読書について の商品レビュー
自分の頭で考えよう。思索しよう。 暇と富を価値あるものに活用しよう。 じぶんのあたまで考える ・思索しよう、自分の頭で考えたことは本を読んで思考を代用してもらった考えよりも素晴らしいよ。 著述と文体について ・シンプルに表現しよう! ・比喩で伝えられれば、素晴らしい!それは洞...
自分の頭で考えよう。思索しよう。 暇と富を価値あるものに活用しよう。 じぶんのあたまで考える ・思索しよう、自分の頭で考えたことは本を読んで思考を代用してもらった考えよりも素晴らしいよ。 著述と文体について ・シンプルに表現しよう! ・比喩で伝えられれば、素晴らしい!それは洞察力の証拠だbyアリストテレス ・文章の表現の基本は、一度に一つのことについて ・「何について考えたか」「どう考えたか」 読書について ・古典読もうぜ!現代の人が過去の人を紹介するのなんてハエみたいに増殖してくるからさw ・暇と富を価値あるものに活用しよう。 私が感じたこと SEO的にシンプルに構造化するのは正しいし、現代で古典的な著述が有効されているとしたら、ありがてぇ!これは好機だ! 古典なんて、あぁ〜そうですかなるほど〜なんてならないから面白い。 だから繰り返し読んで、美味しい感じになるまで読み続けられる面白さ。
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お気に入りの本屋で置いてあり、立ち止まって読んだ時に、以下の文章が気に入って購入 ・読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人に委ねることだ。 読書をしている時の違和感、アップデートのしにくさは、基本は自分の頭で考えた根の部分が存在する事が前提となってい...
お気に入りの本屋で置いてあり、立ち止まって読んだ時に、以下の文章が気に入って購入 ・読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人に委ねることだ。 読書をしている時の違和感、アップデートのしにくさは、基本は自分の頭で考えた根の部分が存在する事が前提となっていない場合であり この考えを助けてくれた一冊 1章と3章は読書についての著者なりの考えが書かれてあり非常に有用 古典を読む意義にも通じる
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P11 「真実と生命は、もともと自分の根っこにある思想にだけ宿る。私たちが本当に完全に理解できるのは、自分の考えだけだからだ。本から読み取った他人の考えは、他人様の食べのこし、見知らぬ客人の脱ぎ捨てた古着のようなものだ。」 沢山の本を読むのがえらいんじゃない。 自分の頭で考え...
P11 「真実と生命は、もともと自分の根っこにある思想にだけ宿る。私たちが本当に完全に理解できるのは、自分の考えだけだからだ。本から読み取った他人の考えは、他人様の食べのこし、見知らぬ客人の脱ぎ捨てた古着のようなものだ。」 沢山の本を読むのがえらいんじゃない。 自分の頭で考えて、手に入れた真理こそ価値がある。
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うひぃーっ!娯楽小説読みには「本ばっか読んでないで考えろ」が、耳に痛い!ドイツ語ラブなショーペンハウアー博士の怒りが炸裂ですよ!面白かったです。
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読書とは人の頭で考えることである。そうショーペンハウアーは言う。では、少ない書物をじっくり吸収し、自分の頭でで考えることが必要であるという。仮設を立て、それを論証するために多読をするのは良いが、仮説を立てるために多読をして人の理論を積み木のように組み立てるだけではダメだと説く。そ...
読書とは人の頭で考えることである。そうショーペンハウアーは言う。では、少ない書物をじっくり吸収し、自分の頭でで考えることが必要であるという。仮設を立て、それを論証するために多読をするのは良いが、仮説を立てるために多読をして人の理論を積み木のように組み立てるだけではダメだと説く。そういう人は、これはxxが言ったことだとか、人の意見ばかりならべ、自分の意見がないとのこと。自分に引き比べた時そんな風にはならないつもりだが、なっているようなところも多く気をつけねばと、身を引き締めた。フォトリーディングの読み方はある意味、ショーペンハウアーの勧める読み方になっているかもしれない。何を知りたいかを明確にして、それを意識して高速で読む。これは、仮説を立て、それを立証するために読んでいるのではないだろうか?
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とても長い時間をかけてようやっと読了。他の人のレビューを見て、「どんだけひねくれてる人なんだろう、友達絶対できなさそうな人でしょ」と思い読み始めてみたけど、ホントに遠慮がない。特に「著述と文体について」では、売れる本ばかり書いているとボロクソに言っている。読み手である自分にとっ...
とても長い時間をかけてようやっと読了。他の人のレビューを見て、「どんだけひねくれてる人なんだろう、友達絶対できなさそうな人でしょ」と思い読み始めてみたけど、ホントに遠慮がない。特に「著述と文体について」では、売れる本ばかり書いているとボロクソに言っている。読み手である自分にとっては、ほんとにその通りです……スイマセンと思うこともあった。 この本には3つの作品が収録されているが、共通して言えることは、本読んで知った気になってはいけないということだと思う。本を読んで、自分で考えたり、行動に移したりする。ただ、本を読めばいいわけではない。もちろん、読んで益になればいいのだけれど(少し毒)。
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どこでショーペンハウアーを知ったのか…何かで読んで面白そうだと思って購入した。 もう読んでいて刺さる刺さる。めっちゃ痛い。それにこれ書かれたのいつなの?ってくらい、現代にも通じるから怖い。 読書という行為だけじゃなくて、書く側の人間への苦言もある。この本を読んだ後、自分が創作し...
どこでショーペンハウアーを知ったのか…何かで読んで面白そうだと思って購入した。 もう読んでいて刺さる刺さる。めっちゃ痛い。それにこれ書かれたのいつなの?ってくらい、現代にも通じるから怖い。 読書という行為だけじゃなくて、書く側の人間への苦言もある。この本を読んだ後、自分が創作してますなんて、なんだか趣味の世界で悠々自適、読者なんて知らないわ~なんて言いながらすらも書くのが怖くなってくる。 読んでいて、ショーペンハウアーって友達いないんだろうな、なんて思ってしまったのは、真実をストレートに、そして刺さると一番痛い箇所に入ってくるからだろう。 彼が長生きしたので、ちょっとほっとした自分がいる。
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ただ本を読むだけじゃだめだってさ。自分で考えないと。楽しているだけだって、って書いていることすらすべて受け売りじゃん。orz. 難しい本ではなく、すらすらと読むことができるし、内容を理解することができる。 著書のいう「言いたいことがあるから文章ができる、論じられる」ということにつ...
ただ本を読むだけじゃだめだってさ。自分で考えないと。楽しているだけだって、って書いていることすらすべて受け売りじゃん。orz. 難しい本ではなく、すらすらと読むことができるし、内容を理解することができる。 著書のいう「言いたいことがあるから文章ができる、論じられる」ということについては、日頃の仕事にも精通する。書くことが目的ではいけない。これは至極同意。また言葉の使い方をよくよく吟味しふさわしい表現を選択することが肝要だと意識したい。伝えるべきことを適切な語彙を用いて明確に表現するという意識は今後文章を書く上でも、是非とも忘れないようにしたい言説である。
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単語の省略が人の思考に悪い影響を与える、様な事が書かれていましたが「1984年」のニュースピークを連想しました。作者の同時代や、文学作品の例だけでなく、同時代の日本でも、同じ現象は起きていると思います(単語や文を省略・短くして書く、略語を用いて会話する等)。 ○○には二つがあ...
単語の省略が人の思考に悪い影響を与える、様な事が書かれていましたが「1984年」のニュースピークを連想しました。作者の同時代や、文学作品の例だけでなく、同時代の日本でも、同じ現象は起きていると思います(単語や文を省略・短くして書く、略語を用いて会話する等)。 ○○には二つがある、それは△△だ、様な書き方をよくしていましたが、哲学の考え方は、二項対立で考えるのが基本なので、こういった書き方をしているのだと思います。社会・現実は二項対立で単純に考えるモノではなく、また考えてはいけないと思います。 三篇のエッセイを読んで、作者が読者に最も伝えたいことは、「読書について」の最後に書かれていた悲劇の文学史のくだりだと思います。時の試練を受けて、読み継がれている作品の多くは、悲劇の文学史に名を残していると思います。
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今を生きる私たちもにも参考になることが多い本。 いつの時代にも色褪せない教えというのは多いのだと思い知らされる。 とこの本でも売れている本ではなく、教養を培う本を読み、自分の頭で考えること。 当たり前だが、意外とできない。
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