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起業家 の商品レビュー

4

116件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/12/07

まー確かに前作みたいなドラマチックな内容ではないけど、苦しい時期をこえてメディア事業を生み出した、というのは伝わってきます。「アメーバの作り方」ぐらいのタイトルにしとけばしっくりきたのかも。

Posted byブクログ

2013/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プロローグがとても良い。藤田さんのイメージが変わった。 「何のために、こんなにも我慢を重ね、孤独に耐え、それでも前に進もうとしているのか、自分でも時折分からなくなる時もあります。 ”華やかに見えても、現実の日々は我慢と忍耐の連続でした。 成功を重ねるたびに孤独の度合いは増していきます。 それでもなぜ前に進もうとしているのか――。 「それをはるかに上回る希望があるから」 起業家の人生は、その言葉に尽きるのかもしれません。”p262

Posted byブクログ

2013/12/03

Cyber Agent藤田社長の起業家、社長としての振り返り。メディア事業としてのアメーバの事業化、営業利益10%を中期計画に掲げて達成するまでの道程をまとめた一冊。メモ。 (1)すごい会社に入ったやつがすごいんじゃない。すごい会社を創ったやつが偉いんだ(2)大事なのは採用、育成...

Cyber Agent藤田社長の起業家、社長としての振り返り。メディア事業としてのアメーバの事業化、営業利益10%を中期計画に掲げて達成するまでの道程をまとめた一冊。メモ。 (1)すごい会社に入ったやつがすごいんじゃない。すごい会社を創ったやつが偉いんだ(2)大事なのは採用、育成、活性化(3)「30億ページビューを超えたら勝手に売上は伸び始めるでしょう」どんなに無関心でもずっと同じことを言い続けるんだ。言い続けたことが現実になって初めて信頼を得るんだ(4)新しいことを生み出すのは一人の孤独な熱狂である(5)絶望しきって死ぬ為に今を熱狂して生きろ

Posted byブクログ

2013/12/01

ネット事業をとりまく様々な環境変化の中で、変化に戸惑う社内の雰囲気/躍進するライバルへの嫉妬/株式市場からの短期収益プレッシャーなどを通じ、「広告代理店」から「メディア企業」へと変貌を遂げるまでの過程を描く。その変貌を可能にしたのは、サイバーエージェントの企業文化の土台をしっかり...

ネット事業をとりまく様々な環境変化の中で、変化に戸惑う社内の雰囲気/躍進するライバルへの嫉妬/株式市場からの短期収益プレッシャーなどを通じ、「広告代理店」から「メディア企業」へと変貌を遂げるまでの過程を描く。その変貌を可能にしたのは、サイバーエージェントの企業文化の土台をしっかり作ったから。心が震えた。

Posted byブクログ

2013/11/16

起業家といえども普通の人間。悩んだり孤独になったり、いろんなことに耐えたり。外の雑音にもへこたれず自分の信念を貫いて行くことの大切さ。私が勤める会社もいわゆるIT企業の部類に入るけど、サイバーエージェントのほうが技術者を大事にしてくれそうでつい転職したくなる。

Posted byブクログ

2013/11/13

アメーバでおなじみ、サイバーエージェントの藤田晋社長による本。今まで社員にも明かしてこなかった、これまでの経営の裏話。 「経営者でなく起業家でありたい」ってこの一言のために1冊語ってきたんだろうな。

Posted byブクログ

2013/11/08

『渋谷ではたらく社長の告白』のある意味つづきのような本。 起業後の、ほとんどは上場後の話がメインなので、起業するに至った話ではない。 時系列がいまいちよく分からない箇所があったけど、全体をとおして面白かった。ライブドア事件のときの話とか。とにかく、ホリエモンとは本当に仲がいいらし...

『渋谷ではたらく社長の告白』のある意味つづきのような本。 起業後の、ほとんどは上場後の話がメインなので、起業するに至った話ではない。 時系列がいまいちよく分からない箇所があったけど、全体をとおして面白かった。ライブドア事件のときの話とか。とにかく、ホリエモンとは本当に仲がいいらしい。そういえばこないだの仮釈放のときも、一緒にあってたということをブログに書いてあったっけ。 少し驚いたのが、藤田さんは元々ライブドアブログでブログを書いていたということ。現在のホリエモンはアメブロでブログを書いているということを考えると、何だか面白い。 ところで、『アメーバ』の名前の由来ってなんなんだろう。

Posted byブクログ

2013/11/06

ヒルズ族です。村上ファンドの村上世彰さんのお隣に住んでいます。ホリエモンとプライベートジェットでヴェガスに行き、ホリエモンが釈放されると直ちに帰宅途中のタクシーに電話を入れたりしています。おまけに美人女優と結婚したり、自身のことを起業家だとか、どこそこで働く社長であるとか形容して...

ヒルズ族です。村上ファンドの村上世彰さんのお隣に住んでいます。ホリエモンとプライベートジェットでヴェガスに行き、ホリエモンが釈放されると直ちに帰宅途中のタクシーに電話を入れたりしています。おまけに美人女優と結婚したり、自身のことを起業家だとか、どこそこで働く社長であるとか形容しています。嫌な奴です(嫉妬!)。でも本書を読むと、あら不思議、等身大の良い奴です!仕事がうまく行かず悩んだり、愚痴ったり、自信を喪失したり、とっても赤裸裸。とっても苦労しています。スーパーマンじゃないし、普通の小心者が頑張った印象。

Posted byブクログ

2013/10/13

経営者ではなく起業家としての自負。経営者・起業家は孤独、決めるのは自分。 「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」BOSSの言葉はカッコいい。

Posted byブクログ

2013/10/11

激動の環境を生きた起業家はその時に一体何を考え、実行していったのか?ベストセラー『渋谷ではたらく社長の告白』から8年。その心境をありのままに綴った告白は、読んでいてとても胸を打つものでございました。 僕が藤田晋社長のベストセラー『渋谷ではたらく社長の告白』を読んだのは確か大学時...

激動の環境を生きた起業家はその時に一体何を考え、実行していったのか?ベストセラー『渋谷ではたらく社長の告白』から8年。その心境をありのままに綴った告白は、読んでいてとても胸を打つものでございました。 僕が藤田晋社長のベストセラー『渋谷ではたらく社長の告白』を読んだのは確か大学時代のことで、当時はベンチャー企業の創業者の記録や自伝をずいぶん読んでいた時期で、その中でも特に印象の残っている経営者の一人でございました。本書の舞台はそれから8年後。藤田社長と彼の率いるサイバーエージェントが経験した波乱万丈の日々をつづったもので、ネットバブルが崩壊しては復活し、ネット業界そのものの低迷や、ライバルであり、また盟友でもある堀江貴文氏の逮捕など、本当にここに描かれていることは当時のインターネットの業界そのものだったんだなと読み終えてそういう感想を持ちました。 いまや『ブログといえばアメーバ』というくらいにメジャーな存在となり、僕自身も最初に開設したブログがアメーバのものであることもあり、とても思い入れがあるのですが、かつてテレビ番組のニュースで 「ミクシィ株の売却益がなければアメーバはとても持ちこたえられなかった」 という主旨の話を小耳に挟んだことがあり、ここまでくるには我々がうかがい知ることのできない山あり谷ありがあったんだろうなぁと当時は思っていたものですが、 「2年で黒字化できなければ自身も責任を取って会社を辞める」 というまさに不退転の覚悟で臨んでいたことがわかって、とても衝撃を受けてしまいました。 自分がアメーバ事業の先頭に立って陣頭指揮を行うも、当時の状況は『笛吹けども踊らず』という言葉がまさにぴったりで、藤田社長自身も外部の投資家などからの批判に加え、内側からも自身の事業に対する無理解とのまさに板ばさみとなってしまい、徐々に心の中に鬱屈したものを溜めていくのです。焦り、嫉妬、不安、苛立ち、怒り、絶望…etcといった負の感情を酒や葉巻によって紛らわせていたりする様子が本書の中に赤裸々なまでに綴られており、そういったくだりは読みながらこちらまで苦しくなってくるものでした。 やがて、その苦労の果てにアメーバが目標であった月間30億pvを超えたことがきっかけに、事態は一気に好転へと向かっていくのです。創立10周年の際、藤田社長が自身の好むHIPHOPのライブで、出演者の一人であったILL-BOSSTINOの 「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」 という歌詞に自らの起業家人生を重ねていたのだそうです。 藤田社長は現在、スマホ事業に特化した『アメーバスマホ』を立ち上げ、自らその陣頭指揮のために本書で言及したさまざまな失敗や遠回りを踏まえつつ、事業に邁進している様子が先日、NHKのドキュメンタリー番組で放送されているのを見て、今日、いや、今この時も藤田社長は全力で走り続けているのだなと、そんなことを最後のページを閉じたときに思い出しておりました。

Posted byブクログ