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短編工場 の商品レビュー

3.5

203件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2013/07/20

好きな作家さんがいるのと読んだことのない作家さんに手を出すきっかけとして購入。 気に入った話もあるし、合わないと思った話もあった。個人の好みでしょうね。きっかけとしての役割をしっかり果たしてくれた短編集だったと思います。気になった作家さんのは別作品も読んでみたい!

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2013/07/08

それぞれの作家の、力量と特徴がよく出てるんじゃないかな。 後味よくうまい着地は宮部みゆき、きれいにまとめましたね〜の石田衣良。浅田次郎は思いのほか重く、熊谷達也はちょっと異色。最後の村山由佳「約束」は「20世紀少年」を彷彿とさせるような。

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2013/07/02

好きな小説家さんが目白押し。 浅田次郎の小説の登場人物が優しいのは,人間が持つ底辺の底暗さ,浅ましさ,残酷さを知っているからなんだろうと思った。 見たくない部分を知っているからこそ,他人に優しくなろうとする。 巷説百物語で又市が「汚いと分かっているから,必死で隠すんだ。それが人...

好きな小説家さんが目白押し。 浅田次郎の小説の登場人物が優しいのは,人間が持つ底辺の底暗さ,浅ましさ,残酷さを知っているからなんだろうと思った。 見たくない部分を知っているからこそ,他人に優しくなろうとする。 巷説百物語で又市が「汚いと分かっているから,必死で隠すんだ。それが人間だ」と言ったのを思い出した。 奥田英朗はさすが。彼は規定の価値観にとらわれないから面白い。 何作かは既にそれぞれの文庫で読んでたけど,基本的に中身を覚えない(られない)人なので,楽しく読めました。

Posted byブクログ

2013/07/01

桜庭先生のものだけ図書館で読みましたが、思わず手元に置きたくなってしまうくらい素晴らしい作品でした!

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2013/06/28

はずれなしのアンソロジー。 桜木紫乃「かみさまの娘」/道尾秀介「ゆがんだ子供」/奥田英朗「ここが青山」/桜庭一樹「じごくゆきっ」/伊坂幸太郎「太陽のシール」/宮部みゆき「チヨ子」/石田衣良「ふたりの名前」/乙一「陽だまりの詩」/浅田次郎「金鵄のもとに」/荻原浩「しんちゃんの自転...

はずれなしのアンソロジー。 桜木紫乃「かみさまの娘」/道尾秀介「ゆがんだ子供」/奥田英朗「ここが青山」/桜庭一樹「じごくゆきっ」/伊坂幸太郎「太陽のシール」/宮部みゆき「チヨ子」/石田衣良「ふたりの名前」/乙一「陽だまりの詩」/浅田次郎「金鵄のもとに」/荻原浩「しんちゃんの自転車」/熊谷達也「川崎船」/村山由佳「約束」 太陽のシール、ふたりの名前、陽だまりの詩、約束、あたりが好きかなー。金鵄のもとに、川崎船なんかも空気感がイイ。

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2013/05/24

短編アンソロジー。 それぞれの作家の既刊本に収録されている話が集められているので、読んだことのある短編がいくつかあった。 短編ならではの良さがじわっとくる。うまいなって思う。

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2013/05/20

+++ 『かみさまの娘』桜木紫乃 『ゆがんだ子供』道尾秀介 『ここが青山』奥田英朗 『じごくゆきっ」桜庭一樹 『太陽のシール』伊坂幸太郎 『チヨ子』宮部みゆき 『ふたりの名前』石田衣良 『陽だまりの詩』乙一 『金鵄のもとに』浅田次郎 『しんちゃんの自転車』荻原浩 『川崎船』熊谷...

+++ 『かみさまの娘』桜木紫乃 『ゆがんだ子供』道尾秀介 『ここが青山』奥田英朗 『じごくゆきっ」桜庭一樹 『太陽のシール』伊坂幸太郎 『チヨ子』宮部みゆき 『ふたりの名前』石田衣良 『陽だまりの詩』乙一 『金鵄のもとに』浅田次郎 『しんちゃんの自転車』荻原浩 『川崎船』熊谷達也 『約束』村山由佳 +++ 読んだその日から、ずっと忘れられないあの一編。思わずくすりとしてしまう、心が元気になるこの一編。本を読む喜びがページいっぱいに溢れるような、とっておきの物語たち。2000年代、「小説すばる」に掲載された短編作品から、とびきりの12編を集英社文庫編集部が厳選しました。 +++ 既読のものもいくつかあったが、違った並べられ方で読むと、またひと味違うから不思議である。時代も設定も趣向もそれぞれさまざまで偏りがなく、どこから読んでも最後まで飽きずに愉しめるのもいい。手軽に読めるが中身の濃い一冊である。

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2014/02/16

桜庭一樹「じごくゆきっ」のみ読んだ。 言葉の選び方や表記の仕方がおもしろく、耳に残るような小説だった。 「由美子ちゃんセンセ、と生徒から呼ばれるあの二十四歳のばかたれは、…」二文目のこの文章を読んだ時点で評価が分かれそう。 私は好きだ。 乙一の「陽だまりの詩」はおそらく以前に読...

桜庭一樹「じごくゆきっ」のみ読んだ。 言葉の選び方や表記の仕方がおもしろく、耳に残るような小説だった。 「由美子ちゃんセンセ、と生徒から呼ばれるあの二十四歳のばかたれは、…」二文目のこの文章を読んだ時点で評価が分かれそう。 私は好きだ。 乙一の「陽だまりの詩」はおそらく以前に読んだことがあるけど内容どんなのだったかな… 2013.05

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2013/05/07

最近、長編には手が届かなかったから、短編ならと思って読んでみた。どの作品も面白くてあっという間に読了。 初めて乙一さんの作品を読んだがとても良かった。 いろんな人の作品を読み比べると、短編には長編とは違ったドラマがあるなと思った

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2013/04/28

「チヨコ」 全然、宮部みゆきっぽくないけど 好きー。こういうの!! 「川崎船」 訛り、しっくりくるわー。 すらすら読めちゃう東北弁。 「しんちゃんの自転車」 こういうの、弱いのよね。 こわいけど、せつなさのほうが上をいっていて あまりこわくないの。

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