まほろ駅前狂騒曲 の商品レビュー
うっし!!読んだぞ~!!久しぶりの新刊☆ 今回はちょこっとテイストが違いました。 シリアス多め。 亜沙子さんと多田さんの発展があったり、行天が変わってきたり… 二人の成長が見てとれる作品でした!! まほろシリーズも3冊目、おなじみのキャラクターも勢揃いで出迎えてくれます☆ 面白か...
うっし!!読んだぞ~!!久しぶりの新刊☆ 今回はちょこっとテイストが違いました。 シリアス多め。 亜沙子さんと多田さんの発展があったり、行天が変わってきたり… 二人の成長が見てとれる作品でした!! まほろシリーズも3冊目、おなじみのキャラクターも勢揃いで出迎えてくれます☆ 面白かったな~ww
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まほろシリーズ第三弾。 行天が多田便利軒に転がり込んできて3年目の正月から物語は始まる。もう三年目・・・多田は行天に「そろそろ出てけよ」とことあるごとに言うが、まいにち「おやすみ」を言い合える、ゆるゆると繋がっている日常が続いている。いいな。 そんな二人の日常を変えるの...
まほろシリーズ第三弾。 行天が多田便利軒に転がり込んできて3年目の正月から物語は始まる。もう三年目・・・多田は行天に「そろそろ出てけよ」とことあるごとに言うが、まいにち「おやすみ」を言い合える、ゆるゆると繋がっている日常が続いている。いいな。 そんな二人の日常を変えるのは、やっぱり女。 特に、行天の遺伝子上の娘である、はるが多田と行天の日常に大いなる変化を与える。行天の過去も明らかになる。「高校に上がるころには部屋にいくつものカギをつけた。母親が部屋に入ってこられないように」 これだけの描写で、何が起きたのか、容易に想像できてしまう。行天の過去がすさまじかったことを。、 小さいものに暴力をふるってしまうことを極端なほど恐れる行天。そんな行天と、はるちゃんを一晩二人きりにしようとする多田がよかった。その多田の覚悟もよかった。 「はるちゃんに何かあったら、俺は死ぬことにするよ」 この殺し文句は、多田にしか言えないことだ。行天を信じる、多田にしか言えないことだ。 はるのことを、「あれ」「あのガキ」と呼んでいた行天が、段々やわらかくなっていったのもよかった。行天がはるを「このひと」と呼んで、はるが差し出した手を握り返すのもよかった。 人は、こうやって繋がっていくんだな。生きていれば、こうやって人と人とは関わっていけるんだな。心がじわっとなった作品。 ぜひとも、まだまだ続編が出てほしい。
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風が強く吹いている以来だ、三浦しをんさんの作品でこんなに泣いたのは。 読了後に暖かい気持ちになれる事がとても嬉しい。
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いろいろなエピソードが盛り込まれていて面白かった(^^)♪特に南口ロータリーの三つ巴が凄かった!!多田と暮らすようになってから、行天がだんだん人間らしくなっていく(^o^;)
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大好きなシリーズ。これって完結編なの?寂しいな。 それにしても、なんで今回挿絵入っちゃってるんだろう?多田は瑛太、行天は松田龍平でロックオンされちゃってんのに…しをんさんの中では「そうとは限らない」ってことなんだろうか?
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シリーズ第3弾。今回が一番面白かった。 便利屋稼業、バスの間引き運転の監視から始まり健康食品協会(HHFC)の農薬使用疑惑の見張り、子供の預かり。どことなくやる気のなさそな行天で多田はなんとなく上手く気長に付き合ってるって感じ。行天は時には暴走気味なとこあるけどいい働きをすること...
シリーズ第3弾。今回が一番面白かった。 便利屋稼業、バスの間引き運転の監視から始まり健康食品協会(HHFC)の農薬使用疑惑の見張り、子供の預かり。どことなくやる気のなさそな行天で多田はなんとなく上手く気長に付き合ってるって感じ。行天は時には暴走気味なとこあるけどいい働きをすることも。預かった子供は実は行天の子。最初は逃げ回り認めようとしなかったけどやはり情が移ったか?駅前ロータリーでの暴動の場面では身を呈して子供を守り指を切断したんだけどドキッとした。 多田は柏木さんといい感じになり行天も少しは気を効かしているのかいないのか。多田と行天の関係、ルルとハイシーやヤクザの星、岡とかいろんな人がそれぞれ便利屋を取り巻くなんかそんな人間関係が見られた。行天はどうするのかな?多田はどうなの?ってまだまだ読みたい感じがする。
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今回も問題ごとがてんこ盛り。 いつものメンバーがたくさん登場~ はるちゃんの存在が今回は大事?そのおかげで?ギョウテンに変化が!? なんだかんだと星さんイイ人。 次回作はまたまた大騒ぎになる予感!
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やっぱり面白い! 多田も行天も少しずつではあるけれど、確実に前進してる。 傷は癒えないだろうけど、乗り越えることはできる。 映画を先に見たせいか、「行天」と呼ぶ声が瑛太の声にしか聞こえないし、映画の2人が本の中でも演じてるように感じる。
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まほろシリーズ第三弾。 相変わらず、そこに住んでいる人達というか、人物がとても生き生きしていて、これはフィクションなのか?と疑うほどだった。 今回は長編で、様々な問題や異変が最後に向かって収束して行く様が、気持ち良かった。 このシリーズはもしかしたら今回で最後なのかもしれないと思...
まほろシリーズ第三弾。 相変わらず、そこに住んでいる人達というか、人物がとても生き生きしていて、これはフィクションなのか?と疑うほどだった。 今回は長編で、様々な問題や異変が最後に向かって収束して行く様が、気持ち良かった。 このシリーズはもしかしたら今回で最後なのかもしれないと思うと残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内容は盛りだくさんなのだが、イマイチ面白くなかった その最大の要因は一にも二にも行天にある どこか冷めていて流れに乗りきれない それに多田と亜沙子との関係も出会うのはベッドルームのみ これじゃ、ただのセフレじゃねえかと突っ込みたくなる もっと精神面でのふれ合いを望みたいところ これ次作の大きな課題?だろう 唯一の救いは4歳児はるちゃん この部分はさすがに良かった それにしても行天の指は良く飛んだなぁ
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