シフォン・リボン・シフォン の商品レビュー
介護、認知症、乳癌、性不一致といった重くなりそうなテーマをラグジェリーショップを舞台に淡々進められて行く。一気に読めるお話。
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寂れかけた商店街に、おしゃれなランジェリーショップ「シフォンリボンシフォン」ガ、オープンした。ランジェリーは、お客の、心と体を優しく包み、本来の自分を取り戻させ、周りの人たちをも、少しずつ変えていく。そして、店主のカナエにとっても、ただの商品ではなく…。 胸が大きすぎることがコン...
寂れかけた商店街に、おしゃれなランジェリーショップ「シフォンリボンシフォン」ガ、オープンした。ランジェリーは、お客の、心と体を優しく包み、本来の自分を取り戻させ、周りの人たちをも、少しずつ変えていく。そして、店主のカナエにとっても、ただの商品ではなく…。 胸が大きすぎることがコンプレックスとなり、両親の発する一言一言に、過剰に影響されてしまう女性。「早く結婚相手を見つけろ」と、父親に言われ、自分の秘密を打ち明けられなくなった青年。過去の栄光が忘れられず、買いもしない下着を見に来る「奥さま」の本音とは?そして、ランジェリーショップを開いたことで、母と仲たがいしてしまったカナエ。色々な親子の、葛藤と、歩みよりが描かれている。
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2013/11/8 読了。 さびれた商店街に新しく出来た、ランジェリーショップにまつわる短編集。 特に一話目の話が良かった。綺麗な下着を身につける事って大事だと思った。シフォン・リボン・シフォンに行ってみたくなった。
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下着って大事だなって改めて思いました。 リボン・シフォン・リボンの下着をつけてみたいです(*´∀`*)
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タイトルから内容が想像しにくかったけど、それはランジェリーショップの名前だった。 田舎の寂れた商店街に突然、輸入ランジェリーショップができる!? どうやら相当可愛らしいお店のようだ。 お客の立場からすれば嬉しい。 経営する立場だとすれば、躊躇して開店しないだろうな。だって、シャッ...
タイトルから内容が想像しにくかったけど、それはランジェリーショップの名前だった。 田舎の寂れた商店街に突然、輸入ランジェリーショップができる!? どうやら相当可愛らしいお店のようだ。 お客の立場からすれば嬉しい。 経営する立場だとすれば、躊躇して開店しないだろうな。だって、シャッター商店街で売れなさそうだもん。 だけれど、他にないお店ってそれだけで魅力的。 ゆっくり見せてくれて話も聞いてくれるお店なんて、間違いなく通っちゃう♪ やはり、人とのつながりってことかね〜。
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タイトルと表紙のイメージから、もっとふんわりと可愛らしい和み系のお話かと想像してたら4短編とも家族の確執がテーマで、結構心に波が立つ考えさせられるお話でした。避けようもない家族間の事だけに、シフォン素材のようにデリケートに扱わないと破けてしまうのでしょう。それぞれに乗り越えていけ...
タイトルと表紙のイメージから、もっとふんわりと可愛らしい和み系のお話かと想像してたら4短編とも家族の確執がテーマで、結構心に波が立つ考えさせられるお話でした。避けようもない家族間の事だけに、シフォン素材のようにデリケートに扱わないと破けてしまうのでしょう。それぞれに乗り越えていけそうな気配が見えるので読後感は悪くないものです。
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近藤さんのこういう作品、久しぶりに読めて嬉しい。 いろんな思いがあるんですよ、下着には。人それぞれにね。 2013/8/28読了
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
田舎のさびれた商店街に本屋さんの後にオープンしたランジェリーショップ。 そこに出入りする人々のショートストーリー、が一続きに。 華やかなショップだけれど、ひとつひとつ意外に重たいテーマ 最初の2話はお客さん、3話目は店主、4話目は店主とお客さん どれも、親と子の関係が複雑、特に最初の親は嫌な感じでした。
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とあるランジェリーショップと、そこに集まる身体の悩みを抱えた人たち。 下着とは隠すべきもの、という認識があるけれど、この小説に出てくるのは、宝石のようにキラキラとして、人に見せたくなるようなものばかり。 読みおわって、すぐに下着を買いに行きたくなった。自分を特別扱いするために。
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うんうん、軽い感じで面白かった♪ ランジェリーに興味はないけど、こんなお店があったら行ってみたいな♪
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