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起業家 の商品レビュー

4

116件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

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  3. 3つ

    23

  4. 2つ

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2014/07/19
  • ネタバレ

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サイバーエージェントの生い立ち。 藤田社長の当時の心境や、会社の状況など事細かに書いてあって、遠い存在であるのにすごく近く感じた。 やはりすごい実績を挙げている人ほど堅実で誠実であるのだと「何を選ぶかに正解はない。正解は、その後の行動により自ら構築するもの。」という言葉で思った。

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2014/06/09

とても面白い。ネットバブル崩壊やライブドア事件など、IT業界のさまざまな環境変化の中で、藤田社長がどう感じたか、思ったか。とてもリアルに伝わってくる。生きた企業を肌で感じることができる一冊。

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2014/05/25

色々藤田本は出ていると思うが、DeNA南場さんの不格好経営よろしく、新規から一大事業が勃興するまでの苦悩を知る上で良書だと思う。 メディア事業(Ameba)の苦節6年間の軌跡を追える内容になっており、利益創出の芽が見えない中でひたすらユーザー目線とPVのことだけを考えて突っ走っ...

色々藤田本は出ていると思うが、DeNA南場さんの不格好経営よろしく、新規から一大事業が勃興するまでの苦悩を知る上で良書だと思う。 メディア事業(Ameba)の苦節6年間の軌跡を追える内容になっており、利益創出の芽が見えない中でひたすらユーザー目線とPVのことだけを考えて突っ走った結果成功を納めるサクセスストーリを垣間見ることができる。 新しい事業を起こす時に、利益をどう出すか、いつだすか、どれくらいの利益を出すかに進め方や時間軸は大きく異る。そして利益が出ない状態というのはとてつもなく不安で、悩ましいものをたくさん抱えながらもノイズを脇にどけて一心不乱にユーザー価値を追い続けた藤田さんはやはり偉大なる事業立ち上げ屋だと感じた。 何の価値を信じて事業を起こすのか、自分にも問うてみたい。

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2014/04/28

華やかに映るサイバーエージェント。でも試練と苦悩の連続の先に今があったと感じる、自伝的内容。堀江さんとの友情の一幕も。リーダーは孤独、でもそれに打ち勝ってこそ、ビジョンの具現化ができると感じた一冊。

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2014/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『渋谷ではたらく社長の告白』も面白かったが、こちらも面白かった。 『渋谷ではたらく社長の告白』は創業からITバブルの危機を経て前妻との結婚までのストーリーだったが、この本はその続編である。 事業の柱を広告代理事業からメディア事業(「アメーバ」)へ転換するまでの顛末が語られる。 途中で友人である堀江貴文氏の話も出てくる。

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2014/03/20

起業家ってこんな感じなんだ。と思った。 「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」 憂鬱でなければ仕事でない、も読んでみようかな。

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2014/03/06

『何のために、こんなにも我慢を重ね、孤独に耐え、それでも前に進もうとしているのか、自分でも時折わからなくなるときもあります。 華やかに見えても、現実の日々は我慢と忍耐の連続でした。かつての同世代の起業家のほとんどは表舞台から姿を消しました。成功を重ねるたびに孤独の度合いは増してい...

『何のために、こんなにも我慢を重ね、孤独に耐え、それでも前に進もうとしているのか、自分でも時折わからなくなるときもあります。 華やかに見えても、現実の日々は我慢と忍耐の連続でした。かつての同世代の起業家のほとんどは表舞台から姿を消しました。成功を重ねるたびに孤独の度合いは増していきます。それでも、なぜ前に進もうとしているのかー。
「それを遥かに上回る希望があるから」起業家の人生は、その言葉に尽きるのかも知れません。』-本文より 会社が成長していくってこういうことなのかと感じた本。

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2022/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

藤田氏の3冊目。渋谷で働く社長の告白(以下渋谷)からその後がかかれた作品。渋谷のときに感じた夢物語のようなサクセスストーリーから会社経営のための葛藤がリアルに描かれてて渋谷よりこちらの方が好きかなと思いました。 会社の主軸となる事業やベンチャー的発想からの脱却や堀江氏率いるライブドアと自社のスタンスの違いからくる焦りなど今回も渋谷の時にあった心理描写はリアルに描かれててますが、渋谷のときは若者の起業の浮遊感を凄く感じたのですが、今作では落ち着いた雰囲気と共に営業主体の体制からアメーバを主軸とするメディア主体の体制への変遷にたいする熱い思いが伝わってきました。やはり3作読んで共通しておもうのが、卓越した先見の明と共に行動力と努力が尋常じゃないと感じました。 そして、ぶれない姿勢。信じ抜く気持ちが不可能を可能にするためには必要であること。 それが他の起業家より強いということ。 この2点がこの本から感じたことで、今のサイバーエージェントの地位を確立しているのだなと感じました。 あと、この先今以上に多様な価値観が生まれるであろう社会でサイバーエージェントがどういった分野で21世紀を代表する企業として歩んでいくのか楽しみになりました。

Posted byブクログ

2014/02/10

藤田社長がその時何を考えていたかわかる本。誰もがうまくいかないと思っていたアメーバ事業を社長自ら引っ張って成功に導いた姿がかっこよく描写されていた。

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2013/12/17

私は2000年の就職氷河期に就活をしていましたが、就活を通してサイバーエージェントをはじめとするネット広告会社の存在を知り、当時勢いがあったことを記憶しています。その後、厳しい時代を経てアメブロがサイバーエージェントのものだと知り「あれっ、この会社ってネット広告の会社じゃなかった...

私は2000年の就職氷河期に就活をしていましたが、就活を通してサイバーエージェントをはじめとするネット広告会社の存在を知り、当時勢いがあったことを記憶しています。その後、厳しい時代を経てアメブロがサイバーエージェントのものだと知り「あれっ、この会社ってネット広告の会社じゃなかった?」と不思議に感じていていました。ネット広告に主流をおいていた頃からの変遷がよくまとめられていて、その背景がよく分かりました。また「経営者をしていると犯罪の匂いがする経営者に出会うことがある。私はそういう人を見抜いて距離を置くのが得意だ」のくだりがとても印象に残っています。その目利きが藤田さんが厳しい情勢の中でも打ち勝ってこられた要因なのかなと思いました。一連のライブドア事件にも触れていますが、堀江さんのことにも少し触れています。その複雑な心境を読み取ることもできます。藤田さんの経営者としての強い信念と責任感がひしひしと伝わってきました。

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