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GIVE & TAKE の商品レビュー

4.1

300件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    111

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2020/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『人間の本性を見据えた骨太の書 』 - (冒頭、監訳者のことば)→ これ激しく同意。 人間は、自分の役割や相手との関係によって、ギバー(人に惜しみなく与える人)、テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)の三つの性格を使い分けているという。 社会で最も成功するギバー(他者思考のギバー)になるためには、またテイカーに食い物にされない(最も失敗する、自己犠牲のギバーになることから身を守る)ためには、「人はみな善人だ」という信念(性善説)に留まるのではなく、周囲の状況を注意深く観察して"潜在的な"テイカーを割り出すこと、三つの罠 (信用しすぎること、相手に共感しすぎること、臆病になりすぎること)に陥らないように注意することが必要とのこと。また、時には「寛大なしっぺ返し」が有効である、交渉の場では、自分自身を家族を代表する代理人と考えるなど、テイカーへの対抗策も紹介している。 本書を手にした読者の多くが、おそらく冒頭の監訳者のことばのように、自分自身や身近な彼/彼女がどのタイプに当てはまるか、想像しながら関心を持って読めるのではないだろうか。

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2020/04/05

2020.4.5 読了。 学ぶことが多い本だった。 アダム・グラントの本はハズレがない。 他人に自信を持っておすすめできます。

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2020/03/30

要約 世の中の人を ・ギバー(他人に与えることを良しとする) ・テイカー(自己中心的に考え、自己の利益の最大化を図る) ・マッチャー(あくまで公平にギブ・アンド・テイクの関係を作ろうとする) の三種類に分けて、物事に大して各タイプがどのように行動するかを述べている。 本書ではギバ...

要約 世の中の人を ・ギバー(他人に与えることを良しとする) ・テイカー(自己中心的に考え、自己の利益の最大化を図る) ・マッチャー(あくまで公平にギブ・アンド・テイクの関係を作ろうとする) の三種類に分けて、物事に大して各タイプがどのように行動するかを述べている。 本書ではギバーの成功例を多く紹介しており、SNSを通じて他人の情報の伝達が加速する現代においてギバーとして振る舞うことで、結果として大きな見返りがあることが示唆されている。 感想 今年暫定2位のビミョー本。こんなに評価が高い理由はわからない。 単純に読みづらい。結論ファーストにして欲しいが、長ったらしい例を用いて言いたいことが後回しにされており読んでいて飽きる。特に8章なんかは何も頭に入ってこなかった。 そもそも世の中の人間を完全に上記の3タイプに分けられるかどうか疑問である。大抵の人はTPOに合わせて使い分けているはずであり、一概に3タイプには分類できないように感じた。

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2020/03/30

別の著書でおすすめされていた本で、タイトルに興味を惹かれたため、読んだ。様々な具体例からいかにギバーが成功していくかが、詳細に述べられていて、正直、私自身のこれからの人生に多大なる影響を与えるだろうと思う。 特にリンカーンの話は大変面白く、私も同じような生き方をしてみたいと思った...

別の著書でおすすめされていた本で、タイトルに興味を惹かれたため、読んだ。様々な具体例からいかにギバーが成功していくかが、詳細に述べられていて、正直、私自身のこれからの人生に多大なる影響を与えるだろうと思う。 特にリンカーンの話は大変面白く、私も同じような生き方をしてみたいと思った。大変良本。素晴らしい内容だった。

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2020/03/23

与える人は社会で成功していくが、与える人の中にも、成功する人と失敗する人に分かられることを、科学的なデータを用いて説明している。迷った時、分からなくなった時に辞書のように読むとまた立ち返ることができる。これからの時代はモノに価値がなくなっていき、目に見えないものの価値が重要になっ...

与える人は社会で成功していくが、与える人の中にも、成功する人と失敗する人に分かられることを、科学的なデータを用いて説明している。迷った時、分からなくなった時に辞書のように読むとまた立ち返ることができる。これからの時代はモノに価値がなくなっていき、目に見えないものの価値が重要になっていく。今から少しずつ積み重ねていくことを意識していきたい。

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2020/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自己犠牲ではない、自分と相手を掛け合わせることができるギバーが最高。 一昔前までは、自分を削って分け与えることが美徳であったけれど、それで自身が潰れてしまっては意味がないわけで、健全に与えるとは自分も相手も得るものがある状態なのだ。

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2020/03/12

「ギバー(人に惜しみなく与える人)」 「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」 「マッチャー(損得のバランスを考える人)」 もっとも成功するのは? 訳者の言うように、ビジネスにおいてもギバーが潜在的に多いということは、日本の社会と日本人が伝統的にもっている「天然資源」です...

「ギバー(人に惜しみなく与える人)」 「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」 「マッチャー(損得のバランスを考える人)」 もっとも成功するのは? 訳者の言うように、ビジネスにおいてもギバーが潜在的に多いということは、日本の社会と日本人が伝統的にもっている「天然資源」ですね。 他者志向の思いやりの発想とコミュニケーションが、リーダーシップ、営業、交渉、事業の立ち上げなど、あらゆるシーンで役立ちます。 二十四歳以上のアメリカ人二千八百人を対象にしたある調査において、ボランティア活動をすると一年後、幸福度、人生への満足度、自尊心が高まり、うつ病が軽減したのである。ボランティア活動をしていた六十五歳以上の人の場合、八年間にわたり、うつ病が減少した。ほかの研究でも、ボランティア活動をしたり、人を支援したりしている高齢者は実際、長生きすることが確認されている。 ー 287ページ

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2020/03/11

良本!! 「成功する人に最も多いのはギバー、 でも成功しない人に最も多いのもギバー」 と聞いたことがあり、その違いはなんなのかがわからなかったがこの本で明確になった。 ポイントは、「自分のことも思いやれるギバーかどうか」ということだそう。(えー!驚) 自身の利益を鑑みない自己...

良本!! 「成功する人に最も多いのはギバー、 でも成功しない人に最も多いのもギバー」 と聞いたことがあり、その違いはなんなのかがわからなかったがこの本で明確になった。 ポイントは、「自分のことも思いやれるギバーかどうか」ということだそう。(えー!驚) 自身の利益を鑑みない自己犠牲的ギバーは、全てを与え尽くしてしまうために成功できない。……。 反対に、 他者を思いやる心にあわせ、【利己的な面もキチンと持ち合わせたギバー】は、根本に「シンプルに楽しいからやる」「自分の心が喜ぶからやる」「自分にとって利益になるからやる」という考えを持ってギブする。そして、ギブする相手を選び、タイミングや場所まで考えている。=他者思考的ギバー。 さらに、、 自己犠牲的ギバーは、周囲から助けられることを居心地悪く感じやすく、他人に迷惑や負担をかけたがらない。(めっちゃこれ私だ……) それは精神的、肉体的なダメージを受けやすく、燃え尽きてしまう要因。 周囲からのサポートを受けることが何よりの薬。他者思考的ギバーは周囲に協力を仰ぐのが上手だし、良い関係を築けている。 ただただギブしまくる!って決めて疲弊しかけてたけど、ちゃんと自分のことも思いやってギブするように心掛けよう!って思えた。。 この本に出逢えてよかった。。幸

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2020/03/08

ギバーには人が集まり、温かな集団が形成されることは、実感から分かっていた。ただ、それは天性の才能なんじゃないか、と思っていて、一般人がギバーになろうとするとボロ雑巾のようになってしまうのではと恐れていた。 与えるものや経験、知識のない人がギバーになろうとすると、どうしても自己犠牲...

ギバーには人が集まり、温かな集団が形成されることは、実感から分かっていた。ただ、それは天性の才能なんじゃないか、と思っていて、一般人がギバーになろうとするとボロ雑巾のようになってしまうのではと恐れていた。 与えるものや経験、知識のない人がギバーになろうとすると、どうしても自己犠牲の側面が強くなってしまうから、よく注意が必要だと思う。

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2020/03/08

与える人が成功する世界になっているということを周りでよく聞くようになり、興味を持って購入しました。 本書には例や根拠となる実験があり、なるほどなと思わされた箇所が多く存在し、勉強になりました。ギバーとして仕事で成功するエッセンスが抽出されており、様々な人と連携して仕事をしていく...

与える人が成功する世界になっているということを周りでよく聞くようになり、興味を持って購入しました。 本書には例や根拠となる実験があり、なるほどなと思わされた箇所が多く存在し、勉強になりました。ギバーとして仕事で成功するエッセンスが抽出されており、様々な人と連携して仕事をしていく必要がある現代ではこういう人が重宝されるのは納得できると感じました。 私の周りにはあまりギバーとして成功を収めている人がいないように感じるためにどこか絵空事のように思えたのも事実です。しかし、家族には見返りを求めずに与えることができる人のなら仕事でもギバーとして成功することも可能だと思いました。 人に受け取るよりもはるかに多くの利益を他人に与える人(ギバー)は一見、いい人で終わったり、自己犠牲で終始してしまうように思われがちです。当然、最も失敗するのはギバーであるのは腑に落ちます。しかし、最も成功するタイプもまたギバーであり、そこ違いは戦略と選択があると書かれています。その戦略とは、自己犠牲で終わるのではなく、他者志向の考え方を持つことです。 人には三タイプあり、上記のギバー・人から利益を受け取り人には多くを与えない人:テイカー・ギブアンドテイクのバランスをとる人:マッチャーに分類されると書かれています。ギバーの上記二者との最も大きな違いは、パイを分けるのではなく、パイを大きくすることにあると書かれており、確かにその通りだと感じました。 特徴的な文章 ・成功するかどうかは自分で理解している以上にほかの人びとの協力にかかっている ・(ギバーになることとは)仕事とは、いったい何のためにするのかをつきつめること ・(成功する指導者として)才能を見つけることからはじめるのではなく、人の内にすでにあるものだと信じること 読了して、忘れていた大切なことを思い出させてくれた一冊だったなと感じました。仕事に悩んでいる人や新たな組織を任される人に特におすすめできる一冊です。

Posted byブクログ