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炎上する君 の商品レビュー

3.6

184件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    2

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2022/01/19

面白くなかった 何冊か西加奈子の本を読んでみたけど一番好きじゃなかった ファンタジーすぎるというかなんというか こういうの苦手だぁ 最後の又吉の解説よかった

Posted byブクログ

2021/12/14

はじめ句読点の位置が気になっていたが、慣れてくると読めるように。引き込まれる短編の数々。良作だと思う。

Posted byブクログ

2021/10/26

久々の西加奈子さん作品。 短編集なのでサクサクと読了。 正直最初の方の話は"???"となってて自分にはやっぱり合わないかもと思わされた。 でもこの本のタイトルにもなってる"炎上する君"や"トロフィーワイフ"からちょっと...

久々の西加奈子さん作品。 短編集なのでサクサクと読了。 正直最初の方の話は"???"となってて自分にはやっぱり合わないかもと思わされた。 でもこの本のタイトルにもなってる"炎上する君"や"トロフィーワイフ"からちょっとずつ自分の中に物語が染み込んでいく感じがした。 "私のお尻"はこんな職業があるのか、とかこんな考えをする人もいるのかと思わされつつ視点を変えると私も同じような感情や想いに苛まれてるなぁと妙にしっくりきたりした。 最後の"ある風船の落下"は名言的な言葉の羅列が凄まじいなと思いつつ激しく同意する場面が多々あって一番好きな話だった。ほんとにタイムリーに考えていたことが書かれていて、私の心の中を覗いたのか?というくらいには驚いた。結局私は一般的な人間であって、自分だけが悩んでいるみたいなことはないんだなと改めて思わされた。 "もし裏切られたとしても、社会から中傷を食らっても、それでも、誰かを信じることの素晴らしさを、僕は思い出したんだ。君が好きだ" "人間は愚かだ、でも、だからこそ尊いんだよ!"

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2021/10/14

体と心のつながりを改めて大切に思わせてくれる作品。 実際にはありえないような物語でありながら、 心の綻びが体の異変となって現れてくる感覚に共感できた。悩んでいる時こそ、悩んでいる原因と少し距離を置いたり、そんな自分を自分自身が受け入れることで、物事が良い方向に進んだり、徐々に前向...

体と心のつながりを改めて大切に思わせてくれる作品。 実際にはありえないような物語でありながら、 心の綻びが体の異変となって現れてくる感覚に共感できた。悩んでいる時こそ、悩んでいる原因と少し距離を置いたり、そんな自分を自分自身が受け入れることで、物事が良い方向に進んだり、徐々に前向きな気持ちになれるというメッセージが詰まっている。 どの物語も、読み終わった時の、心の解き放たれたような清々しさが心地よい作品だ。

Posted byブクログ

2021/10/04

短編集。どれも独特の世界観で色があり面白かった。キャラクターたちも生き生きとしていて、話の一つ一つが輝いていた。

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2021/08/29

短編集だからサクサク読めて、西加奈子の世界観を感じやすかった。登場人物もイメージしやすく、キャラも掴みやすかったし、文章の作り方なども私の好みでした。 ただ、ひとつひとつのオチがあまりしっくりこないことが多かったので、次回は西加奈子の短編集でないのを読んでみたいと思いました。

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2021/06/06

西加奈子さん、テレビでは何度か拝見していて面白い方だなとは思っていたのですが、なかなか読む機会もなく今回が初めてでした。 何これ…?なにそれ…?という話が多かったです。 が、ところどころ刺さる言葉もあったり。なのでやめようかと何度か思いつつも最後まで読みました。 「ある風船の落...

西加奈子さん、テレビでは何度か拝見していて面白い方だなとは思っていたのですが、なかなか読む機会もなく今回が初めてでした。 何これ…?なにそれ…?という話が多かったです。 が、ところどころ刺さる言葉もあったり。なのでやめようかと何度か思いつつも最後まで読みました。 「ある風船の落下」は、けっこう好きでした。

Posted byブクログ

2021/06/03

再読。 [舟の街][ある風船の落下]がやっぱり好き。 お猫様には絶対に不思議なチカラがあると、最後に思わせてくれる[船の街]。 どんなに辛い目に合ったとしても、人との繋がりは捨てきれない事に気づく[ある風船の落下]。 何も解決はしていないかもしれないけれど、生きることに光を探し始...

再読。 [舟の街][ある風船の落下]がやっぱり好き。 お猫様には絶対に不思議なチカラがあると、最後に思わせてくれる[船の街]。 どんなに辛い目に合ったとしても、人との繋がりは捨てきれない事に気づく[ある風船の落下]。 何も解決はしていないかもしれないけれど、生きることに光を探し始める再スタートのような短編集。

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2021/01/20

散歩中に拾った、自分と同じ機種の携帯電話。その携帯に届いたメールに何の気なしに返信した私は、返ってきた温かいメールに励まされ、やがて毎日やりとりを始める―(「空を待つ」)。我々は足が炎上している男の噂話ばかりしていた。ある日、銭湯にその男が現れて―(「炎上する君」)。何かにとらわ...

散歩中に拾った、自分と同じ機種の携帯電話。その携帯に届いたメールに何の気なしに返信した私は、返ってきた温かいメールに励まされ、やがて毎日やりとりを始める―(「空を待つ」)。我々は足が炎上している男の噂話ばかりしていた。ある日、銭湯にその男が現れて―(「炎上する君」)。何かにとらわれ動けなくなってしまった私たちに訪れる、小さいけれど大きな変化。奔放な想像力がつむぎだす愛らしい物語。

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2021/01/19

不思議で優しい短編集。 疲れてしゃがみこんだ時にそっと擦り添ってくる猫のような、 心をふわっと温かくする話しが連なっている。 「空を待つ」がいちばん好き。 溜め込んだストレスがガスになり空に浮く奇病を描いた「ある風船の落下」も良い。 それにしても二人称「あなた」で話が進んだり、 ...

不思議で優しい短編集。 疲れてしゃがみこんだ時にそっと擦り添ってくる猫のような、 心をふわっと温かくする話しが連なっている。 「空を待つ」がいちばん好き。 溜め込んだストレスがガスになり空に浮く奇病を描いた「ある風船の落下」も良い。 それにしても二人称「あなた」で話が進んだり、 作家友達の山崎ナオコーラを物語にしたり、 「どうです?エクレアでもすごく見つめませんか?」摩訶不思議な会話で世界が成り立ってたり、 西加奈子の創造力と魅力は尽きない。 私も舟の街に行きたい。 太陽の上 ★2.5 空を待つ ★5 甘い果実 ★3 炎上する君 ★4 トロフィーワイフ ★2.5 私のお尻 ★3.5 舟の街 ★4 ある風船の落下 ★4.5

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