光圀伝 の商品レビュー
「天地明察」に出てきた光圀が良かったので読んでみた作品 ドラマの水戸黄門とは全然イメージが違い 光圀自身の強さが魅力的ではあるけど 思ったよりは感動しなかった と言うか、感動した所が前半にかたまったかな、と お兄さん、読耕斎、泰姫が素敵でした 光圀の義と紋太夫の義はどちらが正...
「天地明察」に出てきた光圀が良かったので読んでみた作品 ドラマの水戸黄門とは全然イメージが違い 光圀自身の強さが魅力的ではあるけど 思ったよりは感動しなかった と言うか、感動した所が前半にかたまったかな、と お兄さん、読耕斎、泰姫が素敵でした 光圀の義と紋太夫の義はどちらが正しかったんでしょうか?
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最近見かける筋肉ムキムキ系、水戸光圀はこの本が出所だったらしい。 合戦シーンの全くない長編時代ものだったけれど、何とか読めた。
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歴史を全く知らない私でも楽しめました。 ただ、光圀のことをあまり好きになれません。 天地明察の方が面白かったです。 天地明察の主人公、算哲が光圀伝にも登場したのは嬉しかったです。
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久しぶりに大作を読みました。 (期限を過ぎてしまいました。図書館すみません) 俺とっての大義は何だ? (作品中に何度も「(大)義」という言葉が出てきます) 「四十にして惑わず」 あと1年半ぐらいで 40歳になる身としてはしっかりと考えなければ いけない時期かもしれない。
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すっかり史伝の方に行ってしまったのか、冲方氏は。面白ければなんでもいいですけど。という訳で図書館で借りましたがなんとも厚い本でした。読み終わるまで随分時間がかかりました。 水戸黄門でおなじみの水戸光圀公ですがこの頃はテレビでも放映されていないようだし段々知らない世代も増えてくる...
すっかり史伝の方に行ってしまったのか、冲方氏は。面白ければなんでもいいですけど。という訳で図書館で借りましたがなんとも厚い本でした。読み終わるまで随分時間がかかりました。 水戸黄門でおなじみの水戸光圀公ですがこの頃はテレビでも放映されていないようだし段々知らない世代も増えてくるのかな。別にテレビシリーズのような勧善懲悪をしていたとは思っていませんでしたがなかなか色々才能のある方だったんだなあということはよくわかりました。 庶民に人気があったと言うことは反面、いかに諸大名や権力者たちの権利が大きく理不尽な世の中であったか、ということの裏返しなんだと思います。だからこそ徳川御三家で将軍に対抗できる立場に居る人間が庶民の味方(でも無いとおもうんだけど)なのだと言う事がいかにありがたかったか、ということなのだと思うのです。少し前までテレビでも人気番組だった訳ですから。 そういう風に考えると今は反対に絶対的権力者の不在による正義や悪の多面性が出て来たのかなあなんて思います。なかなか面白いですね。
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光圀のイメージはテレビの黄門様止まりであったので、冒頭部分からショック。なぜ?とという興味に駆られて、本の分厚さと字の細かさにひるんでいたのも忘れて一気読み。光圀という人物にも、それを取り巻く人々にも大変に興味をひかれた。そして彼らの向学心にも刺激をうけた。もっといろいろなことを...
光圀のイメージはテレビの黄門様止まりであったので、冒頭部分からショック。なぜ?とという興味に駆られて、本の分厚さと字の細かさにひるんでいたのも忘れて一気読み。光圀という人物にも、それを取り巻く人々にも大変に興味をひかれた。そして彼らの向学心にも刺激をうけた。もっといろいろなことを知りたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごい・・・ 長いのでだいぶ時間がかかりましたが、先を読むのが待ち遠しかったです。 ページをめくらせるのは、光圀は誰を殺したのか、という疑問。とにかくその1点です。 素晴らしかったです。 あとは天地明察読んどいてよかったなと思いました。
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水戸出身でありながら、水戸黄門様のことを知らずにいた。 これまで何気なく行っていた西山荘がとても身近に思われる。そして、あの地にこんなにも熱い光圀の想いがあったのだと思うと感慨深い。 光圀がこんなにも博学であり、義の人であったことも知らなかったが、後世にまで水戸黄門様として人気が...
水戸出身でありながら、水戸黄門様のことを知らずにいた。 これまで何気なく行っていた西山荘がとても身近に思われる。そして、あの地にこんなにも熱い光圀の想いがあったのだと思うと感慨深い。 光圀がこんなにも博学であり、義の人であったことも知らなかったが、後世にまで水戸黄門様として人気が続くことも頷ける、魅力的な人だったことが、単純に嬉しい。 西山荘にまた行ってみたくなる。
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濃密。 光圀の義に生きる姿、文事への情熱、弔う者としての苦痛が達観に至るまでの過程、全てが実に生き生きと描かれていた。 歴史描写もリアルで、その後水戸藩が辿ることになる運命の皮肉さもあわせて、改めて日本史の面白さを感じさせてくれた一冊。 史実をもとに、よくこんなに生き生きとした文...
濃密。 光圀の義に生きる姿、文事への情熱、弔う者としての苦痛が達観に至るまでの過程、全てが実に生き生きと描かれていた。 歴史描写もリアルで、その後水戸藩が辿ることになる運命の皮肉さもあわせて、改めて日本史の面白さを感じさせてくれた一冊。 史実をもとに、よくこんなに生き生きとした文章を書けるなあ…冲方丁さんの豊かな語彙と想像力に脱帽。
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ただただ圧倒されたwww 本の分厚さと光圀公に。 もう上手く説明出来んから、ただただ読んで欲しい。 それしか言えないwww 読み終わったばっかりやのに、すでに、もう一回読みたくなってる。 それくらい、魅力的な一冊。 あと『天地明察』も、もう一回読みたくなった。
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