであると著者は述べている。 そもそもギバーとはどういう人物か、またいい人(失敗するギバー)で終わらないためにどう行動するべきかについて、実例を用いて論理的に示されている。 簡単に述べると成功するギバーの特徴として 「他者志向」ということである。 つまり他社の利益が自分(自分の会社)に利益があることを見越した上で与える。これはだしぬく為ではなく、社会貢献やコミュニティへの貢献がもっとも成功であると考える為である。その結果として、自分に成功が後からくる。 つまりテイカーとは与えるための順番が逆なのである。 謙虚であることや質問力、弱さを見せつけることがギバーであることには大切であると述べている。 [after] 書いてあることは非常に正しく思い、納得できるものであった。ただ、世の中には詐欺などもあるので、現実社会に落とし込むには、確かな洞察力が必要である。 とにかく他者志向や社会貢献を意識することで、自然とギバーへの道に続き自ずと成功するのだろう。 これから頼みごとや何かアクションする際には本書の教えを頭に入れてから行動しようと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
五分間の親切 リフキンは、「価値を交換するのではなく、価値を増やすこと」を目指している。 与えるチャンスを生み出すためにネットワークを広げている。 テイカーは決まったネットワークの中から多くの利益を奪おうとする。 ギバーは、ネックワークそのものを大きくする。
Posted by
人を褒めるときはアドバイスも同時に求める。 自分にまったく利益をもたらさない人にどう接するかでその人の本質がわかる。 人は話せば話すほどその人について知ったと思う。 とにかく相手に喋らすことで、親近感を得られる。 人の視点でみること。共感とは違う。 誰に対しても同じようにギブする...
人を褒めるときはアドバイスも同時に求める。 自分にまったく利益をもたらさない人にどう接するかでその人の本質がわかる。 人は話せば話すほどその人について知ったと思う。 とにかく相手に喋らすことで、親近感を得られる。 人の視点でみること。共感とは違う。 誰に対しても同じようにギブするのは危険だが、ギバーとマッチャーを使い分けて、人に与えれば大丈夫! 他人の人生にちょっといいことももたらすようにエネルギーを使って、行動しよう。
Posted by
私の周りの人でも、この人はテイカーだなあの人はギバーだけど燃え尽き型の方かな?と、例文がたくさんありイメージしやすい。 ちなみに私自身はマッチャーだと思う。 得する徳を読んでこの本が紹介されていたので手に取った。 要約に無理がなく読みやすく、冒頭から惹かれる内容であった。 ...
私の周りの人でも、この人はテイカーだなあの人はギバーだけど燃え尽き型の方かな?と、例文がたくさんありイメージしやすい。 ちなみに私自身はマッチャーだと思う。 得する徳を読んでこの本が紹介されていたので手に取った。 要約に無理がなく読みやすく、冒頭から惹かれる内容であった。 あっちゃんのYouTube大学でも解説されているので、先にそれを見てから読むと内容入りやすいかも。 もう一度読み返したらまた得られることがありそう。
Posted by
樺沢紫苑先生の「ストレスフリー超大全」の中で紹介されていた事がきっかけで手に取った一冊。 タイトルからしていかにもビジネス書という印象の本でしたが、様々なエピソードが分かりやすく織り交ぜられていて、非常に読みやすかったです。 読み進めるにつれ、今までに出会った人の中で何人かのギバ...
樺沢紫苑先生の「ストレスフリー超大全」の中で紹介されていた事がきっかけで手に取った一冊。 タイトルからしていかにもビジネス書という印象の本でしたが、様々なエピソードが分かりやすく織り交ぜられていて、非常に読みやすかったです。 読み進めるにつれ、今までに出会った人の中で何人かのギバーが思い浮かびました。自分はおそらくマッチャーなので、ギバーになりたいと思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
•人に与えたことは後々帰ってくる •成功するギバーは自己犠牲でなく他者志向 •ギブは人間の本能 •ギバーは運み恵まれる •他人から期待されることに沿った結果を出す •他人のためとなるとよい決断が下せる •才能ではなく努力 •ギバーは幸福度高い •一日一つずつよりも一回に五つの方が良い •寄付するからもっと働こうと思う •寄付が増えるごとに集中が上がる •他の人に金を使うと幸福度上がる •
Posted by
見返りを求めず与えることこそが、人生を豊かにする。昔から言われてきたことだけど、この本はとても説得力のある論証に溢れていて、素直に納得できた。 ただ日本人は自己犠牲的なギバーとなってしまう人が多そうなので、他者指向のギバーとの違いをもう少し長く説明して欲しかった。
Posted by
★★★ 今月8冊目 よく言うギブアンドテイク。ただの成功哲学ではない本。 ギブをする人はやはり成功するみたいだ。データなんかも。 多くの人はその間のマッチャー。 見返りを求めてはだめってもなあ。
Posted by
成功するのはGIVEするひと 失敗するのもGIVEするひと 相手との関係を、ゼロサムゲームでなく幸福の全体のパイを増やしてwin-winにする、という考え方は資本主義的だ。でも増やすのが資本でなく幸福というのが良いなぁ 次は「世界は贈与でできている」を読もう...
成功するのはGIVEするひと 失敗するのもGIVEするひと 相手との関係を、ゼロサムゲームでなく幸福の全体のパイを増やしてwin-winにする、という考え方は資本主義的だ。でも増やすのが資本でなく幸福というのが良いなぁ 次は「世界は贈与でできている」を読もう。
Posted by
ギバー、テイカー、マッチャー。この3つに完全にカテゴライズできるわけでともないとは思いますが、眼から鱗のお話ばかり。 実例を出して説得力を増している。 自分がどのタイプか当てはめながら、改めて進めてみます。
Posted by