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短編工場 の商品レビュー

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203件のお客様レビュー

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2012/11/14

「小説すばる」という雑誌に掲載された短編小説から選んだ日本の作家の短編を1冊の本にまとめたもの。浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良など、12人の作家の12の短編を収載。 軽く読めて良い。

Posted byブクログ

2012/11/10

2012/11/08読了。タイトルのとおりの短編集。奥田英朗、石田衣良、宮部みゆき、伊坂幸太郎など、よく読む作家さんが多かったので買ってみました。 面白かったのは、奥田英朗『ここが青山』と、熊谷達也『川崎船』。 『ここが青山』は、勤めていた会社が突然倒産して、妻が働きに出始め、...

2012/11/08読了。タイトルのとおりの短編集。奥田英朗、石田衣良、宮部みゆき、伊坂幸太郎など、よく読む作家さんが多かったので買ってみました。 面白かったのは、奥田英朗『ここが青山』と、熊谷達也『川崎船』。 『ここが青山』は、勤めていた会社が突然倒産して、妻が働きに出始め、自分は手探りで家事をする話。まわりのひとは、男が働いて当たり前っていう観点から色々言ってきて、本人たちはこれで上手くやってるのにって、その温度差にちょっと考えさせられました。あと、家事の手探り感が微笑ましい。 『川崎船』は、漁師の話。漁の場所とり競争をする様子にグッと引き込まれてて、熱い気持ちになりました。せりふが津軽弁?で、これもまたグッとくるのです。

Posted byブクログ

2012/11/10

 12人の人気作家による短篇アンソロジーという贅沢なものだ!乙一さん、熊谷達也さん、桜木紫乃さんの作品は読むのが初めて。乙一さんの「陽だまりの詩」とかのサイボーグが登場するSFっぽいのも偶には息抜きになる。なかでも奥田英朗さん「ここが青山」は、会社が倒産になり主夫となった主人公の...

 12人の人気作家による短篇アンソロジーという贅沢なものだ!乙一さん、熊谷達也さん、桜木紫乃さんの作品は読むのが初めて。乙一さんの「陽だまりの詩」とかのサイボーグが登場するSFっぽいのも偶には息抜きになる。なかでも奥田英朗さん「ここが青山」は、会社が倒産になり主夫となった主人公の奮闘をユーモア交えて描いた話はリアリティーがあった。

Posted byブクログ