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読書について 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2013/05/14 |
| JAN | 9784334752712 |

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商品レビュー
3.9
119件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
古典に対する礼賛が凄いな~。確かに古典を読むことは良いと思うが解説書を読むことを否定しすぎな気がする。色んな考えを知ることで自分の考えも作られていく気がするし。そのまま鵜呑みにするのはよくないけど。実際にこの作者と会って付き合うのはかなり苦労しそうだな~って思ってしまった(笑)
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訳者の後輩にあたる方が、近年活動を一緒にさせていただいている音楽家で(私のその方の公演の写真撮影を担当している)、今月(26/4)末に西麻布で開催された公演に、訳者の鈴木芳子さんもいらっしゃるというので、事前に本をプレゼントされ読んでおいたもの。 1週間前のことだったので、他の本と並行して読めるかな? と少し危惧したが(なにより哲学の大家ショーペンハウアーの著作だ)、読みだしてみると、平易で読みやすい訳文で、すらすらと読了。 これは、訳者の力量か、あるいはショーペンハウアーの文章の巧みさか? ”読書について”というタイトルではあるが、内容が、「自分頭考える」「著述と文体について」「読書について」の3篇が収められており、特に序盤の一章が、1ページにも満たない小章で小気味よく語られていて、いいペースが生まれる。 それはまさに、二章にあたる「著述と文体について」で語られる、すぐれた文体であるための第一規則、「主張すべきものがある」を、そのまま体現しているからであろう。 続けざまに、こう綴られている; 「つまらないことをつけ加えるくらいなら、よいものをカットしたほうがましだ。ヘシオドスの言葉「半ばは、全体にまさる」(『仕事と日々』)は正しい。 まさに、そんな文章だ。 無暗な多読の戒め、自分の頭で考えることの重要性、つねに古典、原書に当たることの大切さを、分かりやすく説いてくれている。 最後に、訳者による解説がつき、ショーペンハウアーの略歴や、その思想背景が語られる。 驚いたのは、訳者のその「解説」の文体と、本文の文体が、違うこと。 本文は、漢字の使用が少なく、平易な表現が多い。解説は、けっして難読な文字遣いだったり難解ということではないが、本文とは趣を異にする印象を受けた。 これは、本文のほうはショーペンハウアーの文章に沿って、その表現を丁寧に日本語に置き換えたからだろうか。 また、今度、訳者鈴木芳子さんにお会いすることがあれば、ゆっくりお話を聞いてみたいもの。 ドイツ語の原文に、なんと記されていたら、「脳」ではなく「脳みそ」という訳文になるのかも聞いてみたい(笑)
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・人類の進歩を促す人は、世界という書物を直接読破した人だ。 ・自分が思うに、考えるということは結局自分の主観で何が美しいか、良いものかという美学や意見を持って、それをぶつけることが大切。 じゃないと、外部に流されて美学も何もない、ふわふわとしたものになる。 この本で言う自動人形...
・人類の進歩を促す人は、世界という書物を直接読破した人だ。 ・自分が思うに、考えるということは結局自分の主観で何が美しいか、良いものかという美学や意見を持って、それをぶつけることが大切。 じゃないと、外部に流されて美学も何もない、ふわふわとしたものになる。 この本で言う自動人形の様なもの。 ・書くために書くのか、書きたいテーマがあるから書くのか。 ・主張すべきものがあるのか? ・具体的である方が、物事はあらゆる明白さの源泉である直感性になじむ。 ・自分が思うに、どれだけ自分の責任を持って言葉を発しているかによって、意見の明確さが変わる。 ・一つ一つの言葉に意味を持っているか? ・普通な言葉を用いて、非凡なことを語りなさい。 ・怒りのない人間は知力もない。この言葉に感銘を覚えた。怒りとは、自分の美学に照らし合わせて許せない時に沸き上がるものだ。それが沸き上がるということが、自分が美学や一つの基準を持っていると言うことである。 ・言葉をぞんざいに扱えば、その言葉を用いる個々人の思考能力やモラルが低下し、ついには文化や社会規範まで衰滅する。 ・
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