ツナグ の商品レビュー
生と死について考えた。いつ死ぬか本当にわからない人生だから後悔はしたくないなと改めて思った。毎日勿体無い時間を過ごさず悔いのないようにしようと思える本だった。
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使者や依頼者の言葉や背景、ひとつひとつが響いて感動した。あゆみくんのことが大好きになった。そして、この小説は私にとって宝になった。
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ツナグに頼らないで生きてけるように努力したい。 でも、ツナグがいるかも知れないと思うことで、ちょっとだけ力を抜いて生きていける。
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案外、サラッと読めた。 私だったら誰に会うかな…。 会いたいと言ってくれる人いるのかな。 でも、ツナグに会える気がしないな。 などと思いました。
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人生でたった一度だけ、死者と会えるとしたら…。誰に会うだろうか。そして、何を話し、どう過ごすだろうか。会って良かったと思える再会になるだろうか。そんな事を考えさせられる作品です。
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辻村さんの着眼点に改めて脱帽した。短編の一話一話が丁寧に書かれていて多様な人物像が一冊に纏められていてとても良かった。皆さん評価の高い「親友の心得」は人物の心理描写が繊細すぎて私には難解過ぎ、ただモヤモヤが残っただけだった。一番好きなのは「待ち人の心得」。感情移入し易くて、なぜ?...
辻村さんの着眼点に改めて脱帽した。短編の一話一話が丁寧に書かれていて多様な人物像が一冊に纏められていてとても良かった。皆さん評価の高い「親友の心得」は人物の心理描写が繊細すぎて私には難解過ぎ、ただモヤモヤが残っただけだった。一番好きなのは「待ち人の心得」。感情移入し易くて、なぜ?と言う疑問も晴れて、諦めがついて、人生切り替えられそうだったから。ツナグの意味は、死者と生者をツナグだけで無く古い使者から新しい使者へのバトンタッチ、更には祖先から子孫への血をツナグと言った意味も含まれているのでは?と勝手に想像した。
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設定知らずに読み始めたら、あまり得意ではないファンタジーもの。 話のつながりや展開は良かったけど、それほど合う作品じゃなかったなぁ。
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初めて辻村美月さんの本を読んだ。 親友の心得が最も印象に残った。 使者によって少しの時間だけ亡くなった人と逢うことは出来ても死者は決して生き返らない。だからこそ生きている人は精一杯生きなくてはいけないなと強く感じた。 そして、自分が死者になった時に会える人、自分が生きているうちに...
初めて辻村美月さんの本を読んだ。 親友の心得が最も印象に残った。 使者によって少しの時間だけ亡くなった人と逢うことは出来ても死者は決して生き返らない。だからこそ生きている人は精一杯生きなくてはいけないなと強く感じた。 そして、自分が死者になった時に会える人、自分が生きているうちに会える死者はそれぞれたった1人しかいない。決められない気がする。となれば生きているうちに自分の周りにいる大切な人を大切にそして正直に生きていきたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【親友の心得】 『道は凍ってなかったよ』 前の2話にとても感動させられたので、この話も「亡くなった親友に会って、仲直りしてスッキリ」という展開になると軽率に思っていました... 死者との出会いは、必ずしも感動的に終わるわけではない。それが一生残る禍根になってしまうこともある。 1番しんどい話でしたが、1番心に残りました。 使者がいない世界だからこそ、大切な人が生きている内に、できるだけ素直な姿を見せたいと思いました。
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お勧めされて読んでみました 死者との再会ものはそれなりに読んでいるけれど、これもまた良いですね 私に会いたいと、そう思ってくれる人がいる 確かに嬉しいことだと思う でも 現実世界、生きている人間こそがすべて 今の私は、ここまでして会いたいと、そう思える人は一人も思い浮かばない...
お勧めされて読んでみました 死者との再会ものはそれなりに読んでいるけれど、これもまた良いですね 私に会いたいと、そう思ってくれる人がいる 確かに嬉しいことだと思う でも 現実世界、生きている人間こそがすべて 今の私は、ここまでして会いたいと、そう思える人は一人も思い浮かばない これから先、そう思う人に出会えるのだろうか それとも、出会わないほうがいいのだろうか
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