know の商品レビュー
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技術に関して納得いかないことが多かった 死を体験できるかって結論も消化不足 技術に関して まずは耳の後ろに電子葉を差し込んだだけで五感全てを再現できるってのは無理だろうと... せめて脳の全部位に刺激を与えられるなら可能性はありそうだけと、耳の後ろじゃ聴覚ごまかすので精一杯じゃないの?と思う。脳科学には詳しくないが... それに他人の脳に直接刺激を与えられるとか怖すぎて実用化されないでしょ 必ずワンクッション置かれるはずで現実味がなあ ついでに全方位から発砲されてすべて避けるとか物理的に無理あるだろ、時間差あるならともかくね 素月の性格とかも含めて、バトルシーンはライトノベルから抜け出して欲しかった 最後のクラス9同士の会話も無茶でもいいから著者の考えを示してほしい、雰囲気だけの会話で拍子抜け だから結論も消化不足 あれで死を乗り越えた経験にたどり着いたとか納得できない
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人類は"知識欲"の化物だ。 極小の粒子から宇宙の果てまで、あらゆる自然現象、人の心理さえも、観測し、秩序だて、情報として呑み込んでいく。 "量子葉"という驚異の処理能力を持つ補助脳を移植された少女。 彼女が目指す"全知"の行く先は何か? 未来の予測?読心術?…いや、そんな凡人が...
人類は"知識欲"の化物だ。 極小の粒子から宇宙の果てまで、あらゆる自然現象、人の心理さえも、観測し、秩序だて、情報として呑み込んでいく。 "量子葉"という驚異の処理能力を持つ補助脳を移植された少女。 彼女が目指す"全知"の行く先は何か? 未来の予測?読心術?…いや、そんな凡人が想像できるような便利機能ではありませんでした。 死の向う側…。 科学って最先端になればなるほど、オカルトに近くなる気がするんですよね。
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すげー面白かった。演出が完全に俺つえーのラノベだった。 知ルちゃん強すぎでしょう。そこがよかったのですが。 科学も突き詰めていくと、最先端の議論は哲学的になるというけど、これもそんな話だった。
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SFとして一気に面白く読めたし理論的にもよく考察されていると思うが、世界観にいまいち深みがないというか、最終的にはロリコン的と思えてしまう描写に少しひいた。 ここに恋愛感情を入れた点は少し残念
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情報3.0.1的な。人間のサイボーグ化の段階が進んだことにより、「最初から知っている」ことと「調べて知る」ことの差異はなくなった世界。 資源は(経営資源から資源へ)モノ・ヒト・カネ・情報がだれにでも分かる形で表現され、さらにそのサイボーグ化の過渡期なので特に情報が必要以上に重要視されている気がします。 設定自体にはすごく興味があり、それに拠って意味合いが変わってくる「経験」だったり「観念」「概念」がきちんと描写されていてとてもおもしろかったです。 だからこそ彼女の物語よりも彼の物語としてもう少しシリーズ物で読みたかったかもしれない。 急な展開と情報知のインフレにはついていきにくかった。なんとなく最後の方はライトになってしまった感がある。要素として重たいものを入れるのならもう少し影響の想定とそれに対するセーフティーみたいなのが入る描写が欲しかった。
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野崎まどがSF書いてつまらないわけがない。起点となるアイデア自体は古典といっていいものだけど、それを現代の視点でしっかり起承転結書ききっているのが最高。基本に忠実に、そしてそれを超えていくのは大変気持ち良い。
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作者のこれまでの著作の中でも、最高の傑作に感じました。特に終盤からの展開は全く予想できず、良い意味で期待を裏切る結末でした。作者の発想に脱帽です。 近未来SF、ITという分野に抵抗がなかったのもありますが、構成や文章についても文句の付けようがありませんでした。 是非とも人に薦め...
作者のこれまでの著作の中でも、最高の傑作に感じました。特に終盤からの展開は全く予想できず、良い意味で期待を裏切る結末でした。作者の発想に脱帽です。 近未来SF、ITという分野に抵抗がなかったのもありますが、構成や文章についても文句の付けようがありませんでした。 是非とも人に薦めたい一冊です。
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jojo第六部 プッチ神父の「天国へ行く方法」に作者なりの解答を出した本 プッチ神父はこう言った 独りではなく全員が未来を「覚悟」できるからだッ! 「覚悟した者」は「幸福」であるッ! 悪い出来事の未来も知る事は「絶望」と思うだろうが、逆だッ! 明日「死ぬ」とわかっていても「覚悟...
jojo第六部 プッチ神父の「天国へ行く方法」に作者なりの解答を出した本 プッチ神父はこう言った 独りではなく全員が未来を「覚悟」できるからだッ! 「覚悟した者」は「幸福」であるッ! 悪い出来事の未来も知る事は「絶望」と思うだろうが、逆だッ! 明日「死ぬ」とわかっていても「覚悟」があるから幸福なんだ! 「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ! 人類はこれで変わるッ! これがわたしの求めたものッ! 「天国への階段」だッ!
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面白かった‼ 人間の記憶量と情報処理能力をアップさせるために電子葉をつける。ここまでで私の大好物な設定。 ここから”知る”という、人間を人間たらしめる根源的な欲求への話になる。 マンダラや炎が回る輪(?)等の話も組み込まれていて、そうなのか・・・と納得しちゃう。
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SFは世界設定を読むのも楽しみなのです。前半は超情報化社会の設定と連レルの背景。情報格差とか既得権益とか現実的な問題が描かれるとなんだかリアルに感じられるな~。知ルの登場で後半の物語のスピードが上がり、ここからは寺で曼荼羅を見てるかと思えばバトルあり…と緩急のあるエンタテイメント...
SFは世界設定を読むのも楽しみなのです。前半は超情報化社会の設定と連レルの背景。情報格差とか既得権益とか現実的な問題が描かれるとなんだかリアルに感じられるな~。知ルの登場で後半の物語のスピードが上がり、ここからは寺で曼荼羅を見てるかと思えばバトルあり…と緩急のあるエンタテイメントでした。
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