GIVE & TAKE の商品レビュー

アダムグラント【著】,楠木建【監訳】

2021/01/28

男女を問わず多くのギバーを悩ませている三つの罠－信用しすぎること、相手に共感しすぎること、臆病になりすぎること－[...]

与えるときはたいてい、相手に得をさせたいという欲求と、自分自身も得をしたいという欲求が複雑に混ざりあっている

信頼は築くことこそ難しいが、壊すのは簡単[...]

2021/01/24

・ギバーであることは100メートル走では役に立たないが、マラソンでは大いに役に立つ
・自分にまったく利益をもたらさない人間をどう扱うかで、その人がどんな人間かはっきりわかる
・強いつながりは「絆」を生み出すが、弱いつながりは「橋渡し」として役に立つ
・与えることと生産性の折り合いをつけるには「より多く与えること」
・個人の力が大きい仕事でも、成功するかどうかは自分で理解している以上に他の人々との協力にかかっている
・ギバーは頼り合うことは強さの源であり、多くの人々とのスキルをより大きな利益のために活用する手段だと考える
・成功したギバーは自分だけでなくグループ全員が得をするようにパイを大きくする
・うまくいかないときは自分が責任を負い、うまくいっているときは、すぐにほかの人を褒める
・真の意味で助けるには、自分のものの味方の外に出なければいけない
・他人から期待されるとそれに沿った行動をとって期待通りの結果を実現しようとする
・人が才能を伸ばすきっかけになるのは「やる気」
・ギバーは他人の専門知識を柔軟に受け入れる
・知識のある同僚にアドバイスや助けを求める
・成功しているギバーは他者重視であるだけでなく、利己的でもある
・より多く与える人は、より多く稼ぐようになる
・相手の心ではなく頭の中に注目することで、大いにギバーの有利になる
・テイカーと付き合うときは、マッチャーになればいい。ただし、3回に1回はギバーに戻って、テイカーにチャンスを与える
・共通点（自分自身を連想させる人びと、場所、ものなど）は与えるという行為に多大な影響を及ぼす

2021/01/18

ギバーとマッチャーとテイカー。自分はどれに当てはまるか。また、周りは皆んなテイカーだと思い込んでないか？と考えさせられた。
自分の利益も考え、その中で1番重要なのは相手の利益を考えること。もらわないけど、与えない。ではなく、もらわなくても『与える』を常に心掛けようと考えさせられた本です。

2021/01/14

自分を省みたくなる本。本書は、ギブ&テイクの「ギブ」を信念とする「ギバー」となることが、ビジネス、ひいては人生においてどれほど重要かを説いてくれる。自己評価では、ビジネスにおいて私はギバーであり、自分の考えを擁護してくれる内容にとても嬉しく思った。しかし自分の人生の中で「テイカー」に食い物にされた経験はもちろんある。それを回避し、自分を守るために必要な知恵もこれから身につけていく必要があると改めて決心できた。

2021/01/14

世の中には3パターンの人間がいて、
与える人「ギバー」、見返りを求めて与えたり、受けた分だけ返す人「マッチャー」、できるだけ多くを受ける人「テイカー」がいる。
ギバーが最も成功することを丁寧に説明してくれている。

心優しい人間としては、自分は間違ってないと励まされたようで気持ちが良かったです。
ギバーがテイカーに食い物にされないための心構えや、自己犠牲で自滅しないためのマインドを知ることができたので学びになりました。
ただ、ギバーやテイカーといった属性があくまで先天的なものとされているので、ギバー以外の人にとってどう学びになるのかは？です。

2021/01/04

良書。確かに自分の周りや過去の経験からギバーやテイカーと呼ばれる人を簡単に思い浮かべることができる。ギバーがテイカーに利用されないための方法がちゃんと書いてあるのがとてもいいと思った。

2021/01/03

人の性質のわけかたとして、Giver, Taker, Matcherという3つに分かれるという考え方について。
ギバーは損するように見えることも多いけど、やりようによって最も成功する。
リンカーンが大統領選に勝つまでの逸話、ギバーは給与交渉においてテイカーと比べて交渉しない傾向があるが、家族や同僚など、誰かの代理に交渉すると考えることで交渉するようになる、など。

女性エンジニアはギバー（自己犠牲、成功含む）が多い気がする。自分がどれに当たるかと言われると、場面によって違う気がする。

2020/12/30

ギバー、テイカー、マッチャーを理解し、成功する人はどれであるかがわかる。
ビジネスにおいて、マッチャーになりがちだが、ギバーこそが長期的に見て勝者になることができる。
これは座右の書になる一冊だ！

2020/12/25

世の中には3種類の人間がいる
・taker
・giver
・matcher
一番年収が低い(割を食ってる)のは誰か。そう、guverである。
では逆に一番年収が高い(成功している)のは誰か。これもgiverである。
giverとして振る舞うことの有用さを著書の研究からこれでもかと繰り返していて少しくどいが、新しい発見を知見を得た良書でした。
しかし海外の人が書いて日本語訳したものは何故こうもスッと読めないのだろうか。。

2020/12/24

これは、皆さんがおすすめするだけの本ですね。
ギバーは新時代の成功法則として重要な要素だというのがよく分かります。
しかも、この本がよく出来ているのはただのギバーでは成功しないとした上で、〇〇という工夫が必要と提言していること。

この「もっと早く知りたかった」を先回りして教えてくれる本は親切でポイント高いですね〜