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真夏の方程式 の商品レビュー

4

692件のお客様レビュー

  1. 5つ

    170

  2. 4つ

    301

  3. 3つ

    153

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2023/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガリレオシリーズ六作目。やはりガリレオの長編は好きな作品が多い。 少年と湯川教授のコンビが良すぎて微笑ましかった。一緒に実験したり、勉強を教えてあげたり。湯川のいつもと違う一面を見られて、人間味を感じられて良かった。 美しい海と共に過ごす夏は、儚くて少し寂しさを感じる。ラストは悲しく重たいが、湯川の優しさと言葉に救いを感じる。 人々が大切な人を守り、救おうとした結果、良くない連鎖を引き起こしてしまったことが、どうしようもなく悲しい。特に被害者である元刑事の優しい正義感が、さらなる悲劇へと繋がったことが辛い…

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2023/11/21

いつもの湯川教授じゃなかった。 そして、思ってない展開が2回くらいあってジェットコースターみたいなストーリーだった。 今までのガリレオシリーズの中でも上位の面白さ。

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2023/11/21

少年と教授の一夏の思い出。。 いつものガリレオシリーズとは異なる湯川の一面が見れる、一味違う作品。 湯川の言う「この事件の真相はある人物の人生を狂わせることになる」のある人物とは誰なのか。 ただの転落事故死として片付けられるはずだった事件の裏側に潜む真実とは。 ラスト30ページく...

少年と教授の一夏の思い出。。 いつものガリレオシリーズとは異なる湯川の一面が見れる、一味違う作品。 湯川の言う「この事件の真相はある人物の人生を狂わせることになる」のある人物とは誰なのか。 ただの転落事故死として片付けられるはずだった事件の裏側に潜む真実とは。 ラスト30ページくらいで怒涛の様に畳み掛ける真実に驚愕でした。 君は1人じゃない。

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2023/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいくうちに謎が明らかになっていくのが面白かったです。 紙製のコースターのくだりが真相の伏線になっていて、「うわ〜!」ってなりました。 最後の湯川先生のセリフもぐっときました。

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2023/10/22

ガリレオの長編。映画にもなって、テレビで映画版を見た記憶。 映画版では、少年と湯川先生の交流が印象的だったけど、この本でもそうでした。 湯川先生は、デスメックという海洋資源開発事業者の依頼で、玻璃ノ浦という海辺の街にやってきます。 海の環境を守るために活動している女性(成美)と...

ガリレオの長編。映画にもなって、テレビで映画版を見た記憶。 映画版では、少年と湯川先生の交流が印象的だったけど、この本でもそうでした。 湯川先生は、デスメックという海洋資源開発事業者の依頼で、玻璃ノ浦という海辺の街にやってきます。 海の環境を守るために活動している女性(成美)と、その家族が運営する旅館に、湯川先生はご宿泊。夏休みの間多忙な両親から親戚宅としてこの旅館に預けられている小学生恭平と出会い、ペットボトルロケットの実験に精を出す湯川先生です。 私はガリレオシリーズは発表順無視して気になった順に読んでいるのですが、どこかの話で湯川先生は「こどもは苦手」と言ってたような。ドラマだったかな。 恭平くんとの心の交流を見るに、湯川先生の苦手は、たんにうるさいから嫌だとか、ペースを乱されるから嫌というのではなく、子どもの純粋さやその後の人生の長さ、子どもに対する大人の責任を考えるため、むやみやたらに関わらないっていうことのように感じた。 しかし、こーゆー話だったかぁ。 映画版見て、事件の概要と犯人は覚えていたけど、事件の背景については完全に頭から抜けていました。 ながら見では、大事なことは頭に残らないのよね。 大切な人を守るために罪を被り服役した男のために、玻璃ノ浦を訪れた元刑事が死んでしまい、過去の事件の詳細も明らかになる…。東野圭吾らしい、色んな要素が最後にまとまる話でした。 東野圭吾さんがミステリーを書くのは、ミステリーがもっとも人間の本質を書けるから(大意)らしい。 東野圭吾作品の、技巧トリックではない人間の悲壮、人が人を思うところが好きです。 最後、湯川が恭平に伝えた言葉。 どんな問題にも答えは必ずある。だけどそれをすぐに導きだせるとはかぎらない。人生においてもすぐに答えを出せない問題はこれから先いくつも現れるだろう。その度に悩むことには価値がある。焦る必要はない。答えを導き出すために自分自身の成長が求められることも少なくない。だから人間は学び、努力し、自分を磨かなくてはならない。君が何かの答えを出せる日まで、私は君と一緒に同じ問題を抱え、悩み続けよう。君はひとりぼっちじゃない。 一緒に悩む、ひとりにしないって、なんて深いんだろう。 答えの出ない悩みなんて、生きていたらむしろそればかりです。今私も答えの出ない問題があります。たぶん、同じ問題をかかえている多くの人がいることを、私は忘れない。そして、一緒に悩み、この問題のために自分を成長させるために心を鍛えられるよう、成長したいと思った。 良いことばをありがとうございます。読んで良かった。

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2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

圧倒的文章の読みやすさ。 登場人物が多いにも関わらず、書き分けがうまくされていてあまり混乱しなかった気がします。 様々な場所でキーとなる人物が少しずつ情報を持っていて、物語が進む中で、それらがパズルのようにつながっていく感じがとても良かったです。 読んでいて真相に気がついた時、ゾワッと鳥肌が立ちました。 読み終わるのがちょっと寂しかったです。

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2023/10/04

つらい 今回は倒叙ものじゃなかったから新鮮だった 後味はそんなにスッキリしないけどこれがまたいい 大丈夫、君はひとりぼっちじゃない

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2023/09/28

最後まで何が起こるかわからないドキドキ感。東野ワールドですね。 しかし仙波切なすぎる。仙波の亡くなった奥さんもとてもかわいそうに思いました。 実際にこのような事件はあるのだろか、あった場合成美のような立場はどう生きているのか。いろいろな事を考えさせられる作品でした。

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2023/09/27

玻璃ヶ浦の海を舞台に起こった事故に見せかけた殺人事件。 行動や言葉の表面上だと全く分からなかった真相が徐々に明らかに。 ただ、ただ、玻璃ヶ浦に行きたくなった。笑

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2023/09/25

久しぶりに読んだガリレオシリーズ。 容疑者Xの献身に次ぐ面白さと切なさだった。 事件が解決してもそれぞれの登場人物の事ややこれからのことを考えると色々な思いが溢れてきて、読み終わっても作品に浸ってしまう。

Posted byブクログ