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読書について 光文社古典新訳文庫
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読書について 光文社古典新訳文庫

アルトゥル・ショーペンハウアー(著者), アルトゥールショーペンハウアー(著者), 鈴木芳子(訳者), 鈴木芳子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/05/14
JAN 9784334752712

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2026/09/16

読書について 著:アルトゥール・ショーペンハウアー 訳:鈴木 芳子 出版社:光文社 光文社古典新訳文庫 Bシ-7-1 良書、おもしろかった。 「積読こそが完全な読書術である」で本書のおすすめがあったので購入しました 本書の中に、本をたくさん読むと、自分では考えなくなり、バカ...

読書について 著:アルトゥール・ショーペンハウアー 訳:鈴木 芳子 出版社:光文社 光文社古典新訳文庫 Bシ-7-1 良書、おもしろかった。 「積読こそが完全な読書術である」で本書のおすすめがあったので購入しました 本書の中に、本をたくさん読むと、自分では考えなくなり、バカになるという記載があり、そうかもと思う反面で、「守破離」ということが浮かんできました。 ショーペンハウアーは、お手本があってこそ、成長ができる段階があることには言及していません。 いきなり、良書を渡されても、いきなり、ハシゴなしに、高見に登れといわれても、途方にくれるのがおちです。 でも、自分で苦労して考えて、ひとつひとつを積み重ねてゆっくり成長していくということは、〇〇パフォーマンスという亡霊に取りつかれた現代人には必要なのかもしれません。 相互に関連のある3つの話が含まれています 読み進むにつれて、おおまかに考えても、著者が生きた18世紀から19世紀においても、現代においても、文書や、書籍に対するアプローチ、基本的な考え方は、基礎となる部分はあまり変わっていないことに安心します。 それぞれ、気になったところは、以下です。 ■自分の頭で考える ・たくさんの整理されていない蔵書より、ほどよい冊数で、きちんと整理されている蔵書のほうが、ずっと役に立つ ・自分で考えることと、本を読むことでは、精神に及ぼす影響に信じがたいほど大きな開きがある ・読書は自分で考えることの代わりにしかならない  さんざん苦労して、時間をかけて自分の頭で考え、総合的に判断して真理と洞察にたどりついたのに、  ある本を見たら、それが完璧な形でさらりと書かれていた  そんなこともあるかもしれない  だが、自分の頭で考えて手に入れた真理と洞察には、百倍の値打ちがある ・第一級の人物に特有の際立った特徴は、判断をすべて自分で直接下すことだ ■著述と文体について ・物書きには2種類ある  テーマがあるから書くタイプと、書くために書くタイプだ  第1のタイプは、思想や経験があり、それらは伝えるに値するものだ  第2のタイプは、お金が要るので、お金のために書く ・資料の寄せ集めで出来上がった本は、できるだけ読まないようにすべきだ ・できれば原著者、そのテーマの創設者、発見者の書いたものを読みなさい  その内容を抜き書きした解説書を買うよりも、そのもとの本を古書で買いなさい ・本は著者の思想を印刷したものに他ならない  思想の価値を決めるのは、素材か、表現形式だ  素材とは、「なにについて考えたのか」であり  表現形式とは、どう素材に手を加えたのか「どう考えたのか」だ。 ・真の思想家はみな、思想をできる限り、純粋に、明快に、簡明確実に表現しようと試みる  したがって、シンプルであることは、いつの時代も真理の特徴であるばかりでなく、天才の特徴でもあった。  できる限り偉大な知者のごとく思索し、しかし、だれもが使う言葉で語れ  「話があるなら、そのへんの奴らの言葉でしゃべれ」シェークスピア、ヘンリー四世  より ・つまらぬことを付け加えるなら、よいものをカットしたほうがましだ。 ・人間は一度にひとつのことしか、明瞭に考えられない ■読書について ・読書するとは、自分でものを考えずに、代わりに他人に考えてもらうことだ  かれらは、多読のために、愚かになっている ・ひっきりなしに次々と本を読み、後から考えずにいると、せっかく読んだものもしっかり根を下ろさず、ほとんどが失われてしまう。 ・悪書は読者から、本来なら良書とその高尚な目的に向けられるべき時間と金と注意力を奪い取る。 ・私たちが本を読む場合、もっとも大切なのは、読まずにすますコツだ ・良書を読むための条件は、悪書を読まないことだ ・「古人の書いたものを熱心に読みなさい」シュレーゲル 古代の研究 より ・反復は勉学の母である 重要な本はどれもみな、続けて二度読むべきだ ・2つの歴史がある。  ひとつは、政治の歴史であり、もうひとつは、文学と芸術の歴史だ。  前者は意思の歴史であり、後者は知性の歴史だ 目次 自分の頭で考える 著述と文体について 読書について 解説 鈴木 芳子 年譜 訳者あとがき ISBN:9784334752712 判型:文庫 ページ数:200ページ 定価:800円(本体) 2013年05月20日初版第1刷発行 2019年02月20日  第8刷発行

Posted by ブクログ

2026/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本屋が好きだという人の気持ちがどうしてもわからなかった。そこに置かれている本のほとんどは悪書、より控えめに言えばピカソではなくラッセンであり、食えば9割腹を壊すレストランで嬉々として食事をするようなものだと思っていたからだ。出版不況の最中、どんな本であれ売れれば本というメディアが生き長らえるのだからそれでよいという妥協は、ショーペンハウアーのおかげで葬り去ることができるようになった。曰く、古典を読みなさい。新刊書のほとんどはすぐに忘れ去られるもので、逆に古典は賢者がずっと忘れなかったものだから。 2021年、この本は岩波じゃない方がよいと思って買って読んだが、再読してその直観は正しかったと言いたい。平易な翻訳でも節々に格調高さと明快さのある表現がショーペンハウアーの思索の広場で踊っている。 "どんなにたくさんあっても整理されていない蔵書より、ほどよい冊数で、きちんと整理されている蔵書のほうが、ずっと役に立つ。同じことが知識についてもいえる。いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、量はずっと少なくとも、じっくり考え抜いた知識のほうが、はるかに価値がある。なぜなら、ひとつの真実をほかの真実と突き合わせて、自分が知っていることをあらゆる方面から総合的に判断してはじめて、知識を完全に自分のものにし、意のままにできるからだ" "読書は自分で考えることの代わりにしかならない" "良書を読むための条件は、悪書を読まないことだ" "怒りのない人間は、知力もない。知力はある種のとげとげしさ、鋭さをはらみ、そのため毎日、実生活、芸術や文学で無数の事柄にひそかな非難やあざけりをおぼえるが、それこそ愚かな模倣を阻止してくれるものだ" "無知は人間の品位を落とす。しかし人格の下落がはじまるのは、無知な人間が金持ちになったときだ" "読んだものをすべて覚えておきたがるのは、食べたものをみな身体にとどめておきたがるようなものだ" "思想体系がないと、何事に対しても公正な関心を寄せることができず、そのため本を読んでも、なにも身につかない"

Posted by ブクログ

2026/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分で考える事が大事、 明快さが良い本を見分けるコツ 反芻して血肉となった事しか意味なし、 行動が全て、 主張がある本、ない本、 書くことが目的の本もある、 古典を読む、 繰り返し読む

Posted by ブクログ

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