美しいこと の商品レビュー
まっじで全員よめ!!!!!そこらの恋愛小説と格が違う!!!!blに抵抗ないなら読むべき!! てかbl抵抗あっても読め!!無くなるから!!
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BLなんだけれど、男女の恋愛もあって、それぞれの葛藤もあって、、、 読んでいて、とにかく苦しい。せつない。松岡くんの気持ちもわかるし、葉山さんの気持ちもわかるし、寛末さんの葛藤もあって当然かなとも思うし。寛末さんには、もっとはっきりしてと思うこともあるけれど、こういう人も実際にいそう。 唯一好きになれなかったのは、福田。でも、こういう自分の事だけ考えて、自分の周りだけが好きっていう人いるよな、とは思った。絶対に近寄りたくないけど。 最後の数ページ。本当に苦しい。でも面白かった。 やっぱり木原音瀬は、すごい。もっと前から知っていたかった。
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6/10. 前半は軽くて読むのが楽しかった。向いている顔や体つきがあっても女装はすぐにそんなに上手くいかないものだと思って、少しは納得いかない。髭隠しやメイクはもっと難しいものだと思う。それについてもうちょっと触れたら面白かったな。 後半は暗いホモ恋愛になっちゃって苦手だった。
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プラトニックでもどかしくてヒリヒリして、最後の二人の感情の吐露がめちゃくちゃ心に刺さるお話。 松岡君のなかなかに自分勝手なところも、寛末さんの煮え切らないところもそれぞれリアル。時計の下りは返してあげてと思うけども。 葉山さんと藤木さんが可哀想。木原先生のお話に出てくる女性大体当て馬か悪者にされがちな気がするんだけど、気のせいかな。男性同士の恋愛に女性の不幸わざわざ添えなくてもいいのにとは思ってしまう。 少しそういうとこにもやっとはしたけど、最後のページ読んで二人の明るい未来を願わずにはいられないと思えたお話でした。
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ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか分からなかった。希望にも絶望にも感じた。最近失恋をした自分にはあまりにも苦しかった。自分の一部は愛されている感覚があるのに、自分自身には好かれている実感がない。苦しすぎる。でも、読んでよかった。私が最近失恋したからか、2人がどうなるのか正直期...
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか分からなかった。希望にも絶望にも感じた。最近失恋をした自分にはあまりにも苦しかった。自分の一部は愛されている感覚があるのに、自分自身には好かれている実感がない。苦しすぎる。でも、読んでよかった。私が最近失恋したからか、2人がどうなるのか正直期待した。リアルで現実味があると思った。
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女装趣味があるイケメンリーマンと、年下上司に左遷されちゃうくらい冴えないリーマンの純愛ストーリー お互いストレートであるからこその葛藤を、互いの自尊心を傷つけ合いながらも、最終的には一歩踏み出そうとするラストはじわっときました。 葛藤するタイミングがずれてることで、すれ違いっぷりが半端なく、見てる側は非常にヤキモキします(笑) それだけに先が気になり一気読みでした。 おもしろかった〜
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3巻まとめて一気読み。2巻途中イライラしたけど結果ハピエン、木原さんだからビビりながら読んだけど、めちゃくちゃ痛くなくてよかった。やっぱりBL好き。小説好きってなった。遅くまで本を読む楽しみを味わえたよいゴールデンウィークでした。
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解説ではBLというジャンルの幅広さと可能性について述べられているので、個人的になぜこの作品が一般文芸として扱われているのか、しばらく考えてみた。 営業職の主人公・松岡が女装でストレス発散していたある夜、中年男に乱暴されそうになって途方に暮れていたところ、どんくさい総務の先輩・寛末に助けられる。 それをきっかけに、寛末に惹かれた松岡は自分の正体を明かさないまま女装をして、寛末との交流を続ける。 化粧映えする女装姿の松岡に惚れた寛末は、猛烈なアタックをするが、松岡が男だと知った途端、手のひらを返した様にひどい仕打ちをする。 寛末をあきらめようと四苦八苦する松岡に対して、これでもか!と空気を読まない寛末は、松岡の前に現れては彼を苦しめ続ける……。 身も蓋もなくまとめれば、そういう物語。 苦しいと解りながらも何故、松岡は寛末を好きでい続けるのか。 松岡は有能営業マンで知的かつ行動的。 所謂、デキる男だ。 片想いに酔うほど、本来なら頭は悪くないはずである。 そもそも恋愛とは苦しいものだ。 恋愛は理不尽なもので、決して答えはない。 ただ苦しい。決して楽しくはない。 その苦しさが全編通して描かれていて、苦しいと解りながらもズブズブと寛末を想い続ける松岡に、読者は 「ああ、こんな気持ちになったこともあったナァ」 とか 「こんな情熱的な恋を一度はしてみたかったナァ」 とか思わせる……ような気がする。 それは古今東西、文学のテーマとして扱われ続けた普遍的なものであり、本作が一般文芸として扱われる理由なのだと思う。
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思い通りにはいかないことを、きちんと描く。 恋愛の滑稽さと苦しみがこれでもかと波のように展開し、容赦がない!と悲鳴を上げそうになった…。 同じ夢を見ていたつもりが一瞬で暗転する、残酷だけど鮮やかな筆致にうっとり。そして木原さんは情緒が未成熟な人を書くのが上手い…。 ただ、この収録...
思い通りにはいかないことを、きちんと描く。 恋愛の滑稽さと苦しみがこれでもかと波のように展開し、容赦がない!と悲鳴を上げそうになった…。 同じ夢を見ていたつもりが一瞬で暗転する、残酷だけど鮮やかな筆致にうっとり。そして木原さんは情緒が未成熟な人を書くのが上手い…。 ただ、この収録の仕方は慈悲がないのでは、と思った(笑) ノベルス版の下巻が読みたくてたまらない。
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BLモノで異色の作品、みたいな、すごい評価が高いみたいな前評判は知っていた。感想は、『ザ・少女漫画』だな〜。 BL耐性は普通にある方ですが、個人的に恋愛モノはよくわからんので、設定が男同士になってるだけの少女漫画だと思いました。主人公達のキャラとか。巻き込まれてるそれぞれの彼女とか気の毒過ぎるなとか。ただベタな少女漫画ってやっぱりおもしろくはあるので一気読みしました。
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