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真夏の方程式 の商品レビュー

4

715件のお客様レビュー

  1. 5つ

    184

  2. 4つ

    309

  3. 3つ

    153

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2024/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯人の献身的な想いが書かれる事も少なくないガリレオシリーズだけど、この長編もそんな1冊。事件が明らかになるにつれ、殺人についてここで恭平君が絡んでくるのかと驚きと苦しさが重なる。湯川の言葉を受けた恭平君が、今後どんな成長を遂げていくのかが興味ある!

Posted byブクログ

2024/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東野さん、結構子どもを犯人にするの好きだなと思った。私の読解力不足で、重治の動機がぼんやりとしかわからなかったから読み直す。

Posted byブクログ

2024/05/14

私は本当に好き 容疑者xを読んで以降久しぶりに同じくらいワクワクした 最初のふんわりとした雰囲気から考えられないくらいラストに向かうにつれどんどん伏線回収もされ畳みかけていくようです いい意味で ジェットコースター 個人的には全く予想できない結末でした毎回少し考えてみてはひっくり...

私は本当に好き 容疑者xを読んで以降久しぶりに同じくらいワクワクした 最初のふんわりとした雰囲気から考えられないくらいラストに向かうにつれどんどん伏線回収もされ畳みかけていくようです いい意味で ジェットコースター 個人的には全く予想できない結末でした毎回少し考えてみてはひっくり返されの繰り返し 子に対する親の愛情や 大人の醜さみたいなのも描かれています

Posted byブクログ

2024/05/05
  • ネタバレ

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事件とかトリック?自体はそこまでだったけど、湯川が出てくるシーンが心躍った。面白かったー。 東京からちょっと(1,2県だと思われる)離れた玻璃が浦というところの殺人事件。 16年前の殺人事件と今回の事件の家族が関係する事件で、今回の事件の一家の娘は16年前に殺人をした。実は娘のお父さんは一家のそれではなく、別にいる。母親はそれを秘密にしていたがそれがばれ、娘が殺した。今回の事件はそれを追っていた元刑事が一家の父に殺された。 正確には一家の父に指示された、従兄弟が実行した。 仕事で居合わせた湯川がその従兄弟の子の人生を案じて推理に動く、というものだった。

Posted byブクログ

2024/05/03

伏線回収というよりも各々の人物の一人称で真実が語られていく形で、線が繋がる模様がすごく良かった。湯川の恭平に対する提言に自分を重ねて読み終えたので、読後感がたまらなく良い。

Posted byブクログ

2024/04/25

長編ガリレオシリーズ! 謎がとき明かされた爽快感はいつも通りしっかりあり! そして人間は色々なものを守るために嘘をつき犠牲になり、守る。 それは化学では証明できない、人間だからであり、色々な登場人物の人間性にこころを撃たれました。 そして、湯川先生からの恭平くんへの最後の...

長編ガリレオシリーズ! 謎がとき明かされた爽快感はいつも通りしっかりあり! そして人間は色々なものを守るために嘘をつき犠牲になり、守る。 それは化学では証明できない、人間だからであり、色々な登場人物の人間性にこころを撃たれました。 そして、湯川先生からの恭平くんへの最後の言葉素敵すぎて泣きそうになった(笑) 立派な大人になってほしい! そしてわたしもその言葉を忘れないように、そして思い出しました。 夏休みの自由研究には贅沢すぎる学びのあった夏休みなのではないかと思う(笑) 研究だけじゃなく夏休みが濃すぎる(笑)

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2024/04/22

福山雅治主演の映画で見た事がお話で、ミステリーは久しぶりに読んお陰か怖い夢を見てしまい次はファンタジーものにしようと思いました。でもお話自体はとても面白く映画より内容が細やかで吸い込まれるように読み終える事が出来ました。次にチャレンジする東野圭吾の世界を楽しみにしながら、猫の登場...

福山雅治主演の映画で見た事がお話で、ミステリーは久しぶりに読んお陰か怖い夢を見てしまい次はファンタジーものにしようと思いました。でもお話自体はとても面白く映画より内容が細やかで吸い込まれるように読み終える事が出来ました。次にチャレンジする東野圭吾の世界を楽しみにしながら、猫の登場するファンタジーものを読みます。

Posted byブクログ

2024/04/21

自然豊かな海辺の町や、湯川教授には珍しい少年との交流など、美しい描写が心地良い。けど、全体としては重い題材。 真相解明後も決して後味の良い内容ではないけど、湯川教授の言葉に救われる。

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2024/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みながら犯人じゃないな、と思った人がことごとくなんかあった。登場人物が多く混乱もしたけど、東京で知り合い・玻璃出身など繋がりが地道な捜査から発覚していくのがよかった。 Xの献身の別世界だ。死ぬまで黙っているからと成美の写真を見つめる仙波は、トリックを見破られなかった石神なのかも。 子供嫌いな湯川が恭平に科学の面白さを教え、大阪に行く別れの際には1番欲しい言葉をかけてあげていたのは恭平に感情移入して泣きそうになった。

Posted byブクログ

2024/04/10
  • ネタバレ

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久しぶりに心に残る本だった。 自分にとって大事な人を守るために自分を献げる献身。どんなに苦しくても大切な人が生きていると考えるだけで生きる目的を見出せている。自分の子というだけでそうなるのは親子の不思議な関係だと思う。 成美が言った、あたしは罰を受けなくてもいいんでしょうかという言葉はすごく悲しいと思った。 殺人を犯してしまった時点で罪を償うことが出来なかった成美も被害者だったのではないのか?母が隠していたことから事件が起きてしまっているし。

Posted byブクログ