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売る力 の商品レビュー

3.8

66件のお客様レビュー

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    9

  2. 4つ

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  4. 2つ

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2014/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もしかしたら、本職が邪魔して、本質を捉えることが出来てないのかもしれない。 けど、本書の「売る」というのは圧倒的なシェアを誇っている、または資本金が余るほどあり、今後流通ないし小売が期待感を持てる新興企業でしか、模倣出来ないやり方である。 また、ここで言う、「売る」とは、売れる物を売るという感じがする。 革新的でもなければ当たり前。もっと言うと努力してるのはもしかしたら、流通より川上の企業なのではないだろうか。 その中で、あまり得意先への敬意や称賛がなく、自分の言うとおり売っておけば良いのだ。多くの反対はあったけれども結果的にうまくいったのだ、って感じはやはり本職がじゃまして、なんだかなぁです。

Posted byブクログ

2014/11/06

成長続ける セブンイレブン その秘密を知りたかった。 予想外に 地道で オレ様的経営者だったので おどろくばかりだ。 これで、成長しているとするならば、日本の流通業って 本当に、大丈夫なのだろうか。 あくまでも 相対的なことなのだ。 売る力。販売力 それは 科学ではなく 経験値...

成長続ける セブンイレブン その秘密を知りたかった。 予想外に 地道で オレ様的経営者だったので おどろくばかりだ。 これで、成長しているとするならば、日本の流通業って 本当に、大丈夫なのだろうか。 あくまでも 相対的なことなのだ。 売る力。販売力 それは 科学ではなく 経験値と仮説なんですね。 売る力とは 買ってよかった と思ってもらえるチカラである。 ビッグデータを活用していると思ったが、あくまでも 仮説と検証に使う ということが そうでしょうね と思った。 あくまでも 人の発意によって イノヴェーションは起こる。 結局突き詰めていくと 「自分にとって セブンイレブンって、何だろう?」ということ。 1 なにを買いにきたんだっけ?  店員はいう 「気分じゃないですか?」 2 合計 777円です。お客「ラッキー」と喜ぶ。 店員「おめでとうございます」 3 右から3番目の星を彼女にあげたいんですが? 「配達に少し時間がかかりますが、よろしいでしょうか?」 3つのストーリー をつくったのが 鈴木敏文。 この本を読んでいると、鈴木敏文のオレがオレがという部分が多いですね。言っていることは確かに理にかなっているが、全部オレがでは、部下もつらいね。 鈴木敏文はセブンイレブンの天皇という感じです。成功しているので、勝てば官軍という感じです。流通業は、人材がいないのでしょうか。それにしても、セブンイレブンは 老害が始まっているのかも。 鈴木敏文はいう 「セブンイレブンに寄って、弁当などを購入し、家で妻と一緒に食べます。もしレベルが落ちていて美味しくなければ 即刻、店頭から撤去の指示を出します。1万5千店から全て、20分で撤去させます。」 ーこの話で、あかんなぁと思ったのですが。 友人はいう 「顧客と向き合う努力を評価できないで、自分の好みや思い入れを優先する者は経営者の資質に欠けると思います。個人商店の和菓子屋が出来の悪い大福を売らないというのとは違う、どうやって顧客が満足する品質を組織として作り込むかという経営的視点が必要だと思います。」 まさに 正論だった。

Posted byブクログ

2014/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

好きなコンビニはセブンイレブンで興味があったので読んでみた。お客様第一で常に変化をしながら成長してきたセブン。安いだけが売れる理由ではない常識をくつがえしたセブンプレミアム。 6割より4割のお客に目を向ける。上質にこだわったセブンカフェ。量だけではない、少量でパックの惣菜。新しいものをやるときは反対される。それでもやってみる。動物本来の動きをみられるようにした旭山動物園。蒸したお赤飯。自分たちの土俵を作り、他に左右されないフランフラン。初のコンビニのセブン銀行。人は解くより損を大きく感じる。大中小があれば中を選ぶ心理。お客は迷っているのではなく、確認したい。お客様との対話。常にプラスオンの付加をつける。

Posted byブクログ

2014/10/20

毎日かわらずおいしいものをとどける、飽きられない工夫。素人の目線。当たり前だけとそれを徹底して積み重ねてきた強さ。

Posted byブクログ

2014/10/14

☆『仮説を立てる』 ほしいものを聞いても本当にほしいものは出てこない。だから仮説を立てて検証する。 ☆心理の世界にいる人に、理論の世界から当たらない。 ☆伝わらないのは、存在しないのと同じ。佐藤可士和 ☆ブランディングには根底に流れるフィロソフィが重要。 ☆目先の百万円の売り上げ...

☆『仮説を立てる』 ほしいものを聞いても本当にほしいものは出てこない。だから仮説を立てて検証する。 ☆心理の世界にいる人に、理論の世界から当たらない。 ☆伝わらないのは、存在しないのと同じ。佐藤可士和 ☆ブランディングには根底に流れるフィロソフィが重要。 ☆目先の百万円の売り上げのために、将来の一億円を失うことがあってはならない。フランフラン高島さん ☆エレベーション 成功事例があったとしても、それと同じことをしたのでは、二度目は喜んでもらえない。期待を上回り続けること。それにチャレンジし続けなければ成長はない。 ☆真の競争相手は競合他社ではなく、絶えず変化する顧客ニーズである!!! →だから、人との比較は不毛。目の前の友人にとって自分が貢献できているかが大事♪ ☆海底のバドワイザーの缶ビール 変化に対応できない人は、過去の経験が作り出したフィルターが目にかかっていて、マーケットの変化が消えてしまう。 いまの時代、少しずつ変わるのは変わっていないのと同じ。

Posted byブクログ

2014/09/28

SEJの鈴木会長による商売に関する考え方の書籍。メーカー・小売視点で商品や店舗を捉えるのではなく、消費者視点でどうあるべきかを考えるということだが、自社や取引先のことを考えてしまい、思考停止するところを突き抜けるパワーは凄い。最終的には消費者に受け入れられるのだが、コンフリクトを...

SEJの鈴木会長による商売に関する考え方の書籍。メーカー・小売視点で商品や店舗を捉えるのではなく、消費者視点でどうあるべきかを考えるということだが、自社や取引先のことを考えてしまい、思考停止するところを突き抜けるパワーは凄い。最終的には消費者に受け入れられるのだが、コンフリクトを乗り越えることは難しく、そして大切なことだろう。 私も、ビジネスパーソンとしての視点だけでなく、常に生活者としての視点を持ち合わせたい。常にフックを3つ用意しておくことで、何らかの突破口が見えてくるだろう。 行動経済学にもつながるが、人間は利益より損失を気にするというところから、機会ロスよりも廃棄ロスを気にするというのは納得。確かにそういうことをよく見かける。鈴木会長はマーケティングは心理学とおっしゃっているが、正にそうで、消費者心理を理解しないと適切なマーケティングはできないだろう。

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2014/09/10

【なぜ、セブン-イレブンで買いたくなるのか】断トツの売り上げを誇るセブン-イレブン。秘密は「経済学」ではなく、消費者の購買意欲を刺激する「心理学」を重視することにある。

Posted byブクログ

2014/08/22

内容はシンプルながら、それをセブングループで実践している事実を考えると、極意とはシンプルな内容になるのかなと思う。それは「こう思う」という信念を貫きとうせるか。販売戦略も勉強になること多いが、一人間としても真をもった人でありたい。

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2014/08/18

お客様のために、ではなく、お客様の立場でいかに考えるか お客様は飽きる、それに合わせて新商品を用意しておく。

Posted byブクログ

2014/07/18

鈴木敏文さんは真に尊敬する経営者です。久しぶりの自著なので楽しみに読みました。「手軽」&「上質」というコンセプトに志の高さを感じますね。想像を超えて間口の広がったコンビニですが、現場を支えるのはバイトです。技能や質を維持し高めるノウハウが基本なので、このあたりはもっと知り...

鈴木敏文さんは真に尊敬する経営者です。久しぶりの自著なので楽しみに読みました。「手軽」&「上質」というコンセプトに志の高さを感じますね。想像を超えて間口の広がったコンビニですが、現場を支えるのはバイトです。技能や質を維持し高めるノウハウが基本なので、このあたりはもっと知りたいですね。共感・賛同する人物や組織のエピソードを載せておられますが、私には要らない部分でした。それにしても、御歳81歳という所に、「セブン」への一抹の不安を感じます。

Posted byブクログ