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まほろ駅前狂騒曲 の商品レビュー

4.3

306件のお客様レビュー

  1. 5つ

    112

  2. 4つ

    127

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

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2014/01/02

リーズ3作目 相変わらず不器用な多田と破天荒な行天。そんな日常に表れた「はる」。彼女の存在は彼等の何かを変えるのか。 重い、っていうか難しい話なんだと思うんですよ、テーマは。でも、こんな風にさらりと書いちゃうんだから。かなわないなぁ、しをんさんには。 血が繋がってるから家族な訳じ...

リーズ3作目 相変わらず不器用な多田と破天荒な行天。そんな日常に表れた「はる」。彼女の存在は彼等の何かを変えるのか。 重い、っていうか難しい話なんだと思うんですよ、テーマは。でも、こんな風にさらりと書いちゃうんだから。かなわないなぁ、しをんさんには。 血が繋がってるから家族な訳じゃなく、お互いを思いやれるから家族なのかな。「愛されて育った」アタシには(何気にハズカシイ)本当の所は分からないけど、全てに諦めて育った行天が少しでも救われたならよかった。 多田も、報われた、かな。 去年は「なあなあ」を目指してたので、(まぁ、無理だったけど)今年は「正しいと感じる自分が本当に正しいか疑う」年にしよう。

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2014/05/05

シリーズ3作目で、1作目2作目に引き続き面白かった! できれば登場人物をあまり増やさず、続編を読みたいところです!

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2013/12/28

あまり感じたことは無かったんだけど、どうやら僕はこの人の作品が好きみたいだ。 シリーズの中でも、厚みのある長編だと思うんだけど、退屈せずに一気に読めた。 行天は今年もミニ門松買っちゃったんだな。

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2013/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まほろ駅前シリーズの第3弾。 どの作品も登場人物がいきいきと描かれるのが三浦しをんの群像劇の醍醐味なんだけど、今回はほの暗い過去を抱えた多田と行天が前向きになれたのがすごく良かった。 最後の最後にクスッとさせるとこなんて、まさにまほろ駅前シリーズならでは! 過去2作を読んでからこの本を読めば、絶対好きになるはず。

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2013/12/23

完結編らしい。 ドラマが非常に素晴らしい出来だったので、完全にドラマのキャストで脳内再生して読んだ。 僕の中で、平和なIWGPという感じです。

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2013/12/22

+++ まほろ駅前で起きる、混沌と狂乱の大騒ぎ! まほろ市で便利屋稼業を営む多田と行天。ある日多田は行天の元妻から子供を無理やり預けられて困惑する。待望のシリーズ第三弾。 +++ 行天はもはや松田龍平で脳内に登場し、多田はもちろん瑛太だが、まぁそれもありか、とも思う、多田便利軒...

+++ まほろ駅前で起きる、混沌と狂乱の大騒ぎ! まほろ市で便利屋稼業を営む多田と行天。ある日多田は行天の元妻から子供を無理やり預けられて困惑する。待望のシリーズ第三弾。 +++ 行天はもはや松田龍平で脳内に登場し、多田はもちろん瑛太だが、まぁそれもありか、とも思う、多田便利軒最新作である。行天の元妻の娘で、遺伝子上は行天の娘でもあるはるを預かることになったり、無農薬野菜を作る団体の胡散臭さや、横中バスの横暴に憤る老人パワーに翻弄されたりと、相変わらずヘンに忙しい多田便利軒であるが、今回はそれだけでなく、多田の恋愛話があったり、行天が過去の傷と対決したりと、ふたりの真髄に迫る場面もあって、読み応えがある。ラスト前は、多田と一緒にほろりと寂しい気持ちにもなったが、ラストは今後の波乱を予感させつつもめでたしめでたしで、続きを期待させる一冊である。

Posted byブクログ

2013/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正に狂騒曲なシリーズ3作目。 南口ロータリーが(笑) これでこの物語も一段落といった感じでしょうかね。 読了したばかりですが、早くもまたまほろの物語を読ませて貰いたいなぁーとしみじみ思うまほろ市民です。 我が街が舞台なだけに所々ニヤリとしてしまうんですよね。 今作では気になっていた行天の過去も明らかになり、けれども重苦しくならないのはこのシリーズ独特の軽妙さ故。 どんだけ笑わせるんだと(笑) 多田も行天も自分の抱えるものと向かい合いながらも前を向いて歩いていく。 この二人の掛け合いは本当に小気味良くて大好きです。

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2013/12/18

まほろ駅前多田便利軒シリーズの第3弾のこの作品は多田、行天コンビがそれを取り巻くおなじみの登場メンバーとともに騒動を巻き起こす(巻き込まれる)ストーリーとなってました。 今回は行天の過去や多田の新たな恋愛といったあたりがテーマでもありますが、行天の遺伝子上の子供である「はる」との...

まほろ駅前多田便利軒シリーズの第3弾のこの作品は多田、行天コンビがそれを取り巻くおなじみの登場メンバーとともに騒動を巻き起こす(巻き込まれる)ストーリーとなってました。 今回は行天の過去や多田の新たな恋愛といったあたりがテーマでもありますが、行天の遺伝子上の子供である「はる」との絡みも面白かったです! いずれにしても相変わらずの展開ながら微笑ましく読める安心できる娯楽小説でした。

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2013/12/18

良かったぁ。読み終わりたくなかった。まほろ市民になりたい!多田も行天も魅力的だけど星くんも外せない! 笑って、泣いて、心が暖まった。最高。

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2013/12/17

ついに多田&行天にも一筋の光明が。 過去の呪縛から逃れるきっかけをくれたはるちゃんに感謝ですね。 つらい過去も含んで生きていきたいと願う多田に幸あれと祈ります。 老人軍団のハチャメチャぶりには思わずにやりとさせられました。 お年寄りが元気な街は良い街です。 泣く子と地頭には勝て...

ついに多田&行天にも一筋の光明が。 過去の呪縛から逃れるきっかけをくれたはるちゃんに感謝ですね。 つらい過去も含んで生きていきたいと願う多田に幸あれと祈ります。 老人軍団のハチャメチャぶりには思わずにやりとさせられました。 お年寄りが元気な街は良い街です。 泣く子と地頭には勝てぬといいますが、老人にだって勝てません(笑)

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