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売る力 の商品レビュー

3.8

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    2

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2014/02/13

 セブン&アイ・ホールディングスの総帥鈴木敏文氏の本は、以前「朝令暮改の発想」を読んだことがありますが、こちらは、鈴木氏が最近の取り組みの中で関わった方々から受けた示唆も加えつつ、自らぶれない軸として掲げている経営理念を紹介した比較的新しい著作です。  内容としては、「『...

 セブン&アイ・ホールディングスの総帥鈴木敏文氏の本は、以前「朝令暮改の発想」を読んだことがありますが、こちらは、鈴木氏が最近の取り組みの中で関わった方々から受けた示唆も加えつつ、自らぶれない軸として掲げている経営理念を紹介した比較的新しい著作です。  内容としては、「『お客様のために』ではなく『お客様の立場で』」といったあまりにも有名な鈴木氏の基本的な経営姿勢をはじめとして、長年にわたるトップ経営者としての経験に裏打ちされた数多くのアドバイスが開陳されています。  まさに鈴木本の手軽なベスト版といった趣きです。

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2014/02/18

お客様が求める商品の仮説を立てるとは、単に物を売るのではなく、商品を通してどんな事をメッセージとして伝えるか、お客様が共感できる意味を考えるということ。 忘れてはならないのは、お客様に対して選ぶ理由を提示出来るかどうかである。 当たり前の事を当たり前を徹底的に 当たり前とはある...

お客様が求める商品の仮説を立てるとは、単に物を売るのではなく、商品を通してどんな事をメッセージとして伝えるか、お客様が共感できる意味を考えるということ。 忘れてはならないのは、お客様に対して選ぶ理由を提示出来るかどうかである。 当たり前の事を当たり前を徹底的に 当たり前とはあるべき姿 誰にとっての当たり前なのか、あるべき姿がぶれないこと あるべき姿に限りなく近づくための絶え間ない努力を怠らない 一つ一つの地道な努力の積み重ねによる非凡化の成果 幸運は挑戦して努力するものにのみ訪れる 成功の復讐 成功体験に足を縛られる 真剣勝負で本気の人には必ずチャンスが巡ってくる

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2014/02/11

お客様の立場で考える 変わらない視点と新しいアイデア 当たり前だけど、業界のルールに縛られがちな私達は再度この事を意識した方がいい。 それにしても、この考え方よりも、この考えを実現する推進力についての本を書いて欲しい。

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2014/01/26

20140126 お客様の立場で考える。トップと意見が合えば良いけど。結果を、出している人の言葉なので説得力はある。当たり前の事を当たり前にやる、イチローと同じ、誰にでも可能性はある。

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2014/01/25

初めてこの方の本を読んだ。 セブンイレブンのトップ。 常にプラスオン お客の選択肢を絞る=選びやすくする 売り手の都合ではなくお客目線、あるべき姿を目指す ニーズを掘り起こす フランフランや秋元康さん、佐藤可士和さん等々とのエピソードを交えつつ、実際にしてきた事を書いてくれて...

初めてこの方の本を読んだ。 セブンイレブンのトップ。 常にプラスオン お客の選択肢を絞る=選びやすくする 売り手の都合ではなくお客目線、あるべき姿を目指す ニーズを掘り起こす フランフランや秋元康さん、佐藤可士和さん等々とのエピソードを交えつつ、実際にしてきた事を書いてくれているので分かりやすい。 セブイレが他の同業者より売上が大きい理由を懇切丁寧に説明してくれている。 経営と売ることは違う。 だから、学者さんの話だけでなく、経営者の話は大切だと思う。

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2014/01/20

この人の本は何冊か読んでいて、言いたいことはほとんどぶれないので鮮度は落ちるけれども、安定感はあると思う。 こちらから言わないとケチャップを出さなかったり、期間限定商品の期限をぼやかすことで、来店を急がせているどこかのファストフード店は「店側の都合で動いている」企業の象徴なのかも...

この人の本は何冊か読んでいて、言いたいことはほとんどぶれないので鮮度は落ちるけれども、安定感はあると思う。 こちらから言わないとケチャップを出さなかったり、期間限定商品の期限をぼやかすことで、来店を急がせているどこかのファストフード店は「店側の都合で動いている」企業の象徴なのかもしれない。

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2014/01/07

お客様の立場で、素人の目線で不満を感じる ほしいものを聞いても「本当にほしいもの」はでてこない コンペ=たえず変化する顧客のニーズ いい意味で自分を否定してみる、これが進化の源 答えはお客様の中と自分の中

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2014/01/04

そもそもセブンイレブンを東京でオープンさせるというスタートから、パン製造工場とコンビニ店舗の連携、セブン銀行の開設、PB・セブンプレミアムブランドの企画など、ことごとく人々に反対される中で、実現させてきたという経緯が面白い。 私が反対された99の企画という章のタイトルには恨み節...

そもそもセブンイレブンを東京でオープンさせるというスタートから、パン製造工場とコンビニ店舗の連携、セブン銀行の開設、PB・セブンプレミアムブランドの企画など、ことごとく人々に反対される中で、実現させてきたという経緯が面白い。 私が反対された99の企画という章のタイトルには恨み節を突き抜け、清々しさすら漂う。 「お客様のために」ではなく、「お客様の立場に立って」を徹底して実践するということ、プロダクツアウトからマーケットインに変化を遂げることなど、実感を持たせてくれる良書。 もともと著者が出版業界におられたのも大きいか。

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2013/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

セブン&アイホールディングの会長の書かれたビジネス書。書かれていることは「目から鱗」というよりは、ごくごく当たり前の事なんだけど、なかなか普段の仕事をする上でついついかまけてしまう部分が多かった。物を売るときに「売り手の都合」を押しつけがちになるけど、そうではなく「自分がお客だったら買うか買わないか」という視点の大事さ(組織にいるとついつい利潤追求など守りに入ってしまいますね)、今のようなものが豊富な時代には最後の「後押し」が大事になる、そして「あたりまえ」を疑ってみる、などなど。 「お客様の立場で」、失敗を恐れないこと、が大事だと。セブン銀行もセブンプレミアムも珈琲の販売も全てそこから来ているのだと。 自分はコンビニではセブンは余り使わずローソン派だけど、少しセブンものぞいてみたくなった。 そして最後に偶然、今日、フランフランとの提携が発表されたけど、この本の中でかなりフランフランの戦略を評価しているので、なるほど、と思った。 あとおもしろかったのは結構、売り切ってプレミア感を出すという売り方がけっこうもてはやされていたように感じたが、著者はむしろ、売り切れて失った機会損失、お客への失望度の方がマイナスだ、と。 いろいろ、なるほどねぇ、という感じで読ませてもらった。もう1回読み直してみたい。

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2019/01/06

【ポイント】 7/ 「売る力」とは、お客様に   「買ってよかった。」「食べてよかった」「来てよかった」と思ってもらえる力。 9/ すべてを「お客様の立場で考える」 21/ 変わらない「視点」と新しい゜ネタ」 24/「おいしいもの」は「飽きる」 37/ 新しさ...

【ポイント】 7/ 「売る力」とは、お客様に   「買ってよかった。」「食べてよかった」「来てよかった」と思ってもらえる力。 9/ すべてを「お客様の立場で考える」 21/ 変わらない「視点」と新しい゜ネタ」 24/「おいしいもの」は「飽きる」 37/ 新しさという質に価値を感じれば買う。   物あまりの時代でも、お客様は新しいものを求める。 38/ ヒマワリがブームになっているときは、タンポポの種をまこう 43/ 競争とは自己差別化。「売る力」として、自己差別化が求められる   新しいものを生み出すという意味のイノベーションには   ?これまで存在しなかった概念のものを生み出す   ?既存の概念のものに新しい意味を付け加えて革新する。   「ココアとバターの文庫本」 44/「予定調和」を壊す。    ←「誰もが予想する流れどおりに物事が進み、結果も予想通り」 58/ 重要なのは、自分たちの固定観念を否定し、同じ値段で販売してもお客様に   価値を感じて買ってもらえるような、これまでにない商品を開発していくこと。 59/「上質さ」と「手軽さ」の座標軸  ←お客様の6割りより、4割に目を向けるべし 71/客の求める「上質さ」「手軽さ」も、どちらも価値軸が常に変化する。   取り残されて、「不毛地帯」に入らないように 72/ 常にトレードオフの内容を考え続ける戦略的な思考です。 74/「メリハリ消費」や「ご褒美消費」は、自分の選択に納得できる理由、      つまり「選択の納得性」を求める。 77/ モノを買うのではなく、「コト」を買う。     ←セブンゴールドを買う「コト」を楽しむ。→「コト」を買う時代。 81/★まとめ 96/「お客のために」といっても、「売り手の立場」で考えている。    ←お客様に対する思い込みやきめつけがある。     →これにたいして、「おきゃまの立場」で考える    「お客のために」といいつつも、「売り手の立場」でかんがえていることが多い。 113/「消費者起点で新たな事業連鎖を考える」        ←事業連鎖とは、消費者が商品・サービスを購入するまでの、アフターサービスを     含めた川上、川下にいたる流れの中での様々な事業のつながり 117/ 消費が飽和し時代むでは、消費者は商品の現物を目の前に提示されて、    初めてこんなものがほしかったと潜在ニースに気付き答えが逆転する。    ←「こういう商品がほしい」という意見のない時代。 118/ ◆必要になるのが、「仮説をたてる」こと。 →→「仮説と検証」 131/ 根本的に新しいかは別にして、「新鮮に感じる」という切り口でとらえる。     →「素人の目線」     ←お客様の立場で考える。 134/「素人の目線」を大切にし、普通の生活感覚のなかで考える。 137/「もう一人の自分」から自分を見る視点をもつということ 138/ 一度刷り込まれた成功体験を否定的に問い直すには「もう一人の自分」をおいて    顧客とのしての心理をもった自分は何を求めるか客観的に見つめなおすこと。 146/ 消費者の行動は理屈ではなく、心理で動く。 187/「O2O」 オンライン to オフライン 216/ 売り手は常に変化しなけはればならない。 219/ 一歩先の「未来」から振り返って「過去」を問い直す。 ◆目次◆ 第1章 「新しいもの」は、どう生み出すのか? 第2章 「答え」は「お客様」と「自分」のなかにある 第3章 「ものを売る」とは「理解する」こと 第4章 「本気」の人にチャンスはやってくる

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