夜行観覧車 の商品レビュー
殺人事件があっても被害者の子どもが直ぐに保護されていないところが気になってしまった。 良幸の彼女は最高にイライラした。 被害者の気持ちを勝手に想像するのをやめてほしい、これってご近所さんおばさんあるあるだよなとリアルに感じた。
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家族のことは家族にしか分からない。それに、世の中でうまくいきていくためには時には嘘をつかなきゃいけない。ドラマで見てたときのようなドキドキどうなるんだろう感はなかったけどおもしろかった。
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彩花の癇癪がひどすぎるのがいちばんの印象になってしまった笑 結果的に遠藤家は、丸くおさまったのか? あの癇癪でわがままが、すぐに改善されるとは思えないけれど… 高橋家は、結局自分たちの今後の社会的地位を少しでも守るために父親のでっちあげをした…ということで、父親が殺害された後に客観的に冷静にそこまで考えられることがすごい。 曖昧な終わり方が逆にいろいろ想像させられる
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家族だから分かること 、家族でも分からないことが どの家庭にもあってそれぞれが悩みを抱えている 。 それなのに周りと比べたり、こうじゃなきゃいけないっていう考えに固執して他のことが見えなくなってしまう。他人事じゃいられないというか、どの家庭にも起こりうることなんだろうと感じる。 ...
家族だから分かること 、家族でも分からないことが どの家庭にもあってそれぞれが悩みを抱えている 。 それなのに周りと比べたり、こうじゃなきゃいけないっていう考えに固執して他のことが見えなくなってしまう。他人事じゃいられないというか、どの家庭にも起こりうることなんだろうと感じる。 『夜行観覧車』はドラマも印象的で杉咲花ちゃんの演技の迫力は今でも覚えています。 「真相はただ一つ。悼む相手も、責める相手も、なぐさめる相手も、みんな家族だということ、それだけだ。」
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ドラマ「夜行観覧車」を小学生の時に視聴して、現在自分の中で1位を争うくらい大好きなドラマだったので、是非小説の方も読んでみたいと思い購入しました。 個人的にはドラマの方が好みです。解説にも書かれてあった通り、ドラマにはあって小説には無いシーンがあります。それが嫌という訳ではなく、...
ドラマ「夜行観覧車」を小学生の時に視聴して、現在自分の中で1位を争うくらい大好きなドラマだったので、是非小説の方も読んでみたいと思い購入しました。 個人的にはドラマの方が好みです。解説にも書かれてあった通り、ドラマにはあって小説には無いシーンがあります。それが嫌という訳ではなく、単純にドラマの方がそれぞれの登場人物に何が起こったのかを事細かに描かれていると思いました。俳優の圧巻の演技や心を揺さぶられる音楽も相まって、ドラマの方が心を惹かれました。 ストーリーを知っているからそう感じるのかもしれません。 しかし、ドラマでは語られていない登場人物の心情を知ることが出来るという点はとても好きです。それによって物語の見方が変わりました。 ただもう少し詳しく書いてもいいのではと思いました。上下に分けてでも、その後の話や彩花の変化などを書いて欲しかったです。でも曖昧に終わらせるというのが湊かなえさんの醍醐味なのかもしれませんね。
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子育てのゴールはどこだろうか? 親の希望ではなく、 成人した子ども自身がいまの生き方に満足しているかどうかではないか。 子供が自分の所有分であると勘違いしない。 子供は、自分の承認欲求の道具ではない。 子供たちがこれから生きていく時代は 親の時代とは全く別の世界。 だからこそ...
子育てのゴールはどこだろうか? 親の希望ではなく、 成人した子ども自身がいまの生き方に満足しているかどうかではないか。 子供が自分の所有分であると勘違いしない。 子供は、自分の承認欲求の道具ではない。 子供たちがこれから生きていく時代は 親の時代とは全く別の世界。 だからこそ、親の価値観は子ども世代には通用ひないかもしれない。
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なぜ淳子は父親を殺したのか。最初は父親に対して不信感もあったが見てみると向かい側の家の遠藤彩花と同じ坂道病を患ってたんだなって思った。 高い目標を目指せば目指すほど人と比べて落ち込んだり現状にいっぱいいっぱいになることが自分と通ずるものがあった。
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人間のエゴや醜さ浅ましさ、あらゆる負の感情に読む手を止めて、ため息をつきたくなる。 言葉にできないような生々しい感情や空気感。 何とも言えない気持ち悪さなんかを文章で伝えるのが異常に上手なのだ。 ラストや殺人の詳細が明かされないことへの賛否あるだろうが、結果に白黒つけないというの...
人間のエゴや醜さ浅ましさ、あらゆる負の感情に読む手を止めて、ため息をつきたくなる。 言葉にできないような生々しい感情や空気感。 何とも言えない気持ち悪さなんかを文章で伝えるのが異常に上手なのだ。 ラストや殺人の詳細が明かされないことへの賛否あるだろうが、結果に白黒つけないというのも人間の気持ち悪さなのかもしれない(褒め言葉) 最後まで楽しく読ませていただきました。
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本書は断然ドラマの方が良かった。彩花がまだ可愛げのあるキャラに仕上がっていたし、真弓と淳子が友達だったりとわかりやすかった。小説の彩花は本当に救いがないほど自己中心的で何でも他人のせいにする最低な性格で、両親も娘と向き合わなさすぎ。もう少し納得できる理由があれば良かったが、話の...
本書は断然ドラマの方が良かった。彩花がまだ可愛げのあるキャラに仕上がっていたし、真弓と淳子が友達だったりとわかりやすかった。小説の彩花は本当に救いがないほど自己中心的で何でも他人のせいにする最低な性格で、両親も娘と向き合わなさすぎ。もう少し納得できる理由があれば良かったが、話の進行上このような性格にしております感が否めない。高橋家の兄弟がちゃんと団結して助け合っていけそうだったのが救い。近所のうっとうしいおばちゃんも味方につければ心強い。地域共生はいろんな意味でも大事なんだと実感。
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