真夏の方程式 の商品レビュー
ガリレオシリーズに限らず、東野さんの作品にはいつも身を切るように人を愛する哀しい人が出てくるなぁ。読後感はとてもすっきりとは言えない(湯川先生がどうにか救おうとしたある人物はこの話の後に絶対苦悩するとわかっているから)けど、それでも読んでよかったと思える。
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どうしても福山雅治が浮かぶ。。。 人間味あふれる終わり方でした。 隠し事、というか罪を背負って生きるのはキツイだろうなあ。 想像できないほど。 しかもそれきっかけで両親逮捕っていう。ヘビーすぎるでしょ。 でもかばってくれた人のこと考えるといまさら告白もできないし。 キツすぎる。 そして叔父さんもヒドイ。 小学生に何をやらせるのか。 足が不自由という理由があるとはいえ、恭平くんが犯罪を手伝わされたと気付いたら、とか考えなかったのかな。酷すぎます。巻き込むな! そんなこんなで、人間味にあふれてるなーという感想。
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読後は「なるほどね。」ってところが、一番の感想かな。 ただし、トリックはいいとしても、動機の裏付けはちょっと弱い感じがしたな。
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実行犯の正体やトリックには、さほど驚きがありませんでしたが・・・。 とりあえず、理科の勉強にはなりましたw 今回は謎解きよりも、人間関係のほうにスポットが当てられていて、自分としては少し物足りなかったような。 でも安定感のある面白さでした。
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ガリレオ・シリーズ、『聖女の救済』に続いての長編第3弾。 舞台は玻璃ヶ浦という海辺の街、そこでの一夏の物語。 「とある人の人生を狂わせたくない」との想いに彩られ、物語は綴られます。 いつか答えは出せるけど、出すのは自分、でも一人ではない。 湯川の想いがうまく伝わっていけばいい...
ガリレオ・シリーズ、『聖女の救済』に続いての長編第3弾。 舞台は玻璃ヶ浦という海辺の街、そこでの一夏の物語。 「とある人の人生を狂わせたくない」との想いに彩られ、物語は綴られます。 いつか答えは出せるけど、出すのは自分、でも一人ではない。 湯川の想いがうまく伝わっていけばいいのですが、なんて。 読んでいて、夏は海に行きたくなす、、モデルは伊豆辺りなんですかね~ そうそう、映画も公開されるそうで、その予告は惹かれる内容でした。 ん、読んでから観るか、観てから読むか、、 私は読み終えてしまいましたが、ちょっと悩んだ一冊でした。
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やっぱり東野圭吾の小説は安定感がある。 今回も一気に読んでしまったし、なにより犯人がわかったときには驚きすぎて声を出してしまった。 それにしてもガリレオの長編は毎度やるせなさすぎる。。。そこがまた良いんだけど。 「容疑者Xの献身」は映画も小説に負けず劣らず良かったから、「真夏の方程式」も映画が公開されたら是非見に行きたい。
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読みごたえありすぎ。 久しぶりにページをめくるのが止まらなくなった。 湯川先生が徐々に人間くさくなっていく感じが、またたまらない。
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容疑者Xの献身に負けず名作。 ラストは鳥肌が立ちっぱなしだった。 最後の湯川博士の、一緒に過ごした少年への言葉が名言すぎる。 これを映画で福山がいうのかと思うと、それだけで名作と呼んでしまいそうだ。 容疑者Xもそうだったが、映画には映画の良さ、原作には原作の良さがある。原作...
容疑者Xの献身に負けず名作。 ラストは鳥肌が立ちっぱなしだった。 最後の湯川博士の、一緒に過ごした少年への言葉が名言すぎる。 これを映画で福山がいうのかと思うと、それだけで名作と呼んでしまいそうだ。 容疑者Xもそうだったが、映画には映画の良さ、原作には原作の良さがある。原作を先に見たからといって、映画の価値が下がることはない。逆もまた然り。 どの形でもよいので、是非この作品に触れてほしい。
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久しぶりの東野圭吾、初めてのガリレオシリーズ。 さすが。本当に面白かった。容疑者xの献身とダブるのも小憎い。数ページごとに展開が二転三転、推理ものかと思いきや感動ドラマ、伏線回収、とこれまでの東野圭吾作品と変わらず素晴らしいものだった。 タイトルの「方程式」がまた物語の結末にかかっている(ようにとれる)のもいい。東野圭吾のエンタメフィクションにハズレなし。 ところで、どうやらガリレオ先生は佐野史郎がモデルだったらしい。このキャスティングでは月9にならなかったかもしれないが、変態らしさが更に強く出されていてこれはこれで見てみたい。
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長編という事もあり、時系列と人間関係が複雑で何度も読み返しながら読破。 子ども嫌いな湯川が、偏屈な少年と称する恭平に実験を通して知る事の楽しさと難しさを教えている姿には感動した。 途中、Xの献身から湯川の変化を感じた時には鳥肌が立った。
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