起業家 の商品レビュー
葛藤や忍耐、孤独を上回る希望 起業家に必要なのはスキル云々より覚悟と熱狂というのが本気で伝わってくる。スキルは大半は後天的に身につくが、覚悟や熱狂という志(マインド) は自分で生み出すもの ■概要 起業家は勢い、頭脳、行動力が全て卓越して見える。その中にあるマイナスの感情や迷...
葛藤や忍耐、孤独を上回る希望 起業家に必要なのはスキル云々より覚悟と熱狂というのが本気で伝わってくる。スキルは大半は後天的に身につくが、覚悟や熱狂という志(マインド) は自分で生み出すもの ■概要 起業家は勢い、頭脳、行動力が全て卓越して見える。その中にあるマイナスの感情や迷いを著者が隠すことなく記す ・かつてのネット仲間 堀江さん、三木谷さん、村上さんほか ・ライブドアとライブドア事件 藤田さんから見た堀江貴文氏の分析と特徴。実は慎重な人だが、この時はギャンブル気味? ・アメーバ事業成功までの苦労 - 経営者→プロデュースへの現場介入 - 追いかける指標、PVに全振り - アメーバピグの大成功。それまでの土台を作ってきたから - 苦節5年、創業から12年。遠回りを失敗として認めつつ、挫けない情熱 ・新卒を大切に、長く働く人を大切にする組織論 赤字が何年続いたら新規事業はたたむという撤退ラインを決めていることや、ライブドアと異なり長く組織文化を育める新卒を大切にする考え方 ■感想 すぐやる、ピッパは大切。ただ堪え性が無いのはダメ。キャリアや事業は長い目で見る、すぐに変えるものと、ブレてはいけない軸を見極める。冒頭に出てくる「変化の激しい時代こそブレない軸が必要」がアメーバ事業の伏線だった ・アメーバの成功体験が今のAbemaにも? ・収益を見ない、小手先の黒字化に走らずにまずPVに全振りするという戦略(ロードマップ)、これが本当に正しいのかは分からないが、気迫ややり切る覚悟の様なものが必要条件だとよく分かる。 ・三木谷さんへの恩があるから楽天モバイルに出資しているのか。。 ・意外と真面目、固く日本経営にも共感できそうな藤田さん。ホリエモンとは仲良しだが、結構違うタイプだとわかる。だから仲良いのか 長々している所もあるが、アメーバ事業への思い入れ、自由放任型→トップダウンへの藤田さん・藤田社長の両人格の移り変わりがドラマの様で引き込まれる
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こんなスゴい方でも色んな失敗や悩みがあるですね。たった1人の熱狂。自分が先頭に立って突っ走らんと周りは巻き込めやんすね。
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いまや時価総額数千億円起業の社長 藤田晋さんの著作。 いわゆる渋谷のIT系キラキラ社長かと思いきや、自身の起業、ITバブルやアメブロ事業立ち上げなど起業家の苦しみ、リアルが赤裸々に書かれていた。独立、起業する人必読。
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私が好きな経営者の一人、藤田さんの等身大の自叙伝。人間的に、社内の雰囲気づくりというかコミュニケーション上手で、飲みニケーションを大事にするところなど共感するところが沢山。規模、立場、格の違いは当然あるのだが、企業家として成功した後に、自分が携わったサービスをとことん使って改善要...
私が好きな経営者の一人、藤田さんの等身大の自叙伝。人間的に、社内の雰囲気づくりというかコミュニケーション上手で、飲みニケーションを大事にするところなど共感するところが沢山。規模、立場、格の違いは当然あるのだが、企業家として成功した後に、自分が携わったサービスをとことん使って改善要望をあげ、再度現場に戻って、自分で考え、自分で動き、自分の背中を見せて組織を引っ張る姿勢は見習わないといけないと感じた。あとは「熱狂」できる何かが無い今の自分に「喝!」です。"
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サイバーエージェントの立ち上げからの歴史 その中でアメーバの位置付けと現在の高業績に果たした役割 ・主力業務は社長自ら陣頭指揮を行う ・従来のメディアではコンテンツが重要だがネットではUIなどの技術力が7割
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社長業の退任をかけて挑んだ未知の領域への挑戦 2年間というリミットを自分とチームに課し、後発のブログサービスを始めてするアメーバプロジェクトに 立ち向かう藤田氏の姿勢に強烈な生きざまを感じる。 創業時から一貫して「21世紀を代表する会社を作る」という氏の熱い思いは、サイバーエ...
社長業の退任をかけて挑んだ未知の領域への挑戦 2年間というリミットを自分とチームに課し、後発のブログサービスを始めてするアメーバプロジェクトに 立ち向かう藤田氏の姿勢に強烈な生きざまを感じる。 創業時から一貫して「21世紀を代表する会社を作る」という氏の熱い思いは、サイバーエージェントの 企業風土の構築とともに今のIT業界の礎になっていることは間違いのない事実であると思う。 いかにページビューを増やすか、30億という当初の目標に向かい、チーム一丸で立ち向かい、 数字は、徐々に伸び始める。 そして、決算報告の日 読んでいて、自然と自分の努力なんてまだまだだと仕事に対してまだまだ貪欲にいかなくてはいけないと 感じた瞬間でした。
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・孤独、憂鬱、怒り、この3つを足してもはるかに上回る希望、それこそが起業家には必要 ・全ての創造はたった一人の熱狂から始まる ・すごい会社に入ったやつが偉いんじゃない。すごい会社を作ったやつが偉い ・会社が「社員を大事にするよ」と呼びかければ、社員も「会社を大事にしよう」と応える...
・孤独、憂鬱、怒り、この3つを足してもはるかに上回る希望、それこそが起業家には必要 ・全ての創造はたった一人の熱狂から始まる ・すごい会社に入ったやつが偉いんじゃない。すごい会社を作ったやつが偉い ・会社が「社員を大事にするよ」と呼びかければ、社員も「会社を大事にしよう」と応える。 ・新しいサービスやデバイスを自分で使って試さないのは、ネット業界の経営者としては失格 ・あの時点で、アメーバが今日のような姿になることを信じていたのは世界で私ただ一人 ・クライアントや業界付き合いなど、企業を相手にしてきた我々に対して、秋元康はひたすら視聴者、ユーザーと向き合って面白いことや心をつかむことをやろうとしていた ・ただ、唯一の救いは、サイバーエージェントはどんな状況下においても新規事業を仕込むことを止めなかったこと ・達成飲みの翌日は半休 ・名乗りを上げるのはタダ ・テレビの影響は依然として壮大
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「経営者が何らかの違和感を覚えたら、それは介入のGOサインだと考えて間違いないと思います。(P.143)」 外からは順調に見えても、内ではすごい葛藤の中で経営している。 そんな姿がダイレクトに伝わってくる一冊でした。前作「渋谷ではたらく社長の告白」から数段パワーアップした感がひ...
「経営者が何らかの違和感を覚えたら、それは介入のGOサインだと考えて間違いないと思います。(P.143)」 外からは順調に見えても、内ではすごい葛藤の中で経営している。 そんな姿がダイレクトに伝わってくる一冊でした。前作「渋谷ではたらく社長の告白」から数段パワーアップした感がひしひしと伝わってきました!どこまで行く、サイバーエージェント!笑
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天下のブログサービスのabemaがどのように生み出されたのか?リアルすぎる藤田社長の告白本。 どんな苦境でも諦めず、最後は自らが指揮をとって大きく売上のでるサービスにまで育て上げた姿は必見。やはり熱狂的になる人こそが圧倒的に突き抜けたサービスを作るんだと実感。
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この方の著書は初めて読んだ。とにかく、まじめな人柄というか、起業家、社長「らしく」ないんじゃないか?という感想をずっと抱き続けながら読了。最後に、アメーバという事業を立ち上げ、如何に成功に導くことができたか、という話になり、急に山場が来るような全体構成。それまでの内容は実は正直、...
この方の著書は初めて読んだ。とにかく、まじめな人柄というか、起業家、社長「らしく」ないんじゃないか?という感想をずっと抱き続けながら読了。最後に、アメーバという事業を立ち上げ、如何に成功に導くことができたか、という話になり、急に山場が来るような全体構成。それまでの内容は実は正直、退屈というか、盛り上がりがないように感じられ、読み進めるのに必要な刺激というものが少なかったという気がする。淡々としているというか、まじめで、温厚な人柄なんだなあ....とひたすらそれを感じ続けながら、最後のアメーバ事業のくだりになった途端、ページをめくるスピードが一気にあがり、そして、普通の本だったら、後書きに謝辞として定型的に書かれるような、お世話になった方のお礼も本文内容に含まれていて、ま、それも、まじめな人柄の表れなのかな...と思わせられたり。 この方のマネジメントスタイルは、本書にも語られているように、任せて後は口出しせず、というもの。それが敗因として、最後はそれと決別し、長年夢見ていた事業の成功を達成することが出来た、ということが、繰り返し失敗を失敗として、くどいくらい反省調で語っている。自分の仕事スタイルと比べても、そりゃ任せて口出しせずってのは、リーダーシップとは違うし、最後に上手く事業を成功させるまでの、それまでとは違うマネジメントスタイルの方が、リーダーシップとしてはあるべき姿なんじゃないの?と思ったりはするが、あとから言うことはいくらでもできるわけで、フェアじゃないのは分かってるわけで、まあ、それに気づくまでものすごく時間がかかって、ものすごく悩んで、失敗をいっぱいして、それにたどり着きました、という告白は、ダサいかも知れないが、やっぱりずっとさっきから言って(書いて)いるように、ほんとにまじめで、温厚な性格の方なんだろうな、と伝わってくる。 ビジネス本として読むには、やや冗長で、この方の性格みたいなものに、延々付会うことになり、最後、リーダーシップってそうだよね、という点ぐらいが読んで得られるぐらい、という感じだが、一人の起業家の、10年以上に渡る心の内がどんなもんだったのか、というノンフィクションとして読むのは、同じ起業家や、企業人には面白いだろうと思う。 ということで、いちおうやっぱりお薦めはします。
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